新潟の山一覧

  • 火打山

    標高:2462 m

    • 新潟
    難易度
    1
    体力度
    3

    新潟県糸魚川市と妙高市にまたがる火打山は(標高2,462m)は、近接する妙高山と焼山とともに頸城三山のひとつ。東西に緩やかな稜線をもち、山頂付近の傾斜が急ではないため冬期には雪がべったりと積もり、純白の姿になる。深田久弥も『日本百名山』で「一点の黒もなく真白になる山」と絶賛している。多くの高山植物を見ることができ、なかでも高谷池や天狗ノ庭周辺に咲くハクサンコザクラの大群落は圧巻。山頂からの展望もよく、晴れた日には後立山連峰、北アルプス、南アルプス、富士山まで見渡せる。登山道は南面の笹ヶ峰からの往復が一般的だが、妙高山とセットで登るプランも楽しい。その場合は高谷池ヒュッテか黒沢池ヒュッテに1泊する。

  • 妙高山

    標高:2454 m

    • 新潟
    難易度
    2
    体力度
    3

    妙高山(標高2,454m)は、新潟県妙高市に位置する妙高火山群の主峰。古名を「越の中山」といい、中山を「名香山」と書き、これを音読して「みょうこうさん」と唱えたのが山名の由来とされる。新潟県を代表する山のひとつで、「越後富士」の異名もある。近年はスカイケーブルを利用した往復コースが人気で、山頂駅からゲレンデ内を登り、樹林帯、ブナ原生林、南地獄谷、天狗堂を経て山頂へ。ただし往復7時間かかるので、朝いちばんのケーブルを利用すること。燕温泉コースは、登山口近くに無料の露天風呂(河原の湯、黄金の湯)がある。日程に余裕があれば、西隣の日本百名山・火打山とセットで登る1泊2日のプランもおすすめ。

  • 高妻山

    標高:2353 m

    • 新潟
    • 長野
    難易度
    2
    体力度
    3

    整った三角錐の山容から「戸隠富士」とも称される高妻山は、新潟県妙高市と長野県長野市にまたがる標高2,353mの山。戸隠連峰の最高峰で、連峰を代表する戸隠山(標高1,904m)を差し置き日本百名山に選ばれている。平安~江戸時代にかけて修験の山だっただけに、山頂へ至る稜線上には、今も一から十までの石祠が置かれている(山頂が十阿弥陀)。登山道は戸隠キャンプ場からの一不動経由と近年開削された弥勒新道があり、前者は滑滝や一枚岩の帯岩などのある沢コース、後者は急斜面の尾根をひたすら登っていくコースで、両者は五地蔵山の先で合流する。歩行時間が長くアップダウンの多い行程だけに、山麓に前泊して早朝から登りたい。

  • 苗場山

    標高:2145 m

    • 新潟
    • 長野
    難易度
    2
    体力度
    3

    日本百名山の苗場山は、新潟県湯沢町と津南町、長野県栄村の境にあり、2,000mを超える山頂部は、広大な高層湿原となっている。湿原にはたくさんの池塘が点在し、7月中旬頃からは数々の高山植物が咲き誇る。展望にも優れ、まさしく雲上の楽園の様相を呈する。また、9月下旬以降の湿原の草紅葉も一見の価値がある。その山頂へは新潟県側、長野県側からいくつものコースがあるが、越後湯沢駅や湯沢ICからアクセスしやすい和田小屋から(手前に駐車場あり)山頂を目指す祓川コースの利用者が多い。日帰りも可能だが、この山の魅力を存分に味わうには、山頂にある山小屋の苗場山自然体験交流センターに一泊することをおすすめする。

  • 平ヶ岳

    標高:2141 m

    • 群馬
    • 新潟
    難易度
    2
    体力度
    3

    新潟県魚沼市と群馬県みなかみ町の境界にあり、昭和40年代に入って初めて登山道が開かれた秘峰。山頂には花咲く高層湿原が広がり、池塘越しに眺めるパノラマもすばらしい。とはいえ、登るのはたいへんだ。桧枝岐村側からの鷹ノ巣コースは往復の純歩行時間が11~12時間。途中に山小屋や避難小屋はなく、山頂にあったテント場も近年、緊急時以外は利用禁止になっている。つまり、このコースタイムで日帰り必須なのだ。ヘッドランプやツエルトなどは必ずにザックに入れておき、さらに日の短い秋の登山は避けるべきだろう。最近は魚沼市側からの中ノ岐コース(往復約6時間)がメインコースとなりつつあるが、登山口への送迎は山麓の宿の宿泊者限定などの条件があるので注意したい。

  • 飯豊山

    標高:2105 m

    • 山形
    • 福島
    • 新潟
    難易度
    2
    体力度
    4

    福島・山形・新潟三県にまたがる飯豊連峰の主峰。飯豊本山とも呼ばれ、最高峰の地位こそ大日岳に譲るものの、そのどっしりとした存在感は連峰随一だ。2000mを超える山頂は地図上では山形・新潟県境に位置するように見えるが、実際は飯豊山南東の三国岳から山頂西側の御西岳にかけての約8kmの狭い尾根筋だけが福島県の旧山都町(現喜多方市)というユニークな行政区分となっている。よく登られるのは南東面の川入、東面の大日杉を起点としたコースで、いずれも途中の有料避難小屋を利用する1泊2日の行程となる。避難小屋のうち、飯豊切合(いいできりあわせ)小屋のみは夏期、食事が提供されるが、寝具は忘れずに。連峰北部の門内岳からの縦走は2泊3日をみておく必要がある。

  • 仙ノ倉山

    標高:2026 m

    • 群馬
    • 新潟
    難易度
    1
    体力度
    3

    群馬県と新潟県の県境に位置する谷川連峰の最高峰で、日本二百名山に選ばれている。西方の平標山(標高1,984m)と仙ノ倉山をつなぐたおやかな稜線は、見渡す限りのお花畑と笹原が展開し、楽園のような光景を見せる。お花畑には6月上旬から7月上旬にかけて高山植物が咲き、谷に残る雪渓の景色も楽しめる。また、広場のような山頂からの雄大な展望も魅力のひとつ。バス便や駐車場がある平標登山口を早朝に立てば日帰りも可能だが、平標山の南側に平標山乃家(テント泊可)があるので、宿泊してのんびり稜線漫歩を楽しむことをおすすめする。仙ノ倉山から東の谷川岳方面へは起伏のあるダイナミックな縦走が楽しめるが、岩場の通過が伴うだけに上級者向き。

  • 越後駒ヶ岳

    標高:2003 m

    • 新潟
    難易度
    2
    体力度
    3

    新潟県随一の米どころ、魚沼地方のシンボル的存在。中ノ岳、八海山とともに越後三山(魚沼三山)の一座に数えられ、地元では魚沼駒ヶ岳とも呼ばれる。標高に比して森林限界が低く、上部の尾根筋は大きな展望と高山植物が楽しめるぜいたくな道が続く。登山コースは何本かあり、国道352号の枝折(しおり)峠からの道と北麓の駒の湯からの道がメイン。最短路は駐車場とバス停のある枝折峠からのコースで、ここから日帰りで往復する健脚者も多い。山頂下の駒の小屋に泊まる場合は自炊の準備が必要になるが、寝具は用意され、初夏から秋にかけては管理人も常駐する。なお、駒ヶ岳から中ノ岳、八海山を歩く三山縦走コースは避難小屋での宿泊がもう1泊必要で、技術的にも上級レベルとなる。

  • 巻機山

    標高:1967 m

    • 群馬
    • 新潟
    難易度
    2
    体力度
    3

    深田久弥『日本百名山』に「巻機山というやさしい名前とともに、この隠れた美しい山を、私は上越国境中の一名山として挙げたい」と記される巻機山。新潟県南魚沼市と群馬県みなかみ町の境に位置し、最高点の巻機山本峰(標高1,967m)と御機屋、割引岳、牛ヶ岳の4山からなる。山容は南に相対する峻険な谷川連峰とは対照的にゆったりとし、山頂一帯にはボランティアの手により復元された高層湿原が広がる。その山上部への登路で最も利用されるのは、南魚沼市の清水集落を起点とする井戸尾根経由のコース。他にも同じ清水が起点のヌクビ沢コースや割引岳コース、北面からの五十沢コース、谷川連峰・朝日岳方面からの縦走路があるが、井戸尾根以外は上級者向き。

  • 谷川岳

    標高:1963 m

    • 群馬
    • 新潟
    難易度
    2
    体力度
    2

    群馬・新潟県境の谷川連峰の主峰。一ノ倉沢などの絶壁を従えるアルペン的な双耳峰が特徴的。ロープウェイを利用する天神尾根コースなら、天気が安定していれば初級者でも登頂できる。特に紅葉の景色は絶景で多くの登山者が訪れる。ただし森林限界が標高1500m前後にあることでわかるように、気象条件はたいへん厳しく、午後からの急変が懸念されるので登山は早めに終わらせたい。山頂のトマの耳とオキの耳(最高点)は昔、二つ耳(耳二つ)とかわいい名で呼ばれていた。なお、険しい西黒尾根には初級者は立ち入らないほうがいい。よく耳にする“魔の山”の名は、一ノ倉沢などの岩壁でのクライミングの遭難が多かったことから付けられ、実際に遭難死数はギネス世界記録に登録されている。