YAMAP / ヤマップ

栃木の山

  • 日光白根山

    標高 2577 m

    • 栃木
    • 群馬

    栃木県と群馬県にまたがる火山で、深田久彌の日本百名山にも選ばれている。山麓には湖沼も多く、たくさんの花を見ることができる。観光で日光に訪れると前衛の山々に隠れ目立たないが、周囲の山から眺める日光白根山はひときわ高く、重厚感がある。

  • 男体山

    標高 2484 m

    中禅寺湖の北岸にそびえる霊峰で、日光連山を代表する山。開山は8世紀、勝道上人によって成し遂げられた。日本にある111の活火山のうち、最も新しく指定された火山でもある。二荒山神社のご神体でもあるため、入山時期は決められていて(2020年は4月25日~11月11日。冬期は登山禁止)、神社中宮祠での登拝受付(有料)も必要となる。また、夏の登拝大祭時には夜間登山も体験できる。登山道は、基本的に二荒山神社からの1本。御神剣の立つ山頂へは4時間前後かかるものの、そのパノラマは疲れを忘れさせる。かつては、北面の志津乗越からの登山道が山頂への最短路として人気があったが、志津乗越への林道が一般車通行止めとなり、駐車場もないため、近年は歩く人が減っている。

  • 女峰山

    標高 2483 m

    女峰山(にょほうさん)は日光市の北側、男体山の北東約7km地点にある標高2,483mの成層火山である。日光三山のひとつ。日本二百名山のひとつ。 かつては旧・日光市と旧・栗山村(現在は日光市に合併)の境とされた山で、女貌山、女体山とも呼ばれる。いわゆる日光表連山の東に位置し、日本国内では女峰山より東にこれより高い地点はない。山頂には二等三角点「女峰山」(標高2,463.5m)が設置されている。 35万年前ころから噴火をはじめ、平均して1万年に1回の割合で噴火を繰り返したが、8万6000年前を最後に噴火を停止し、開析が進んだため山頂は鋭くなり、日光連山の中で最も尖った外観となっている。浸食によりえぐられた山頂の火口は、約3kmほどの馬蹄形をしており、その西の峰が女峰山、東の峰が赤薙山と呼ばれ、西の帝釈山とも、日光三剣の1つ「剣ガ峰」とされるやせ尾根でつながっている。火口壁はいまも崩壊を続けており、数100mの絶壁がみられる。 日光三山のひとつである女峰山は山岳信仰でも知られ、修験道の修行である「日光三山掛け」の一番山とされる。男体山の祭神が大国主神であるのに対して、女峰山の山頂には滝尾神社の奥社女峰山神社があり、大国主命の妃の一人、田心姫命(たごりひめのみこと)を祭る。

  • 大真名子山

    標高 2376 m

    大真名子山(おおまなこさん)は日光国立公園内、栃木県日光市にある山。標高2,376m。三等三角点「大真名子山」(標高2,375.4m)が設置されている。 日光連山(日光表連山)を代表する一峰で、男体山と小真名子山の間に位置する。関東地方南部地域からも男体山と女峰山の間にその山容が良く臨まれる。 第四紀の溶岩円頂丘で、形成時期は47万年前。安山岩、デイサイトから成る 。

  • 前白根山

    標高 2372 m

    前白根山(まえしらねさん)は、栃木県日光市に位置する標高2373mの山である。日本百名山・日光白根山(最高峰は奥白根山・2578m)は火口湖である五色沼を中心に五色山などの外輪山が連なっており、前白根山もその一座である。詳細は日光白根山を参照。 
https://yamap.com/mountains/252

  • 温泉ヶ岳

    標高 2332 m

    温泉ヶ岳(ゆせんがたけ)は、栃木県日光市と群馬県利根郡片品村にまたがる標高2,332.9mの火山。日光白根山の北側、根名草山の南側、於呂倶羅山の西側に位置する。 温泉ヶ岳は、金精山の北側、根名草山の南側に在る山である。頂上は狭いが円く平らで、山頂付近まで針葉樹林に覆われている。山頂の見通しは悪くはなく、特に東-北-西側は開けており、燧ヶ岳や根名草山などが臨まれる。 古くは勝道上人が日光山を開山、今の奥日光に分け入って湯元温泉を発見し、その背後に聳える山に温泉ヶ岳と名付け、瑠璃光如来を祀ったとの伝承もある。

  • 小真名子山

    標高 2322 m

    小真名子山(こまなこさん)は日光国立公園内、栃木県日光市にある山。標高2,323m。三等三角点「小真名子山」(標高2,322.9m)が設置されている。第四紀の溶岩円頂丘である。政府機関文書では「こまなこさん」と濁らない読み方で記載されているが、一般には「こまなごやま」とも呼ばれる。また、大真名子山と対で呼ぶ際は「おおまなこ、こまなこ」と濁らないようである。 日光連山(日光表連山)を代表する一峰で、大真名子山と帝釈山の間に位置し、両山間は登山道で結ばれている。関東地方南部地域からも女峰山と大真名子山の間に隠れるように山頂部の輪郭のみよく見える。 小真名子山という山名は、男体山、女峰山の孫山「愛子(まなご)」に由来すると言われている。広く関東一円からその山容を見ることができる大真名子山に対し、本山は女峰山と大真名子山の間に隠れてあまり見えないこと、またその山頂標高もやや低いことから小真名子山と名付けられた。

  • 皇海山

    標高 2144 m

    群馬県沼田市と栃木県日光市の境界に連なる足尾山地の主峰。アクセスがよくないことから、関東の他の百名山のように登山者がどっと押し寄せることのない静かな山だ。日光開山の祖として知られる勝道上人の弟子たちが平安期から鎌倉期にかけて開山し、江戸時代には庚申山~鋸山~皇海山を歩く“三山駆け”の修行登山が行なわれていたという。登山道もかつては三山駆けと同じコースがメインだったが、沼田市側の林道が通行可能となったことで短縮路に登山者は集中した。しかし2019年の台風によって林道は崩壊し、復旧の見通しはまったく立っていない。その結果、山頂へは庚申山や鋸山を経由しなければならず、避難小屋での宿泊や危険な岩場の通過などが伴う上級者向きの山に戻ってしまった。

  • 赤薙山

    標高 2010 m

    赤薙山(あかなぎさん)は日光国立公園内、栃木県日光市にある山。標高2,010m。三等三角点「赤薙山」(標高2,010.3m)が設置されている。第四紀の成層火山である。 日光連山(日光表連山)の東端を形成する一峰で、丸山(標高1,689m)と女峰山の間に位置し、両山間は登山道で結ばれている。山頂は高木に覆われており見晴らしは良くない。 赤薙山の山名は、山の南斜面にある薙に由来するものと考えられるが定かではない。

  • 鋸山(栃木県)

    標高 1993 m

    鋸山(のこぎりやま)は、栃木県日光市と群馬県沼田市の境に位置する標高1993mの山である。日本百名山の一座・皇海山(2144m)登頂の最短ルートは沼田市側の皇海林道であったが2019年の台風によって崩壊、2021年現在は栃木県側からのみアプローチが可能。鋸山はその道程で越える一座である。詳細は皇海山を参照。 https://yamap.com/mountains/169