明星ヶ岳（奈良県）

双門の下見で狼平から熊渡の下山ルートを見ておきたくて今日は熊渡からカナビキで頂仙岳、日裏山、細尾山、明星ヶ岳、八経ヶ岳、弥山と周回してきました。

大峯奥駈道を細切れにして歩いています。今回は最後の難関明星ヶ岳から楊枝ノ森間の未踏区間を縦走。これで五番関から釈迦ヶ岳までの奥駈道縦走がつながりました。八経ヶ岳から楊枝ノ森間は人も少なくてのんびりできましたが、復路は遅くなると日没になってしまう恐怖感で必死に歩き、何とか日没前に車に到着。心配していた五鈷峰近くの崩落地ですが、晴れていれば問題なく通行できます。雨の日は崩落地にも、五鈷峰のアルミ梯子にも気を付けないと。

関西人なので、京都出張に合わせて、近畿最高峰に登って来ました。 山頂以外はまったく眺望がなく、ずっと同じ景色が続くので、なかなかメンタル的にしんどかったです。 さらに、1200mまで登ったあと、あまり標高が変わらない状態で緩やかに上下を繰り返すので、登ってる・下ってるといった実感がなく、無駄に距離だけ歩かされてるツラさもありました。 今回もっとも印象的だったのは、帰りの近鉄京都線車内の冷房が強すぎて、寒すぎたこと。 髪の毛が揺れるほどの風が送風口から冷風が出てるってどういうこと？

八経ヶ岳にテント泊で行ってきました。 登山口から林道出合いまでが少し急でした。その後は緩やかな登りでした。途中、天女の頂を通りましたが景色がとても良かったです。狼平から弥山までは、そこそこの急登で応えました。弥山に着いたら、小屋前にテントを張ってから、八経ヶ岳に登りました。山頂で夕暮れを待ちましたが、日の入り15分前に完全に雲がかかり夕立に降られました。 2日目は、朝起きたら濃い霧だったので朝日は諦めテントを撤収してから、八経ヶ岳から細尾山経由で下山しました。霧がかった森が幻想的で綺麗でした。途中、頂仙岳に登りましたが、急登で道が分かりづらい上に展望もなかったです。天女の頂は登らず巻きましたが、こちらは登る方が楽だと思いました。 今回はペースを抑えてゆっくり登ったのと、道が歩きやすかったこともあって、距離は長かったものの余裕のある山行でした。