活動データ
タイム
09:40
距離
24.0km
のぼり
965m
くだり
965m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る3週間ぶりの山行となってしまったけど、泊まりで尾瀬に行ってきました。 尾瀬は20代の頃行って以来なので何十年ぶり?😅 当時の記憶がどのくらい残っているか、楽しみでもあります。 今回の宿泊地は尾瀬ヶ原の端っこにある見晴の弥四郎小屋。 初日に鳩待峠から入り、山ノ鼻〜東電小屋経由でひたすら木道を歩いていきます。 尾瀬ヶ原の両端に鎮座する名峰、至仏山と燧ヶ岳は雲が重く垂れ込んで見ることができません😨 花の季節はもう終盤で、木道脇にエゾリンドウやトリカブトなど僅かな種類の花々しか咲いてませんでしたが、湿原の草は赤や黄に変わりつつありました。 これが“草紅葉”って言うんですかね。綺麗でした。 2日目は7時前に小屋を発ち、至仏山の登山口のある山ノ鼻までまたひたすら木道を歩いていくと、この日はハッキリ見えてる至仏山がどんどん近づいてきます。 反面、後ろを振り返ると燧ヶ岳が遠退いていくのが何となく寂しいですね。 行き交うハイカーも少なく、早朝の湿原をひとり歩くのは爽快そのものです。 山ノ鼻で少し休憩し、至仏山を登り始める。 程なく森林限界を過ぎるが、ここからが長い。 優雅な山容とは裏腹に、標高差約800mを直登で一気に稼ぐコースは中々にキツい😅 それに滑りまくる赤茶けた蛇紋岩で集中力をかなり奪われる。あれが濡れていたら途中でリタイヤしたかも(でも左回りしかできないので山ノ鼻へは戻れないんです😱) でも森林限界を過ぎてから振り返ると尾瀬ヶ原と燧ヶ岳の大パノラマが望めます。 これがあったから頑張れたようなものです。 山頂から小至仏山へ続く稜線も見事な風景でした。 細心の注意を払いながら無事、鳩待峠に着きホッと一息☺️ 数十年前の記憶はやはり曖昧で、残念ながら当時と一致する風景は殆どありませんでしたが、木道歩きのルールが右側通行というのは昔なかった気が… 鳩待峠で前日食べた花豆ソフトクリーム🍦をまた食べ疲れを癒した後、帰路に就いたのでした😁 〜燧の火山岩に対して 至仏は古生層に属しているそうで 森林限界が低く そのため灌木帯が広くて 豊富な高山植物を保有している 岩石を攀じ登って 遂に頂上に達した 噂に聞く尾瀬ヶ原を 見下ろしたのも その時が初めてであった 美しい尾瀬の第一印象を 至仏の頂上で得たことは 私の幸福であった〜 深田久弥著「日本百名山」から
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