登山

テン泊していたお兄さん2人のおかげで2100mまではトレースいただきました🎵
そこからは3人ラッセルして山頂目指す⛰️✨
俺はラッセルのおかげで両足の太もも攣りまくり、昼前から暴風、ホワイトアウトで道間違えるわ水分足りなくなってフラフラになりながら雪食って凌ぐ。
辛い辛い登り始めになりました。

槍ヶ岳（やりがたけ）は、飛騨山脈南部にある標高3,180mの山である。山域は中部山岳国立公園に指定されており、日本で5番目に高い山である。長野県松本市・大町市・岐阜県高山市の境界にある。初登攀は中田又重郎と修行僧の播隆上人。日本百名山、新日本百名山及び花の百名山に選定されている。通称「槍」。

槍ヶ岳・穂高岳・上高地

長野

岐阜

富山

登り始め〜西穂高岳西尾根〜

TeTsU®︎

大雪警報がでていたにも関わらず、冬槍を目指して！
案の定敗退😂
白出沢出会いまでラッセルやらで6時間かかり、心折れました💦

ひらゆの森で温泉浸かって帰宅…
今度は雪が締まる3月に予定しよう。


槍ヶ岳　敗退…2025-01-11

ぴよ太郎

【略】

12月後半から年末年始は怒涛の連勤😇
貴重な休みも東北北部は天気が悪く脱出できず。挙句に毎年恒例の大きな風邪まで発動してしまい体力ガタ落ち⬇️

治りかけではあるが
さて、今年の山始めはどこに行こう？

しばらくソロでキツイ山行をやってないのでモチベが非常に低く、どこに行こうか決まらない。
でもどこか行かないと絶対後悔する

天気の良さげな富士山、北岳、仙丈、八ヶ岳などなどの山々はフォロワーさんの投稿見てると雪が少ない‼️東北はこんなに降ってるのに😳
新潟や後立山は、豪雪だし天気が微妙。
やはり雪あるとこが良いよねー(体力ないのに)
となると...?

あ、この展開2023の年頭にもあったぞ🤭
そう、このパターンは
＼＼＼槍ヶ岳／／／✨
決めたのは家を出て運転してる最中。笑
こんな気持ちで大丈夫なのか？😅


✍️ちなみに前回のレポ
山始め🙏厳冬の槍ヶ岳ソロ🏔
 https://yamap.com/activities/21966792 #YAMAP


今回は、1/4-5で休み。
3日の仕事終わりに雪の降る日本海側を回避すると、新穂高まで片道10時間ドライブ😂3日までは降雪で人も入ってないだろう。
4日は不眠＆到着時間が遅い、そしてラッセルがあるだろうと想定して槍平までを目標とした。

案の定、眠くて眠くて
新穂高に着いたのはAM8:30
駐車場は賑わっており、これはトレース期待できるか！と思いきや、皆んな新穂高ロープウェイに吸い込まれていく。西穂高行くよね〜

久々のソロテン泊厳冬期装備パッキングして、
おそるおそる登山道へ行くと
細いがスキートレース1人分と、スノーシュートレースが！良かった😮‍💨
歩いているといきなり戻ってくる2人組がいて涸沢岳西尾根撤退とのこと。モフモフだったらしい
その人曰く、槍方面にはスキー1名、スノーシュー1名が、涸沢西尾根には2名入ってるらしい。思ったよりすくなっ！！
今年は豪雪で、天気も変わりやすいから避けてるのかな。

とりあえず、今日は槍平まで行こう。
天気的に今日中まで槍ヶ岳山荘に上がれたらいいけど...体力的にも時間的にも厳しいだろう。

2時間歩いてやっと、白出沢。ここを過ぎたらトレースはスキーとスノーシュー各一つ分となる。男の人だから歩幅合わず結果もふもふ...ヒィヒィ

滝谷手前でスキーのお兄さんが音もなくスルスル戻ってきた。槍平からはスキーでも脛上の雪になるらしい😱
うそ、、じゃあこのもふもふでノートレース⁉️

のたのた槍平についたのはPM2時頃。
1人だと本当長い。けどここを厳冬期に歩くのは2回目なのでようやく慣れてきたぞ。
小屋には誰もおらず、どうやら先行の方はできるとこまで進んでるらしい。泊まり装備だからどこがでテント張るのかな🤔
夜に降雪しトレースが消える前に、少しでもついていくか迷ったがテント張れる地形が定かではなく大人しく槍平小屋の中でテント泊⛺️
期待したが、後続は誰も来ない。
うそーん。心細い😔あー！と2人きり🐥
不思議と寂しくはないのだが。おやすみなさい

5日(日) AM2時
ラッセル加味し、日の出を槍で見るべく出発。
空は星が見えず、雪が降っている。
昨日の方のトレースは案の定ほぼない😱
その方は飛騨沢ではなく雪崩回避の夏道に沿って歩いていたため着いて行く。
うっすら道標があるも、それでも膝丈で傾斜が増えてくるのでなかなかキツイ。
暗いし、1人だと思うと気持ちも上がらない。
1時間ほど歩くと、なんと！その方のテント発見⛺️しかも中にいるようだ！

...ということは？？
この先はノートレースでさらに上がる傾斜を1人でラッセルしなければいけない。
病み上がりの私、久しくキツイのやってないしメンタルが着いていかない。まだ時間はあるし、いつもの私ならまだ頑張るのに、、、急にメンタルブレイク‼️😱驚くほど足が動かなくなる

まさかの颯爽とUターンし、1時間かけて歩いてきた道を30分も掛からず戻る。誰も登ってこないのか...なぜかこの時後悔はなく、とりあえず時間はあるので私はテントで不貞寝した😪😂



〜1時間後〜 AM5時頃

小屋の外から声がする。
小屋にB Cのお兄さん2名が入ってきた！
ずっと1人だったので、なんか嬉しくなる。

👨「これから行くんですかー？」
🐥「飛騨沢まで行ったんですけど、トレースなくてさっき引きかえして不貞寝してました〜」
👨「え！勿体無い！今日はなかなかない1月頭の高気圧ですよ！行きましょうよ！スキーのトレースになりますが、エスコートしますよ！」

この言葉でなぜかとても元気が出た。
時計を見ると5時。日の出には間に合わないし下山も遅れてしまう。けど下山は何とでもなる！
せっかく来たんだ、行ってみないと‼️
私のメンタルは爆速で回復したのである❤️‍🩹
KさんとBさんとの出会い、ありがたかった😭

5分もかからず準備して、
スキーの方が早そうだから先に歩き始める。
さっきのトボトボはどこ言ったのか。
外が明るんできたからなのか、かなり調子は良い。テントの方も先に進んだようでスノーシューのトレースが出来てて助かった。テントの中に声かけて一緒に登れば良かったのだろうか🥹

この方は中崎尾根に上がったようだ。
私はスキーのお兄さま方が追いつくの期待し飛騨沢を進む。のしのし歩き、結果的に飛騨乗越の手前まで先行したのは私だった😂
おい、数時間前の私。もう少し頑張れよ....

でもナイトハイクのソロラッセルはゴールが見えないし怖くて、今年は前回より積雪多く全く読めなかったな。

この日の天気予報は7〜9時くらいまでは晴れる予報だった。6時までは稜線は見えてた気がする。なのに日の出からすぐに世界はホワイトアウト。雪も降ってくる始末😱
天気予報見たら、悪化していた

BCのお兄様方は、天気が良ければピークハントしたが展望が望めないので岩が出てくるあたりから滑り始めることに。ここでお別れ
短い間でしたが、私がここまで登ってきたのはお兄さん方のおかけでした。感謝🥲✨

岩を登ると飛騨乗越到着‼️
とりあえず3,000m 越えまで上がってきたぞ😭
あのメンタルからよく来た私！

だかかなりホワイトアウトしており、気温は-15度くらいで耐えれるレベルだが風がかなり強い。天気予報も好転する確証もなく、雪付きの槍に1人登るのは危ないかな...
こういう時に限って、「厄年なんだから気をつけなよ!」「山は逃げませんからね、無理せず」とかいう言葉が頭に響いてくる。
で、飛騨乗越から槍ヶ岳山荘に向かう途中で驚くほど足が動かなくなる。あと10分歩けば槍だぞ！

普段なら、山頂登れなくても年内初槍とるで‼️
とりあえずピーク判定じゃー✨とか思って、槍の麓まで行くのだろが、、、
本当に目の前がピークなのに、、、
なぜか思い直し下山することにした。第六感的なものは外れることもあるが信じるタイプである。

飛騨沢がホワイトアウトしており、平衡感覚が脆弱な私にはまずい。これ以上天気がよくなる保証もないとも思った。以前ホワイトアウトでGPSないと下山できないほど迷ったことがあったし、そうなると猛烈に酔ってしまうのだ。今回は周りに人がおらず、ソロなのである。

ほんとに目の前でUターンした。
このコンディションで飛騨乗越に来れただけで、病み上がりには上出来である👏

ホワイトアウトした飛騨沢は、あの傾斜が驚くほど分からなくなっており、逆にラッセルふかふかなのが幸いした。気づけば全然違う方角に歩いてたりするから途中途中GPS見て補正した。
下山はあっという間で、無事11:30には槍平に戻ってきた。必死で登る飛騨沢も下山は速い。
これなら明るいうちに下山できる！

テント回収し、下山中も誰とも会うことなく。
実は今シーズン初だったスノーシューで足が筋肉痛になっており足が重い。
白出沢からは手で持って下山したら、腕も筋肉痛になった。体力かなり落ちてるなぁ😅

穂高平あたり14時頃、急に晴れてきて
後ろには美しい青空と南岳〜涸沢の稜線が見えた。なんか悔しい😂
また来いということなのだろう

山は逃げない。と自分を慰めるが、取れたはずの初槍を意図して逃したのは、結果自分に負けたのだろうという何ともいえぬ悔しさもあった。
現に1人で先行したお兄さんはその後無事槍を取っており、自分の負けず嫌いみたいな根性が揺さぶられた。冬山は安全も第一ですが、メンタルの持ち方が特に大事。それを思い出せた旅となりました

15時前には新穂高駐車場に戻ってきた。
ハスくんも無事。ハスくんはこの帰路で20万キロの誕生日を迎えることとなる。
下山後は、すぐ隣にある中崎温泉で身体をあたためる♨️すぐに帰路に着き、深夜料金使いこなし、途中寝たりで帰ってきたのは朝方6時となりました。その後、出社🤣


さてさて、2025 1発目‼️
なんにせよ無事下山＆帰宅に感謝です！
グワシグワシスイッチが久々に入ったので、今シーズンも無理せず、今度は晴れ確なところでピークハントしたいと思います😂
私がホワイトアウト楽しんでる時に、ほとんどの人は各所で青空登山してて憎らしかったぜ❤️笑

年末年始お疲れ山でした🐥
みなさん、今年もよろしくお願いします☺️

2025山始め🙏槍ヶ岳ソロ🐥🎍メンぶれの旅

ぬー

写真枚数制限のため、詳細はヤマレコに書いています

◯１日目
新穂高温泉〜槍平小屋〜２２６０mテントビバーク

槍平小屋まではBCの方のトレースあり
そこから先はノントレース
スノーシューで膝ラッセル
２２６０m付近で樹林帯のいい場所見つけたのでここを拠点とした
夜の気温はマイナス１２℃くらいまで下がった

◯２日目
２２６０m〜千丈沢乗越分岐〜千丈沢乗越〜西鎌尾根〜槍ヶ岳山荘〜槍ヶ岳〜折り返し〜２２６０mテントビバーク

真っ暗な中出たため、地形が分からないのでなるべく雪崩の可能性を下げるため木の生えてるとこを狙ってトレース
飛騨沢の雪崩が怖いので、途中の千丈沢乗越分岐から千丈沢乗越を目指す
この千丈沢分岐から中崎尾根へ合流する間がカールを横断するが、日の出前で雪の状態からいけると判断
それでもここの真っ平らな傾斜はいつ雪崩れてもおかしくないので急いで通過
中崎尾根合流後、尾根通しを狙うがあまりの傾斜と雪の深さに断念
少し戻って夏道コースあたりをトレースした
乗越までもう少しのあたりで雪が減ってくる
そこから爆風の代わりにラッセル地獄から解放
スノーシューをデポしてアイゼンに換装
サクサクと槍ヶ岳山荘まで登りつめる
山荘までは特に危険箇所はなかったが、雪庇が張り出してるところが何箇所かあったので常に警戒は必要
冬期小屋は綺麗だった
奥には二段スペースになってて結構な人が泊まれそう
穂先まではストックからピッケル2本に換装
穂先は鎖や梯子がほとんど出てたのと雪の状態も良かったので見かけほど怖い感じはなかった
山頂は白かったがおそらく新年初登頂で大満足
祠は雪でもこもこになっていた

下山は往復ルートでテントまで
寒い日が続いてるのか飛騨沢の雪の状態は全体的に良かった
千丈沢乗越にデポしたスノーシューが風向きが変わって飛ばされかけていた
テントに戻り酒を喰らう

◯３日目
２２６０m〜新穂高温泉〜ラーメン〜ひらゆの森

特に危険箇所はなかったが終始雪と最後みぞれ
行きは槍平小屋からテント泊したとこまで１８０分かかったところ、帰りは４０分で槍平小屋まで戻ってこれた
道中はラーメンと温泉どこに行こうかひたすら考える
ラーメンは道の駅上宝にある定食屋さんに決定
温泉は安心のひらゆの森



▲装備一覧
新穂高〜千丈沢乗越　　　スノーシュー　ストック
千丈沢乗越〜槍ヶ岳山荘　アイゼン　ストック
槍ヶ岳山荘〜穂先　　　　アイゼン　ピッケル2本


☆総評
槍平小屋から先、ラッセル中に悪魔が「撤退するなら早いほうが帰りも楽やで」と耳元でささやき続け、何度か心が折れかけたが、諦めずに一歩一歩進めば何とかなった

悪魔に打ち勝つ方法は、GPSでルートの方向を見定めて、その方向にある木とか岩の明確な目標を決めてがむしゃらにそこを目指す！そしてまた次の目標を定めて目指す！目指す！その繰り返しで、いかにあの手この手で撤退を考えようとする自分に勝つかが大事と思った

何もない平原をトレースするより樹林帯の木の下の方がツリーホールとか気をつければ雪の埋まり方が少ないような傾向があった

テント設営で初めてサンドペグなる砂浜に打ち込む用のペグを利用してみたが、樹林帯で風はそこまでなかったのもあったがしっかりと雪でも固定されていた

涸沢岳西尾根の時もそうだったが稜線付近まで行くと風で雪が飛ばされてラッセルから解放されるので、ラッセルは最後まで続かないと言い聞かせる

穂先の梯子に張り付いた雪は一部氷になっていてグーパンチでは崩せなくてバイルで叩いてかち割る必要があった

テント設営場所はあそこから上の傾斜がきつくなるのと樹林帯が薄くなって雪崩のリスクが少しずつ高くなっていたので、たまたまやけど結果的にいいチョイスだったと思う

北アルプスデビューは槍ヶ岳で始まり、いつかは厳冬期槍ヶ岳と思っていたので大満足な山行となった

厳冬期槍ヶ岳　ソロ　槍平からノントレース　テント２泊

やまたびと

槍ヶ岳・穂高岳・上高地-2024-12-31

今年の年末登山は1人ということで、「槍ヶ岳」
天気は悪い、風（予報では常に30メートル前後）も強いと最悪な状況なので、無理はせずおそらくどこかで引き返すとは思うが、行けるところまで行ってみよう。できれば槍平冬季小屋で一泊できればこれ幸い。

新穂高からはしばらく除雪機のおかげで歩きやすい。除雪機が入れない場所からもトレースがしっかりあり、有り難く快適にスイスイ歩ける。
最初の休憩ポイントである穂高平小屋に到着。
BCの2人組の方がいる。
体が冷えるので一瞬だけ休憩をし先へ進む。
しばらくしてグローブを変えようと腰をおろしていると、先程の2人と更にもう2人組がやってきた。「どちらまでですか？」

「槍の行けるところまでですが、天気的にも1人だしおそらく帰ると思います。そちらは？」

と訪ねると、2グループとも槍平冬季小屋泊の翌日に槍アタックということで、全く同じ行程だ。やはり皆口々に、どうすかねぇ？ラッセルがどうなのか、天気や特に風が不安などとやはり同じ不安を抱えている感じ。

「頑張りましょう！」と各々先へ進む。
近々で通ったであろう先行グループのおかげで、ずっとトレースはある。
しばらくすると今年の夏に通った道であ白出沢の分岐が見えてきた。奥穂方面のトレースはないだろうと思っていたらがっつりあった。「すげぇな」
さらに先へ向かうと、おそらくトレースをつけたであろう先行グループなのか、大学生の4人組が下山してきた。「どちらまで？」
今日は皆不安だし自分が1人なので心配してくれてるのもあってか、必ず出会った人とこの会話になる。

「槍のいけるところまで体験したいなぁと！自分は全然無理はしないので！なんなら多分下山すると思います！（笑）中崎尾根ですか？」と言うと。

「そうです、1人ですよね？僕たちも槍に向かいましたが、4人ラッセルして2800m超えた辺りで撤退しました。槍平過ぎたあたりから胸ラッセル以上ですよ。飛騨からだともっとのラッセルだと思う。」

と見るからに強そうな4人組に言われて、

「強そうな4人組の交代ラッセルで無理か、こりゃ到底無理やな。」
無理はしないのであっさり下山確定です。

ただせっかくなので、この先も本当に危なくなるまで様子は見てみたいと思い、さらに先に進む。槍平で泊まって、なんならテントもあるので、テント泊訓練だけで明日すぐ下山でもいいかなとも思いぶつぶつ1人で悩みながら歩いていく。

白出沢出合を超えたあたりから斜度も上がり、軽い表層雪崩と木の上のさらさらした雪が落ちまくってわかんを付けてもかなりずぼずぼし、歩きづらい。最悪な雪質だ。
それに久しぶりの重量でかなりバテてきた。
そして天気が悪化しだす。温度もかなり冷え込んできた。まだ10時ぐらい。

山には夏のジャンダルムの縦走以来登っておらず、高重量、寒さのせいもあってか、両足攣って歩くだけでも痛い。我慢しながら先を進む。さらにもう1段階冷え込んできた。
なんとか滝谷避難小屋（幽霊小屋）のあたりまで来た。ヤマップを見ると、もう一踏ん張りで槍平だ。

かなり悩み

「なんとか槍平までいって一晩寝れば足も回復するだろう。
、、、、、いや、足が攣りだした時点でレベルが足りてない。希望的観測よりもここで調子に乗って最悪自力下山できないと迷惑かかる。絶対に無理はしないと決めてきたので槍平で泊まってみたかったが、ここで下山する。」

今から下山するほうが辛いかもしれないが、先に行っても天気は最悪、登れもしない、悪いことしかないので、来た道を戻り下山する。

つくづくヘタレだなぁと嫌な気持ちのままなんとか無事下山できた。

槍に向かった皆は大丈夫かな？気になる。
今朝も爺ヶ岳で強風でテントが飛ばされたとニュースがあった。

新穂高のp3駐車場にはそこそこ車があったがこのルートには全然人がいなかった。左俣なのか、もっと前から登っているのか。
やはり冬槍は簡単にはいきそうにない。

いつか登れるように地道に頑張ります。
ありがとうございました！




槍ヶ岳・穂高岳・上高地　　2024-12-31

ザリガニ

[計画,1日目,2日目,所感,装備一覧]

初アルプス厳冬期！
初日の出 & BCを目指し、二人で槍へ行きました。
寒波で雪が多いということもあり、無理はしないという方針で決定。

-計画-
1日目：新穂高→槍平小屋、2日目は状況に合わせて飛騨沢、もしくは奥丸山から槍。
2日目：雪崩を回避するため、日が出た時点で速攻でBCで下山を予定。

荷物重量はテント泊装備15kg＋スノボ5kg。
相方はスキー。

1日目(12/31)：新穂高からトレースあり。
下山者は4人＋ソロ１人の5人
登攀者はAMは自分たち二人＋他二人＋ソロx2の5人（ソロ1名はおそらく撤退）、PMに3，4人組。
下山者の方から話を伺うことができ、飛騨沢は胸～頭までのラッセル、かつ雪崩の巣窟状態とのこと。(寒波で新雪も多いから予測はしてた)。下山4人組から中崎尾根から千丈沢乗越まで6時間かけてラッセルしたと話を聞き、奥丸山方面で検討。
強くはないが雪が降り続いていたため、後半登山道が埋まっておりソロの方がラッセルで道を作ってくれていたことが先方に追いついたことで判明。ミツキ滝谷避難小屋前あたりから、後から追いついた二人組PTと我々PTでラッセル交代。登山道がわからなくなるほどの積雪量ではないが、踏み固められた道を探るのに少々難航。
槍平に到着後、AM5人は全員槍目標ということもあり、次の日奥丸山方面に一緒に進むことを決定。
外気温は-20℃だったが、小屋の中は人が多いこともありほぼ-1~0℃ととても暖かかった。ありがたし。
（飛騨沢は雪崩のリスクが常にあるため、本来厳冬期は奥丸山方面が正しいルートらしい）
15時あたりから予報通り一気に雪が増え風も横殴りに。トレースが完全に消えることを覚悟して就寝。

2日目(1/1)：1時ごろ奥丸山方面へ5人で登攀開始。外に出ると、すべてのルートが雪に埋もれ小屋前は雪原状態も、風もなく星も見えていた。小屋付近は膝ぐらいまでのラッセルだが、尾根にとりつくと余りの急峻さ。場所によっては胸～頭以上の雪を切り崩しながら道を切り開いていく。全身の筋肉に鞭をうち全力でかき分けていく。非常につらく大変だが、自分の力で逆境をこじ開けていく感じがまた楽しい。尾根は積雪の影響かある程度狭くなっており、おそらく上で雪崩が起きても両脇の谷に流れると考え、登攀を継続。
交代でラッセルしていく中、二人組＋ソロの方々が、帰りの登山道のラッセルを考慮し、途中撤退を決断。BC装備を持っている我々は登攀を継続。
7時過ぎ、穂高、ジャンからの日の出を確認し、そこで登りは終了。
日が出たことで一気に気温が上がっていき雪崩の危険性を感じ始め、日の出前に下山したほうが良かったかもと少し考える。
沢に少し降り、BCで滑走。
槍平でデポした荷物を回収し下山開始。
途中で登攀者二人組とすれ違った。
先行撤退した方々のトレースのおかげで槍平からの下山等はわかりやすかった。（本当に助かった）
一方、槍平~新穂高は登りや平地も多く、自分はスノボをつけたり外したり。15㎏背負ってのこの作業が本当につらい。トレースあるしBC装備だし下山はスムーズと考えていたが全くそんなことはなく完全に満身創痍。カロリーの消費量が多く下山時には空腹が峠を通り越していた。
林道はわずかな傾斜でも滑れたためボートをスケボのように乗って移動。
ここは比較的スムーズに行けた。

-所感-
初の厳冬期アルプスで緊張しながら登りに行った。
結果だけ見れば槍撤退かつ奥丸山方面の夏道1時間を7時間かけて登る地獄を味わったが、非常に楽しい登山となった。とくにBCの圧倒的な爽快感はつらいラッセルの記憶を完全に吹き飛ばしてくれた。
現地で知り合った人たちと協力し合うのも楽しかった。厳冬期での他登山者をとても心強く感じ、人間のありがたみを知った。
雪崩の危険性は常にあった気がする。なんといっても積雪量がすごい。新穂高～槍平までの斜面も時々雪が流れていた。
昨年は積雪が少なかったため登頂成功している人が多かったが、大雪の年は尾根ルートに変更するなど慎重になったほうが良いと感じた。
奥丸山からBCした沢は斜度もゆるく、広くもないため、巨大な雪崩は起きる可能性は低そうではあったが太陽が当たる東側、かつクラックや全層崩壊によるデブリもあり、いつ雪崩れてもおかしくはなさそうではあった。
今回、厳冬期登山を堪能することができたが、学ぶことも多かった。
厳冬期槍BCはまた挑戦したいと思う。
それまでには絶対スプリットボードを買う！！！

-装備品-
[頭]
登山用ヘルメット
耳まで覆う内側ボアの帽子
バラクラバ（厚め）→不使用
バラクラバ（薄め）
[上着]
ハードシェル（mont-bell：ストリームジャケット）
マウンテンパーカー（パタゴニア：ナノエア）→小屋内着用、睡眠時未使用
ジャケット（mont-bellトレールアクションジャケット）→2日目着用、睡眠時未使用
普通のうすい長袖
メリノウール長袖下着（ワークマン） →1日目は暑かった
[下着]
メリノウールタイツ（ワークマン）
あったかいタイツ
スノボウェア（つなぎ）
[靴下]
ウール
インナー靴下（インジンジ）
[靴]
スノボシューズ（24-25 DEELUXE BOOTS ARETH RIN S3）
[手袋]
アルパイン手袋（2in1 アルパイン トリガーフィンガー ミトン）
モンベルインナー手袋（メリノウール）
[予備手袋]
アウターとウールっぽいアルパイン手袋　→2日目下山時に付け替え
ミドル手袋
テムレス
[厳冬期装備]
スノーシュー
アイゼン
ピッケル
アックス1本
ストック2本
ビーコン
スコップ（ピッケルにつけるタイプの竿なし）
プローブ
[宿泊]
シングルウォールテント→未使用
SOLのシュラフカバー
シュラフ#0
エア枕
エアマット（サーマレスト）
アルミシート(テント内インナーマット用)
アルミブランケット
ウルトラライトダウン　→就寝時着用
ダウンズボン　→未使用
ダウンソックス
[飯]
サーモボトル750ml
ジェットボイル
ガス新品1個
水１L＋500ml経口補水液
ドライフード（白米、味付き）
レトルト鶏肉
カレーメシ（1/1朝飯）
行動食
菓子パン
[その他]
カイロ（マグマの張る用(足)、手持ち用）
ロープ（スノボ牽引用）
割りばし（食事、ペグ用）
ヘッドライト
予備ライト（ランタンライト）
バッテリー
アクションカメラ



槍→奥丸山手前までに変更BC

けんこう

寝坊しました💤
槍ヶ岳に行くぞーと張り切って予定より早く駐車場に到着。ちょっとのつもりで仮眠したら 6:30 a.m.🙀（スマホのアラームも無意識に止めてガッツリ寝てしまった様子）。この時点で頑張っても登頂は不可能と分かりましたが、せっかくなので行けるところまで歩いてきました。槍平までは行けるかな？と思っていましたが滝谷で北穂高岳と滝谷ドームを見たら満足したのでここをゴールに引き返しました。
登山口から滝谷避難小屋まではしっかりトレースが残ってました（ワカン or スノーシューはなくても歩けるレベルだが、ときどき踏み抜く感じ）。天気もよく右俣林道、白出沢からの樹林帯は無風で気持ちよく歩くことができました❄️。ちなみに往きにすれ違った先行者の方によると槍平の先はトレースが薄くてラッセル頑張ったけれど撤退を決めたとのこと。2, 3日前の雪で思いのほか積雪したようです。寝坊しなくても登頂はできなかったでしょうね😂
6:30 a.m.の時点で西穂高岳🚡または乗鞍岳に変更してもよかったのですが、前日までの情報を調べてもいなかったのでやめました。プランＢも考えておくべきだったと反省の山行でした。

穂高平小屋

このランドマークを通る活動日記

登り始め〜西穂高岳西尾根〜

槍ヶ岳　敗退…2025-01-11

2025山始め🙏槍ヶ岳ソロ🐥🎍メンぶれの旅

厳冬期槍ヶ岳　ソロ　槍平からノントレース　テント２泊

槍ヶ岳・穂高岳・上高地-2024-12-31

槍ヶ岳・穂高岳・上高地　　2024-12-31

槍→奥丸山手前までに変更BC

滝谷避難小屋までスノーハイク

このランドマーク付近の写真

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.css-1pla16{-webkit-transition:opacity 0.1s ease-in;transition:opacity 0.1s ease-in;color:#cf0010;-webkit-text-decoration:none;text-decoration:none;color:#000;}.css-1pla16:hover{opacity:0.7;}.css-1pla16[disabled]{opacity:1;}登り始め〜西穂高岳西尾根〜

槍ヶ岳 敗退…2025-01-11

2025山始め🙏槍ヶ岳ソロ🐥🎍メンぶれの旅

厳冬期槍ヶ岳 ソロ 槍平からノントレース テント２泊

槍ヶ岳・穂高岳・上高地-2024-12-31

槍ヶ岳・穂高岳・上高地 2024-12-31

槍→奥丸山手前までに変更BC

滝谷避難小屋までスノーハイク

穂高平小屋

登り始め〜西穂高岳西尾根〜

槍ヶ岳　敗退…2025-01-11

厳冬期槍ヶ岳　ソロ　槍平からノントレース　テント２泊

槍ヶ岳・穂高岳・上高地　　2024-12-31