14:08
25.5 km
2304 m
庚申山・駒掛山・渓雲山・薬師岳・鋸山・皇海山・女山
皇海山・袈裟丸山・庚申山 (栃木, 群馬)
2024.04.18(木) 日帰り
残雪の皇海山へ行きました。 正直、リサーチ不足なところがありかなり苦労しました。 さすが銀山平からの日帰りコースは県の最高難易度といわれるだけあり、 全体的に見て体力、技術、経験値がある程度求められる山だなと感じました。 庚申山までは割とスイスイいけますが、庚申山からがスタートみたいなところがあります。笑 というのも、庚申山までは残雪や危険な箇所も比較的少なく意外と大丈夫だと感じてしまうのですが、その先がきついです。 まず、庚申山から皇海山までは複数の山を登って降りての繰り返し(危険な岩場もあります)です。 また、想像していた以上に雪が残っており、油断していると腰まで簡単に踏み抜きます。 特に鋸山の北側斜面は、柔い雪が多く残っており、かなり斜度も高いので行きも帰りも一苦労です。 ワカンかスノーシューを持っていくべきだったと本当に後悔しました。 踏み抜き地獄でトレースもないので、何回か「アァ゛ーーー!」と叫んだくらい頭にきてしまいました。笑 帰りは、女山を経由するルートを選びましたが、これもまた想像以上に熊笹が行手を阻み、 過去1ルート探しに焦りました。熊の目撃情報を他の方の日記でいくつか拝見していたので、ここで襲われたらひとたまりもないと感じ、大声で独り言を話しながら熊笹と奮闘しました。 庚申山荘まで降りれば、もう一安心で無事下山することができました。 (庚申山荘は、現在24年4月18日時点で無期限使用停止中でトイレも利用できないのでご注意ください) 余談ですが、庚申山の頂上付近に鹿の死骸(かなり時間は経過していると思われます)があり、 熊の糞も登山道で度々見かけたので熊すずや独り言、ラジオ等で自分の存在をアピールすることが必須だと思います。 登山道の長さ、岩場と落石の恐怖、踏み抜き地獄を抜きにして語ると、野生動物が多く豊かな自然を感じられる山なので、行った事のない方にはおすすめしたいです。