大峯奥駆 4泊5日(金峯神社発着)

2024.11.19(火) 5 DAYS

チェックポイント

DAY 1
合計時間
15 時間
休憩時間
4 時間 20
距離
23.4 km
のぼり / くだり
2039 / 1570 m
1 13
52
33
22
17
34
25
7
9
9
17
38
38
11
10
26
53
17
15
DAY 2
合計時間
14 時間 12
休憩時間
3 時間 59
距離
17.8 km
のぼり / くだり
1454 / 1389 m
46
26
49
21
12
20
34
25
41
33
4
16
25
20
31
5
39
12
DAY 3
合計時間
14 時間 7
休憩時間
3 時間 54
距離
16.1 km
のぼり / くだり
1432 / 1864 m
17
10
5
28
12
12
14
1
15
58
17
19
13
54
17
21
1 15
20
45
DAY 4
合計時間
12 時間 57
休憩時間
44
距離
22.9 km
のぼり / くだり
1998 / 2269 m
1 24
57
15
26
30
41
2 4
17
15
7
14
15
19
1 16
8
46
DAY 5
合計時間
14 時間 28
休憩時間
2 時間 30
距離
77.0 km
のぼり / くだり
1204 / 1305 m
9
35
21
1 27
5 33
26
6
1
9
12
4

活動詳細

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7年前の再任用時、八経ヶ岳でリタイアした大峯奥駆道。 今年も予定と天候がかみ合わず諦めかけていましたが、 最後のワンチャンスでなんとか歩ききることが出来ました。 前回は夜行バスであまり眠れず、反省で今回は時間がかかるが車で行くことに。 (完全退職して時間はいっぱいあるのが強み。) 出発前日18日朝にはに吉野に入り、その日は吉野観光して車中泊。 何処に車を駐めるか迷ったが、初日が楽になる金峰神社の駐車場に駐め最終日に吉野駅から 歩くことに。 最近は殆ど日帰り中心で(長くて1泊2日の縦走か停着山行)、今回のような長い縦走から遠ざかっており体力が心配。 変則だとは思ったが、これが今の私にとって一番完歩確率が高そうに思えた。 初日(ガス→雪→快晴)金峯神社→行者還小屋  朝2時起床で3時頃出発。 周りは濃いガスで、上だけカッパを着て出発。 青根ヶ峰を過ぎて林道を歩き、四寸岩山に登るところでルートミス。 登り口を見落としてしまった。 (ガスで足下ぐらいしか見え無かったのと、GPS(etrex20x) の調子が悪く起動できていなかったのが原因・・・この時点では携帯GPSはバッテリーが心配でできる限り見ないつもりでいた。) そのまま歩き続けてしまい、こんなに舗装路歩いたかなと思い最終的に携帯のGPSで確認したのが10分ほど過ぎたところ(ログの開始地点・・・この後のログは全て携帯のもの)。 分岐まで戻るか迷ったが、今日は出来るだけ先に行っておきたい。そのまま林道を進むことにした。 (標高差300mほどのショートカットをしたことになる。) 登山道と再度合流して直ぐに二蔵小屋。前回泊まった小屋だが、9月から閉鎖されていた。 この辺りからガスの水滴が雪に変わってきた。枯れ葉にうっすらと雪が積もってきている。 またリタイヤか?いやな気がしたが、天気予報では高気圧覆われるはず降り続けるはずがない。 最悪ダメでも戻れば良いだけと先に進んだ。 予想通りしばらくして雪はやみ山上ヶ岳手前で青空が見え始めた。 更にその後快晴となり気分よく進む。 これが見られただけで来た甲斐があったと思える雪景色。 小笹の宿で水を補給し、予定通り行者還小屋まで。 (大普賢岳から行者還岳の間で登山道工事(梯子等の架け替え)工事の方がいてびっくり。 ありがとうございます。) 2日目(小雨→ガス→曇)行者還小屋→深仙小屋 昨日午後の快晴で期待していたが、いまいちの天気。 2時起床の3時出発。 夜の雨で雪はほとんど残っていない。 今日は八経ヶ岳を越え初めての登山道に入る日で、天気が悪く気分は沈みがちだが期待もある。 弥山付近の緑の苔の絨毯に癒やされながら八経ヶ岳へ。 昨日の疲れが残っておりペースが上がらず、予定していた持経宿は諦め。 釈迦ヶ岳の直ぐ下にある千丈平は何時か泊まってみたいと思わせる快適そうなビバーク地。 ここのかくし水で水を補給し深仙小屋まで。 小屋までのトラバースの道はキレイに笹が刈られていた。 小屋で休んでいると、山彦グループの方(1名)が訪れ話が聞けた。 笹苅はグループの方々が行ってくれたらしく、是非行仙宿に泊まりなさい・水場の水は出ているはず・ドコモなら深仙小屋の西側で電波が通じる等とのアドバイスをいただいた。 ありがとうございました。 いろりに残った燃え残りの小枝に火をつけ濡れた靴等を乾かす。(完全に乾かすには至らなかったが・・) 小枝は湿っており燃えにくく煙でいぶされながらの暖となった。 小屋の裏から自宅に宿泊予定地の変更を連絡し、食事を取ったら早めの就寝。 3日目(快晴)深仙小屋→行仙宿 夜中に起き出すと満天の星。オリオンが正面に見えた。 今日は天気が期待できそうだ。 夜の風で笹藪は乾いており、濡れないで済んだ。 2日歩いてようやく自分のペースが分かってきた。 ゆっくりだがこのペースでなら歩ききれるという気持ちの余裕が生まれてきた。 オーバーペースにならないよう気をつけ進む。 小屋から少し進んだ太古の辻から南奥駆に入る。 山彦グループのかたから聞いたとおり、周りの山肌に植林が増えてきた。 開けたところが少なく景色は良くない。 林道や鉄塔など人工物が多くなり、少しずつ下界が近づいてきてるのを感じるようになった。 嫌になるほどのアップダウンを繰り返し持経宿・平治宿と進み行仙宿へ。 着いたら小屋から10分程下ったところにある水場に水汲みに。 話の通り水は出ていた。(10日くらい晴天が続くとかれるそうです。) 自分用に2l。ついでに小屋の置き水用に2lペットに2本汲んで担ぎ上げる。 途中に「ガンバレ ガンバレ 水は命」の看板。その通りです。 小屋に戻ったらストーブに火を入れ暖まりながらの夕食。 電気もつくし、非常食もある(有料)。 宿泊料2000円・電気代100円を払い利用出来る超快適な小屋。  ありがとうございました。 4日目(快晴)行仙宿→五代尊岳 今日も朝2時起床で準備。電気がつくので本当に楽だ。 使った毛布を片付け戸締まりして出発。 今日もアップダウンが多い。 笠捨山を過ぎ、ドカンと標高を下げ古屋の辻。 ここから舗装道路に何度も出合いながら玉置山まで登る。 玉置山から玉置神社そして駐車場まで多くの参拝者に出会った。 玉置神社で水を補給。 社務所の方がいて横の蛇口をひねれば良いと教えてくれた。 参拝者が思ったより多く心配はしていたが、駐車場に着いてびっくり。 ほぼ満車状態。これではテントが張れそうにない。 休みだと思っていた売店もやっている。 親父さんに話を聞くと平日でもこんな感じで土日はもっとすごいとのこと。 テントは諦め先に行くと話すと五大尊岳まで行くと良いと教えてくれた。 買いたいと思っていた手ぬぐいと、食べたかっためはり寿司を購入し駐車場を後にした。 玉置辻から大森山へ登りきると後はどんどん標高を下げるだけだと思っていたが、多くの方が書いているように意外とアップダウンがありめげる。 五大尊手前に良さそうなビバーク地があったが上まで上がってみることに。 山頂には適当な場所がなかったが、直ぐ先のピークでギリギリ一張り分のスペースを発見。 今日の宿と決めた。 テントを張ったら中から夕日をながめながらの夕食。 風の音を子守歌に聞きながら眠りについた。 5日目(曇)五大尊岳→熊野本宮(バス・電車)吉野→金峯神社 今日は熊野川を渡る。 川は陽が昇ってから渡りたい。 となると、7時台のバスには乗れず次の9時7分発のバスになるが、これなら吉野で土産物を買いながら金峯神社に戻れそうだ。ちょうど良い。 2時起床で3時半出発。 今日もアップダウンを繰り返しながらの下り。 熊野川が見えてからは何でこっちに降りないの?って思える大回りなルートで参った。 予定通り日の出過ぎに川に到着。 靴を脱ぎ裸足で徒渉。 冷たいのを覚悟していたが意外と温かく拍子抜け。 足だけだったが水垢離として大鳥居をくぐり熊野本宮へ。 参拝し、今回の山行を感謝し家族の安全を祈願。 後はバス・電車を乗り継ぎ吉野に戻った。 吉野は土曜ともあって大勢の人で賑わっていた。 ここから金峯神社まで出発前日目星をつけておいたお店によりお土産を買いながら金峯神社に戻った。 車に戻ったら近くの温泉をチェック。 吉野町老人福祉センター中荘温泉(500円)が6時までと知り、急いで出発。 5時30分になんとか到着、5日分の汗を流した。 更に近くの焼肉 馬酔木で夕食、 亀山から高速に乗り途中で車中泊しながら自宅に戻った。

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