活動データ
タイム
11:17
距離
27.3km
のぼり
2271m
くだり
2270m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る久しぶりの好天。この連休中、車の都合で前泊できるのは今日だけ!、しかも半沢直樹を見るため!っていうのは冗談で予定があるので20時には帰宅しないといけない状況。どうするんだ俺。 日帰りで桂木場からの木曽駒か新穂からの槍ヶ岳か迷ってました。 また、縦走に備えてのトレーニングも兼ねていたので、12kgのザックで山行。 19:30には自宅を出発。12時前には新穂高温泉に到着。 観光センターの前に一旦駐車し、駐車場の情報収集。無料駐車場は鍋平にあるくらいは知っていましたが、行き帰りのアクセスに時間がかかるので今回はスキップ。センター前の有料県有駐車場に停めよう。 話によると3時に受付開始するのでみんな車中で待機しているとの情報。2時間ほど仮眠し2時50分頃に起床するとちらほら並んでいて、どうも受付を開始したようなので慌てて並ぶ。自分の番になり、初めてこの駐車場の開放時間が8時〜16時だと知り衝撃を受けた。 というのも4:30出発〜17:55下山の山行計画だったので「行けるのか!オイ」と数分悩み、下山には約5時間かかると見込んで、11時下山のリミットとした。すぐに出発する。 3:52センター前発、ヘッデン装着し右俣ルートへ。真っ暗な中、すでに4名ほど前にいてすれ違う。 動物との遭遇に合わないか物音に敏感になり神経をすり減らしながら、白出沢あたりで薄く明るくなってきて少し安心した。右俣林道は長く、少しずつ高度も上昇している。 短期間で迂回路も整備して頂いているので感謝。 滝谷渡渉地点では周囲が明るくなっていたので槍平小屋のスタッフによる渡渉点を容易に探すことができた。暗いとこんなにも不安なのかと改めて私は明るいうちしか行動できないと感じた。 滝谷渡渉から槍平小屋間で奥穂ジャンダルムがチラリと見えた。 槍平小屋にて小休憩しこれからの登りに備えて少し腹ごしらえ。 数人の宿泊客、テン場では7−8張。 飛騨沢から残り1100mを登っていくのだが、これがほんとしんどかった。 千丈分岐に到着。昨晩槍ヶ岳山荘にテント泊された方から、かなり冷え込み、降雪はなかったがその一歩手前だったという話を聞いた。登山客はいつもに比べるとかなり少なく、待ち時間なしで穂先へ登頂できたと有益な情報をいただく。群発地震も怖いですよねーって雑談。 計画上、登りは千丈乗越、下りは飛騨乗越からと考えていた。見た目では千丈乗越の方が時間がかかりそうだと感じ、飛騨乗越へのルートを選択。…しかしペースが上がらない。 前半からペースを上げてきたツケが回ってきたようだ。呼吸を整えるのに何度も足を止める。時間的な焦りもあり、風も少し強く登っているのに暑さより寒さを感じる。見た目ではそれほどと思っていたがこんなにもきついとは思わなかった。 飛騨乗越に乗越(ノッコシ)ダウン … トレランナーから「楽しみましょう!」と声を掛けられ、そうだ、楽しむことを忘れていたようだ。 飛騨乗越に到着し稜線上に出ると、どーんとこれでもかっというように槍が目の前に! 一気にテンションが上がる! 山荘には9:30に到着。待ち時間も無さそうだしこれなら穂先アタック行けそう。 風は強く気温も低く寒かったけれど、憧れの槍に登頂することができた。 寒さのためか頂上にも自分含めて5人くらいだった。 穂先からの下りで、小学生低学年くらいの子供2人が颯爽と登っていたのに驚いたなあ。 山荘でコーヒーを1杯頼み祝杯。無事に登頂できたことに感謝。 眺望もゆっくりと楽しみたいが、16時には出庫という時間の制限があるので惜しみつつ下山へ。 千丈分岐まで降りると風も弱まり、青空も見え始める。 槍平小屋で着替え、半袖で十分。 右俣林道を経て15時に下山できた。間に合った。 白出沢を過ぎて20分くらいだったか正確には覚えていないけれど、遠くからゴーっという音が近づいてくる。やばい!一瞬で地震だと思い落石がないか耳を澄ませ、何事もないようなのでそのまま下山した。自分がいたところよりも遠い場所だった気がします。調べても地震の発生はなかったので、地鳴り、山鳴りの類なのか…ともあれ山行中に地震に遭遇したらと考えるとほんと恐ろしい。 長文読んでいただきありがとうございました😊
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