ぐんま百名山
横手山
標高 2305 m
横手山(よこてやま)は、長野県下高井郡山ノ内町と群馬県吾妻郡中之条町との境にある火山である。 標高2,305m。上信越高原国立公園の一部である志賀高原を構成する山の一つであり、志賀高原の南東端に位置する。日本海と太平洋に水を分ける中央分水界上に位置する。 山体は、南側と西側が急斜面をなし、北側と東側は比較的なだらかな傾斜を持つ非対称の形をしている。長野県側の志賀高原は観光地としての開発が進んでおり、群馬県側の草津温泉、万座温泉と国道292号で結ばれている。この国道は横手山の南に位置する渋峠で中央分水界を超えており、この地点が全国の国道の最高地点となっている。これにともない、横手山も、スキー場、リフト設備などによる観光開発が進んでおり、夏冬を問わず、手軽に登れる山となっている。
至仏山
標高 2228 m
尾瀬ヶ原を東に向かって歩くと正面に見える独立峰が燧ヶ岳、振り返って目に飛び込んでくるなだらかな姿の山が至仏山だ。花の名山として知られ、夏にはホソバヒナウスユキソウやオゼソウ、ジョウシュウアズマギクなどの希少種を見ることができる。秋の紅葉期もすばらしい。山頂へは、尾瀬ヶ原の入口でもある鳩待峠から小至仏山を経て山頂を往復するのがメインコース。とはいえ、何度かの登り返しと蛇紋岩の滑りやすい道が続くのでけっこう疲れる。もし日程に余裕があれば、鳩待峠から尾瀬ヶ原にいったん下って山の鼻で1泊ののち、至仏山に直登する東面登山道を登るのがおすすめ。東面登山道は途中から登りの一方通行になるうえ、往復登山のやや味気なさも解消できる。
武尊山
標高 2158 m
群馬県の北部にあり、谷川岳と日光白根山を線でつなげたその中間点にそびえる。穂高岳に読みが似ているため上州武尊山と呼ばれることも多い。すばらしい展望を持ち、初夏~夏は花々に彩られる魅力的な山でありながら、百名山のなかでは知名度が低めで、国内の標高2000m以上の山としては唯一、自然公園に指定されていない山でもある(林野庁の自然休養林には指定)。一見、なだらかな山容をもつが、山上部は鋭い姿の峰が並ぶうえに深い谷が数多く切れ込み、そのせいか、県内ではツキノワグマの生息密度が高い山でもあるそうだ。ヒマラヤで活躍した地元(沼田市)出身の登山家、山田昇氏を顕彰した“上州武尊山スカイビュートレイル140(山田昇メモリアルカップ)”の舞台ともなっている。
皇海山
標高 2144 m
群馬県沼田市と栃木県日光市の境界に連なる足尾山地の主峰。アクセスがよくないことから、関東の他の百名山のように登山者がどっと押し寄せることのない静かな山だ。日光開山の祖として知られる勝道上人の弟子たちが平安期から鎌倉期にかけて開山し、江戸時代には庚申山~鋸山~皇海山を歩く“三山駆け”の修行登山が行なわれていたという。登山道もかつては三山駆けと同じコースがメインだったが、沼田市側の林道が通行可能となったことで短縮路に登山者は集中した。しかし2019年の台風によって林道は崩壊し、復旧の見通しはまったく立っていない。その結果、山頂へは庚申山や鋸山を経由しなければならず、避難小屋での宿泊や危険な岩場の通過などが伴う上級者向きの山に戻ってしまった。
平ヶ岳
標高 2141 m
新潟県魚沼市と群馬県みなかみ町の境界にあり、昭和40年代に入って初めて登山道が開かれた秘峰。山頂には花咲く高層湿原が広がり、池塘越しに眺めるパノラマもすばらしい。とはいえ、登るのはたいへんだ。桧枝岐村側からの鷹ノ巣コースは往復の純歩行時間が11~12時間。途中に山小屋や避難小屋はなく、山頂にあったテント場も近年、緊急時以外は利用禁止になっている。つまり、このコースタイムで日帰り必須なのだ。ヘッドランプやツエルトなどは必ずにザックに入れておき、さらに日の短い秋の登山は避けるべきだろう。最近は魚沼市側からの中ノ岐コース(往復約6時間)がメインコースとなりつつあるが、登山口への送迎は山麓の宿の宿泊者限定などの条件があるので注意したい。
白砂山
標高 2140 m
白砂山(しらすなやま)は、長野県・新潟県・群馬県の3県の境に位置する山である。標高は2,139.7m。日本二百名山および越後百山、信州百名山、ぐんま百名山に選定されている。 群馬県六合村側の野反湖展望台兼案内所を登山口とするコースと、同じく中之条町の野反峠休憩舎を登山口とし八間山を経由するコースがある。山頂までは4〜5時間を要する。国土地理院発行の2万5千分の1地形図には、佐武流山との間に歩道の表記があるが、現在は荒廃しているため、通行できない。登山道は比較的なだらかで初心者でも登りやすく、道も良く整備されている。また、景色も良い。