深坂古道,新道野,疋田山,三足富士

2024.01.13(土) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
3 時間
休憩時間
0
距離
14.6 km
のぼり / くだり
989 / 992 m
9
6
1 3
29
23

活動詳細

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午後から出かける用事があったため、とんでもない早起きせずに普通に寝て起きたら行動できる時間はMAX4時間くらい。 そのくらいの時間で出来ることはなんだろう? つい最近、稲村ヶ岳に登った。 これで「敦賀の山々」という本に掲載されている山でまだ登ってない山は葦原山と三足富士の二つになった。 葦原山は高島トレイルの起点近くで、今はまだ雪の中で大変そうなので、お手軽に登れそうな三足富士に登ってみることにした。 お手軽そうなのになんで今まで登らなかったのかと言うと、低山なのであっさり早く登り終えそうだけど、ちゃんとした登山道がなさそうなので意外と時間がかかるかもという、よく分からない山なので、時間があるときに三足富士だけ登るのはコスパが悪そうで、だからと言って、なにかのついでに登るには時間切れになるかも、とかうだうだ考えていたから。 今回もそうではあったんだけど、じっくり地図を見て、こっちからぐるっと回り込んで気になってた林道も登って、裏から三足富士登ってみると良い感じになりそう?ってことで、ちょうどいい感じのルートができたので行ってきました。 ルートは新疋田駅スタートで、深坂古道を抜けて国道8号線に入り、ずっと気になっていた新道集落のすぐ北からの林道を終点まで行って、そこから三足富士へ。 あとは愛発公民館へ下りて、駅まで戻る周回ルート。 時間に余裕があって、なにか気になるところがあれば、その都度考える感じ。 今回、このルートを考えるとき、カシミールというPCのソフトを利用してGPXデータを作った。 そして、それをスマホのジオグラフィカに表示させた。 トレラン歴12年で初の試みw こんな便利なことができるんだ、とウキウキだった。 でもこれが後々めんどいことになっていくことを、この時はまだ知らない。 当日朝、天気は弱い雨。 ぼろぼろゴアテックスカッパにNo防水のシューズ&手袋。 まあ数時間くらいだしなんとかなるか、とスタート。 駅周辺に雪はなかったけど、深坂古道に入ってすぐから雪があった。 多いところで5~6cmな感じ。 古道は雨と雪でシャーベット状、川のように水が流れているところもあって、すぐに足がヒエヒエになった。 だいたいずっと走ってないと霜焼けになりそうな感じ。 なのに賞味期限切れのウルトラグライドはほとんどグリップせず、雪のある登りは歩くしかなかった。 古道は小川や雪と苔のコントラストがきれいで映えスポットがたくさんあったのに、写真を撮ろうとすると手袋を脱ぎ着脱ぎ着して面倒なので、ひたすら淡々と登るだけにした。 足先はヒエヒエだけど歩いてて体力は余ったるので気持ちに余裕があり、東ケ谷山方面へ行く分岐で反対の階段のほうへ進み、三角点「新道野」に立ち寄った。 そのまま進むとどこに出るんだろうと気にはなったけど、最初から脱線しまくりだとメインが達成できなくなりそうなので深坂古道へ戻った。 久しぶりだからか雪で景色が違って見えたのか、道がよく分からなくてあっち行きこっち行きしたけど、地蔵さんが見えてきて無理矢理突っ切った。 さすが山の中だからか、雪がちらつき始めた。 でも地蔵さんまで来たら8号線までは簡単。 簡単に抜けられたけど、そこから新道集落までが地獄。。。 車は少なかったけど、融雪の水がガンガン出てて、ぼろぼろカッパではびしょ濡れ。 ハードルを飛び越えるようにジャンプして進むけど、数が多すぎるのと高さがバラバラなのでどうやっても身体に水がかかる。 そのうちどうでも良くなって、どぼどぼのまま新道集落に到着、8号線に並行している集落内の道を進んだ。 集落を抜け、スノーベースの裏の道を進み、林道入り口へ。 林道も雪がある。 シューズ滑るけど、歩くと寒くなるので、とりあえずぼちぼち走って体温が下がらないようにした。 林道は初めはコンクリート舗装もされててきれいだった。 枝道気になったけどメインっぽい舗装路を進んだ。 そのうち舗装はなくなり、沢からのあふれた水が道の表面を削ってデコボコ、所々で崩落な感じもあった。 しばらく走って登って冷えが治まったので身支度を整え、補給もして再出発。 林道の終点まで行き、どこから山に入ると良いかチェック。 でも登りたい側はほとんど1m~数mくらい山を削った感じになってて、どこからも登りにくい。 少し戻って、ここならギリギリ登れそうってとこでよじ登って山に入った。 山に入ってしばらく尾根を進むと藪が立ちはだかった。 あー、って思ったけど、よく見るとすぐ向こうになにかのプレートが見える。 少しガサガサと入るとすぐに抜けられ、疋田山というらしい山頂に出て、三角点「疋田」もあった。 なんだかんだ自分自身の装備的な準備不足はあったけど順調には進んでて楽勝な感じ。 手袋の脱ぎ着脱ぎ着はめんどいけど、自分で作ったルートを表示させたジオグラフィカを見て進めばあっという間に終わりそう。 疋田山から三足富士まで距離は700mほど? あっても1kmくらい。 下り基調だし、10~15分も歩けば着くだろうと思った。 とりあえずシューズのせいもあるけどとんでもなく滑るので走らず、慎重に進んだ。 周辺の景色とスマホを見て進むんだけど、なんかどうも変な感じ。 歩きやすそうな尾根を進もうとするんだけど、スマホに表示された地図のルートからどんどん離れていく。 これまで、地図を見ないでなんとなくの感覚で進んで痛い目にあったこともあるので、今日はスマホを信じて進む。 門限のこともあるけど、身体がヒエヒエになっていったら大変だ。 確実っぽいほうを選ぶ。 しばらく進むと植林されたかなりの傾斜の中を下ることになって、いくらなんでもこれは違うっぽいと思い、スマホを見ると、ルートは合ってる(気がする)。 うーん?って考えてたら、そうか!と閃いた。 そうか、これは自分で勝手にこの辺を歩けば良さそーってテキトーに作ったルートだ、誰かが歩いた軌跡じゃないって気づき、ルート通りに進んだら歩きにくいところもあって当然だとやっと納得できた。 とりあえずちょっと高いとこまで戻り、ルートから外れても方向だけ見失わずに歩きやすそうなところを進むことにした。 正直、それでも分かりにくかったけど、なんとか三足富士の山頂に到着。 ほっとした。 山頂からは少し傾斜の緩そうな尾根を進むルートと傾斜がきついけど距離が短いルートがあるようで、どちらか迷ったけど、時間が気になったので最短ルートのほうを選んだ。 これがまた失敗だった。。。 とんでもない傾斜は落ち葉やぬるぬる土質で滑りやすく、何度もしりもちをついた。 ちょこちょこ下っていこうとするけどシューズはグリップせず、周囲の木々をつかみながらよたよた下りるしかなかった。 それだけなら良かったけど、傾斜がきつすぎるので、しりもちついたときに受け身を取る準備もできず後頭部を強打してしまった。 血がダラダラ出るまではなさそうだけど、なんとなくぬるっとした違和感があり、これはまずいと感じて、ちょっと焦って慎重さよりもなるはやで下山することにした。 焦っているのか全然進んでる感覚がなく、遠くのほうに歩道橋がちらっと見えるのに全然近づいてこない。 時々ピンクテープはあるから合ってそうなんだけど。。。 そのうち沢みたいなとこに出て、段々になってるとこに出て、すぐそこな気がするんだけどなかなか公民館まで出られないなと思ってたら、いきなり墓地に出た。 え、もしかして頭打って死んだの?とかは思わず、水場でカッパやらシューズやらを洗って泥を落として、後頭部触ってみて大丈夫そうだけどハゲたかもとか思いながら、さっさと駅まで戻りました。 とりあえず、最低限カッパやらを揃えないとちゃんと楽しめないなと思いました。 でも、雨降りの日の写真はどうやって撮るのがいいんだろう? コンパクトな水中カメラとか防水カメラ使うんかな。 おしまい。

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