冬支度の金峰山、秋晴れの奥秩父

2023.10.22(日) 日帰り

活動データ

タイム

08:04

距離

16.1km

のぼり

1269m

くだり

1268m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
8 時間 4
休憩時間
54
距離
16.1 km
のぼり / くだり
1269 / 1268 m
1 57
26
22
20
22
4
7
6
18

活動詳細

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この登頂で8回目になります。終始見事な秋晴れに恵まれた山行でした。 金峰山へのアプローチはバリエーションルートの八幡尾根以外は全て登りきりましたが、アコウ平ルートからは登ってませんでしたので行ってきました。 昨年5月に黒平から登ったクラシックルートのハーフ版とも言えるルートです。明るい南側から登るので晴れていれば常に好展望です。10月も中旬を過ぎるととても寒くもはや冬です。おそらくマイナスになっていたであろうアコウ平。前日の大菩薩嶺と比べてとても寒く少し防寒したくらいの服装だったのがミスでした。 渡渉もありましたが、ロープや木製の橋が付けてありましたので着水せずに渡ることができました。 御室小屋までの渡渉ポイントは涸沢になっておりました。昨年5月は雪解け水があったせいか川になっていたのだと思います。 御室小屋を過ぎると、山頂まで一直線に急登が続きます。さすがの修験道です。針葉樹林と苔の中を登っていきます。破線ルートの中では道も明瞭で歩きやすい道ですが、大股で歩く必要があったり藪ポイントもあるので初心者には優しくない道でしょう。 山頂に近づくと暴風に見舞われます。ビュンビュンと吹き付ける風の中、木曽御嶽山や五丈石をなんとか撮影しておりました。あまりの暴風で体が冷えてしまいました。晴れているからよかったですが、雨でも降っていようものなら低体温症になっていたかもしれません。 奥秩父という山域は森が本当に深くて、北上州、南越後の山に比べると森林限界が高いようでアルペンムードを持った山は金峰山くらいのものでしょう。三宝山、甲武信岳、小川山も標高が高めなものの森林に包まれた山々です。 暴風から避けるようにして、樹林帯の尾根に入ります。このように暴風を避けることができるのは奥秩父のメリットと言えるのではないでしょうか。いつもの大弛峠までの道を歩きます。苔むした登山道に日差しが差し込み美しい景色が広がっていました。すれ違う人も多かったですが荷物少なめでスタート遅めの方はちょっと心配になりました。15:00くらいまでにピストンできるのかな...?と。 大弛峠はもちろん満車で、林道に車が沢山並んでました。紅葉が散っているので迷いましたが、国師ヶ岳までのお代わり登山を楽しみます。夢の庭園へ寄るほどの気力はなかったので、国師ヶ岳と北奥千丈岳のピークは踏んで戻ることとします。この山々にきたら来たで、ここでしか見られない景色があるので私はとても好きです。金峰山を真ん中に御嶽山や南アルプス、八ヶ岳も綺麗に見えるのでとても満足しました。 今年、二回目の金峰山でした。9月に来た頃はまだ残暑が強く残っており秋の気配すら感じませんでしたが、奥秩父の最高峰たちは冬支度を始めているようでした。また来年来れることを楽しみにしています。 今年最後の推し山への日記とします。

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