白峰三山縦走⛰️ 2泊3日テント泊⛺️

2024.09.05(木) 3 DAYS

チェックポイント

DAY 1
合計時間
12 時間 22
休憩時間
4 時間 24
距離
7.2 km
のぼり / くだり
1772 / 305 m
DAY 2
合計時間
6 時間 45
休憩時間
1 時間 3
距離
6.2 km
のぼり / くだり
584 / 798 m
DAY 3
合計時間
10 時間 10
休憩時間
1 時間 2
距離
13.9 km
のぼり / くだり
567 / 2545 m
3 28
2 25
29
1
1
5

活動詳細

すべて見る

今年最後のテント泊縦走は初の南アルプス遠征⛰️ 北岳、間ノ岳、農鳥岳の3000メートル超えの山々、天空の稜線を歩く、白峰三山縦走です⛺️ 盆休みを前後2回に分けてズラし、秋休みと称して、またしても平日に連休を無理やり作りました🤭 2泊3日の日程でカメラ機材を含め、ザック重量はまたも20キロ🎒(今回これは大反省でした😭) 縦走後、車の回収をスムーズにするために奈良田駐車場に車をとめて、そこから北岳の登山口である広河原までバスで移動、縦走後に奈良田に下りてくるというルートです🔄 仕事終わりに出発しましたが、名神高速道路の工事通行止めによって、関西から6時半掛かってしまい、奈良田駐車場に午前3時頃到着しました🚗💦 DAY1 いつものように眠れない車中泊後、8時にバス停に向かいました。平日のバスは8時40分発が始発のため、そこから広河原に着くのは10時前と少し遅めの登山開始になります⤴️ また奈良田バス停ではなく、始発の駐車場前から乗ることをオススメします(徒歩10分の距離です)。チケットは直接、乗務員さんから買います🚌 私は始発40分前に並んでギリギリ座れました。平日でも普通に座れません、山道を走るバスで1時間立ちっぱなしは登山前からしんどいです💦 1時間後、広河原に着くといよいよ登山開始🥾 有名な吊り橋が、これから始まる冒険の入り口です✨ 10時から登り始めますが、早々に急登続きで、睡眠不足とザックの重量に早速心が折れそうになりました笑🥲 3時間ほどで白根御池小屋に到着、バスで一緒だった40名ほどのうち10名くらいはここの小屋で1泊するようでした。私ももうテントを張りたいところでしたが、今日目指すのは北岳の麓の肩の小屋です🛖 鹿肉カレーで英気を養って出発しました。ここらから急登で有名な草スベリコースではなく、右俣コースを選びましが、こちらも十分にキツかったです💧 このルートを登っている方は全くおらず、そして北岳も完全にガスにつつまれてしまい、孤独な戦いとなりました😓 稜線に出てもガスガスで、こうなると唯一期待するしかない、雷鳥を探しながら登りましたが、残念ながら出会えず。17時頃にようやく肩の小屋に到着しました💨 小屋泊の方がかなり多いようで、平日ということもあってか、テントは20張くらいでしょうか⛺️ 幸い雨には降られず、稜線から富士山が見えるであろう絶好の位置にテントを張りました🗻 これが後々、最悪な事態を招くことになろうとはこの時は夢にも思いませんでした😱 夕方はずっとガスに包まれており、私の目的のひとつ星空撮影が危ぶまれましたが、夜の天気予報と星空指数を信じて仮眠をとりました💤 20時頃何気なくテントから外を覗くと、満天の星空が広がってました⭐️ 肉眼でもはっきり見える北岳山頂に立ち昇る天の川🌟居ても立っても居られなくなり、カメラと三脚を持って北岳山頂にアタックしました。ヘッドランプをつけてゆっくり登るとはいえ、暗闇の中、目印等がわからずに苦労しましたが、意外と直登ではないトラバースが多く、コースタイム35分、比較的安全に登ることが出来ました🚩 本当は夕方にロケハンをしたかったのですが、まさか夜に北岳初登頂するとは思いませんでした😅 あらかじめ紙地図で方角や時間を調べていたので、思い描いていた構図で天の川の写真を撮影することが出来ました😆 もう少し頂上を独占していたかったのですが、明日の朝焼けのために下山し、テントに潜りこみました💤 ...そして真夜中、とんでもない風に叩き起こされました。最初はバタバタ音がうるさくて寝れないなという感じだったのですが、時間が経つにつれ台風なみの暴風になり、完全にテントが斜面の方に傾いた状態になりました。テントポールはたわみ続け、午前2時から4時の間、内側からずっとテントを押さえ続けていました💦 2時間ずっと生きた心地がせず、登山を初めて以来、初めて命の危険を感じました😱 ようやく風が収まった頃に、外に出てテントのペグを打ち直し、より重い石を積みました🔨 DAY2 5時頃、昨日の暴風が嘘のような穏やかな朝が迎えてくれました、期待していた富士山もくっきり目の前に見えましたが、それよりも安心感が強かったです☺️ 同じテント場サイトにいた方々も昨日は眠れなかったようで、皆さん揃って寝不足でした😵 今日は元々ゆっくり出発でも良いかなと思っていたので、再び仮眠をとってテントを撤収し、肩の小屋で朝カレーをいただき、8時半に農鳥小屋に向けて出発しました🐾 昨晩に登った北岳ですが、やはり20キロの荷物を背負って登るのは勝手が違いました。先が思いやられます💦 今日は1日中快晴、富士山はもちろん南アルプス、北アルプス、八ヶ岳までくっきりで、北岳山頂から北岳山荘までの稜線を見ると、いよいよ白峰三山縦走が始まったなと実感します👍 絶景の稜線を1時間程下って予約困難な北岳山荘に到着。しっかりと水分補給をし、今度は40分程登って中白根山を経由した後、すぐに間ノ岳の雄大な姿が目に飛び込んできました⛰️ 早朝から肩の小屋や北岳山荘から間ノ岳まで行って帰ってくる登山者の方々が多く、私もこの2日目を楽しみにしていたので、疲労困憊ながら、自然と笑みがこぼれました😊  13時半頃に間ノ岳にたどり着きましたが、山頂には私独りだけ、日本第3位の高峰から見る、第1位、第2位の山々は神々しく、最高の贅沢でした😆 ここから農鳥小屋までの下りはガレ場のため、重量を担いだ脚への蓄積疲労と足の裏の痛みで、かなりダメージを受けました💦 15時半頃、農鳥小屋に到着💨 テント受付の際に昨晩の暴風で眠れなかった件を伝えると、少し離れたテントサイトがハイマツを背にして風を防いでくれる場所になっていることを丁寧に教えていただきました👌 低い石の壁の内側にテントを張れるようになっており、目の前にはちゃんと富士山という眺望も良く、そして、そのサイトは私のみだったので、なんだか得した気分になりました✨ 本日は15張もあったでしょうか。水場は15分離れているという不便さはありますが、最高のテント場でした⛺️ 安心感からか、そのまま仮眠💤 18時頃に目覚めるとあたりは真っ白ガスガス。カップラーメンで夕食を簡単に済まして再び仮眠💤 そして星空指数の予報通り、20時頃に満天の星空!農鳥岳に天の川が立ち昇ります🌟 周りに誰もいないので、テントと白々しい自撮りを楽しんで、早めに切り上げました📷 明日はこの縦走の核心部、鬼のような激下りが待っています↘️💦 DAY3 4時半起床、昨日は完全無風で、朝までぐっすりとはいきませんでしたが、十分な睡眠がとれました。やはり安心感が違いました。感謝です👍 いよいよ縦走最終日、本日も快晴☀️ まずは農鳥岳を目指します⛰️ 朝イチの登りはいつもキツイです💦 小屋から1時間半、西農鳥岳を登ったあとは、意外と下ります。この辺りの岩場は全身を使って登る箇所があり、この縦走で一番滑落の可能性があるとしたら、この辺りでしょうか。ただゆっくり慎重に行けば問題ないと思います👌 そして最後の登りを終えた先に農鳥岳山頂🚩ここからの富士山の眺めはまさに圧巻でした🗻 北岳、間ノ岳と3000メートルの山々を歩いてきましたが、ここから見る富士山が一番と断言します😆 縦走最後の山という上方補正はなしで笑 個人的には表銀座縦走で燕岳、槍ヶ岳より大天井岳が意外と良かったという感覚です🤣  ずっと山頂に張り付いていたかったですが、ここからがこの縦走の核心部です⚠️ 大門沢下降点、ここから車を停めている奈良田まで、いっきに約2000メートルを下ります😭 私には膝痛などがないのは不幸中の幸いでしたが(念のため膝サポーターは買いました)、さすがに疲労とザックの重さに、足の裏が悲鳴を上げ続けます😖 何度も転びそうになりながら、無心で下り始めから2時間半、ようやく大門沢小屋に到着しました💨 カレーうどんとコーラ2本で一息つきますが、まだ3時間は下り続けます💦 途中、八ヶ岳の美濃戸から行者小屋に向かう南沢ルートのような苔と沢の登山道で癒されますが、もうこの辺りではまだか?まだか?の大きな独り言の連続です😂 逆ルートで奈良田からテント泊装備で登ってこられる方もいらっしゃいましたが、この長い急登はさすがに私には真似出来ません🆖  もう1度、富士山を拝みに農鳥岳を登る際は、大門沢小屋でテントを張って、荷物をデポするか、完全に小屋泊だと誓いました🤣 ようやく、登山口に着いた際は安心感がどっと押し寄せてきましたが、ここからさらに駐車場までは舗装された一般道を1時間歩くことになります。石や砂利を歩かないだけでも、足へのダメージは軽減されている気がしました。最終日は10時間行動でしたが、白峰三山縦走を振り返るには、山と現実世界の間、ちょうど良い道だったかもしれません🤔 車にたどり着いた際には、棒と化した脚で運転出来るのか心配でしたが、登山靴を脱いだ瞬間、ようやく本当の達成感が湧いてきました🙌 〜白峰三山縦走を終えて〜 南アルプスはどこもキツイとは聞いていたのですが、私の想像を上回っていました💦 ザック重量も使わなかったものが多々あり、自分の身の丈に合った重量にすべきと、ひたすら反省です😓 (今回特に要らなかったもの、望遠レンズ🔭) そして稜線でのテントの設営です。北岳でも特に風が強い日だったようですが、もっと場所選びに慎重になるべきでした。テントの向きを変えたり、もっとペグや石をしっかり配置したりと工夫も勉強したいと思います🤔 何故か私のテント泊登山は、初日ガスガスで2日目3日目は、快晴というジンクスがあり、今回も見事に当てはまりました🎯 おかげで、白峰三山縦走は全ての稜線と山頂を最高の条件で満喫することが出来ました👍 初めての南アルプスの星空にも恵まれました。場所が違うと星もガラリと印象が変わります。不思議なものですね🌟 ただ夕焼けだけにはいつも恵まれないので、いつか堪能出来たらと、贅沢な希望を抱いております🤭 今回も平日でしたので、登山者の方は少なかったですが、行く先々で素敵な方々にお会い出来ました。皆さんこの数日のために色んな努力や想いがあるんだなぁと感じ、改めて力をもらいました💪 最高の3日間をありがとう、南アルプス‼️

活動の装備

  • マムート(MAMMUT)
    Aenergy FL Half Zip Longsleeve AF Men
  • ファイントラック(finetrack)
    ドライレイヤークールT
  • マムート(MAMMUT)
    Eigerjoch Advanced IN Hooded Jacket Men
  • パーゴワークス(PaaGo WORKS)
    フォーカス
  • ブラックダイヤモンド(Black Diamond)
    ストーム450
  • ブラックダイヤモンド(Black Diamond)
    ディスタンスカーボンFLZ
  • ミレー(MILLET)
    ティフォン 50000 ストレッチ ジャケット
  • マウンテンイクィップメント(MOUNTAIN EQUIPMENT)
    GLACE HOODED TOP
  • マウンテンイクィップメント(MOUNTAIN EQUIPMENT)
    GLACE HOODED TOP
  • ミレー(MILLET)
    ドライナミック メッシュ NS クルー
  • ソト(SOTO)
    マイクロレギュレーターストーブウインドマスター
  • フィッツ(FITS)
    靴下
  • グレゴリー(GREGORY)
    バルトロ75
  • マムート(MAMMUT)
    Trekkers 3.0 SO Pants AF Men
  • ニーモ・イクイップメント(NEMO Equipment)
    タニ2P
  • スポルティバ(LA SPORTIVA)
    トランゴアルプエボGTX

もしも不適切なコンテンツをお見かけした場合はお知らせください。