岐阜の山一覧

  • 難易度
    3
    体力度
    5

    上高地・河童橋からの眺めがあまりに有名な北アルプス南部の盟主。南アルプスの間ノ岳と並んで日本第三位の標高を有し、剱岳、槍ヶ岳とともにアルペン的雰囲気を色濃く反映する山だ。南西は西穂高岳(2909m)、南東は前穂高岳(3090m)、北は涸沢岳(3110m)・北穂高岳(3106m)といった高峰に囲まれ、岩の王国の様を呈する。日本三大岩場のひとつ(他は谷川岳と剱岳)でもあり、北穂高岳滝谷、横尾谷屏風岩、前穂高岳東壁はクライマーたちのメッカとなっている。奥穂高岳への登山コースは幾本かあるが、一般登山者が苦労せず歩けるのは涸沢カールからのザイテングラート~奥穂高岳往復コースのみで、上高地~前穂高岳~奥穂高岳コースは「けっこうたいへん」、槍ヶ岳~北穂高岳~涸沢岳~奥穂高岳コースと西穂高岳~奥穂高岳は「かなり困難」となる。

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    3
    体力度
    5

    北アルプスで(というより日本で)穂高岳と人気を二分する鋭峰。周囲の山々からもそれとわかるシンボリックな姿をもち、燕岳からの表銀座コース、烏帽子岳からの裏銀座コースなど、北アルプス北部から南部の穂高岳方面へと続くコースのほとんどは槍ヶ岳で収束する。日本第5位の標高を誇るこの山の開山者は、江戸時代後期の浄土宗の僧、播隆上人。数年の準備期間を経て上人は1828年(文政11)7月、安曇野の中田又重郎を案内人に初登頂を果たしたが、より多くの人が登れるよう、その後何度も登って鎖などの設置を続けた。播隆上人については『槍ヶ岳開山』(新田次郎著)に詳しい。大正から昭和にかけての著名な登山家である加藤文太郎、松濤明が遭難死した山でもある。

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    1
    体力度
    1

    乗鞍岳は長野県松本市と岐阜県高山市にまたがる日本百名山の一峰。標高2,702mの畳平までエコーラインとスカイラインの車道が通じており、バスでアクセス可能。ここを起点に登山をすれば標高差約320m・1時間30分ほどで山頂に立てる。バスは岐阜県側の平湯かほおのき平、長野県側の乗鞍高原から乗車できる(畳平まではマイカー規制がある)。乗鞍岳は最高峰の剣ヶ峰(標高3,026m)を主峰とし、朝日岳や摩利支天岳、富士見岳など23の山々の総称である。山名の由来は、なだらかな山容が馬の背に鞍を置いたように見えることから。畳平からのコースは危険箇所も少なく初心者でも歩けるコースだが、天候急変時の怖さは高山ならでは。備えは万全にして登山に臨みたい。日帰り登山者が大半だが、肩ノ小屋に宿泊してご来光を眺めるのもおすすめ。

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    2
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    4

    岐阜県高山市にあり、県境に位置しない山としては岐阜県最高峰。その名のとおりの姿は、『日本百名山』の著者・深田久弥に「どこから見ても笠の姿を崩さない」と言わしめている。1683年(天和3)に円空上人が開山し、140年後の1823年(文政6)、播隆上人が再興した。播隆上人はその5年後に槍ヶ岳を開山している。山頂をめざすコースは2本。その1本、新穂高温泉から笠新道を登り、抜戸岳、笠ヶ岳山荘を経て山頂に至る道がメインコースだが、稜線まで急登が続く。もう1本のクリヤ谷コースは山頂に直登できるものの、笠新道より技術的に難しくなる。両コースとも体力勝負だ。新穂高温泉から鏡平、弓折岳を経て大迂回するコースは体力的には少し楽だが、1日余分にかかってしまう。

  • 双六岳

    標高:2860 m

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    3
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    5

    双六岳(すごろくだけ)は、長野県大町市と岐阜県高山市にまたがる飛騨山脈の裏銀座の主稜線に位置する標高2,860 mの山である。双六岳を含む飛騨山脈の主な山域は1934年(昭和9年)12月4日に中部山岳国立公園の指定を受けている。花の百名山、ぎふ百山、新高山市100景の一つに選定されている。 北側には飛騨山脈の主稜線が延び、三俣蓮華岳で立山連峰が後立山連峰へと延びる主稜線から分岐する。この山頂で稜線は東南東に向きを変えて槍ヶ岳、穂高岳へと主稜線が続き、東南東の隣のピークの樅沢岳から南西に分岐した稜線が弓折岳を経て笠ヶ岳へと続く。また、新穂高温泉からの1955年(昭和30年)に開設された小池新道の先には、双六岳と樅沢岳との鞍部がある。各方面からの登山道が交差する要所にあり、双六小屋がある。 双六岳は椀を伏せたような緩やかな高原状の山体で、山頂は砂礫の台地となっていて周氷河地形の線状構造土が見られ、その上に浮かぶ槍ヶ岳と穂高岳の展望地である。日本で44番目に高い山。山頂には二等三角点が設置されている。点名は「中俣岳」、所在地は岐阜県高山市大字金木戸字中俣岳695番地。

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    1
    体力度
    1

    富士見岳(ふじみだけ)は、飛騨山脈(北アルプス)南部の乗鞍岳(主峰:剣ヶ峰)を構成する23ある山の一つで、標高は2,817ḿあり、その名の通り山頂からは快晴時には富士山が見える。 乗鞍山頂畳平バスターミナル(標高2702m)から徒歩で40分程度で行くことができる手軽な高山で、標高2817mの山頂からは、南に剣ヶ峰、北に槍ヶ岳、穂高連峰を望む。快晴時には富士山が見えるが、肉眼では視認しにくい。頂上への山道には夏季にはコマクサをはじめとする様々な高山植物がみられる。 富士見岳からの展望、遠景は南アルプス(左から仙丈ヶ岳、北岳、間ノ岳)、仙丈ヶ岳と北岳の間の背後に富士山の最高点の剣ヶ峰付近のみが見られる。

  • 難易度
    3
    体力度
    5

    富士山、立山とともに日本三霊山とされ、日本百名山でもある白山は、石川県と岐阜県にまたがる標高2,702mの山。花が多く、ハクサンコザクラをはじめ「ハクサン」の名がつく植物は約20種を数える。最高峰の御前峰と第二の高みである大汝峰、剣ヶ峰からなり、その周囲には翠ヶ池や紺屋ヶ池などの山上池が点在する。有人小屋は山頂南直下の白山室堂と、そこらかさらに少し下った南竜山荘で、あとは大半が避難小屋。山頂へは石川県側の別当出合起点の周回コース(砂防新道~観光新道)が人気だが、岐阜県側の大白川からの平瀬道はブナやミズナラ、ダケカンバの林が広がり、趣がある。ハイシーズンでも登山者が少なく、静かに歩くことができるコースだ。

  • 難易度
    3
    体力度
    2

    西穂高岳独標(にしほたかだけどっぴょう)の独標は「独立標高点」の略で、地図を作るために測量した場所を表す。西穂山荘から西穂高岳山頂まで延びる尾根は、大小11のピークが連なる険しい岩稜帯で、その最初の岩峰が西穂高岳独標となる。山頂からは360度の展望に優れ、眼前に迫る美しい三角錐のピラミッドピークを皮切りに西穂高岳から奥穂高へと延びる岩綾、西に目を移すと蒲田川を挟んで対峙する笠ヶ岳、焼岳から乗鞍岳などの峰を望む。また、眼下には梓川の流れと上高地を見下ろす。山頂直下には鎖場があり、アルプスの岩稜登山デビューをめざす登山者で賑わっている。

  • 弓折岳

    標高:2592 m

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    2
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    4

    弓折岳(ゆみおりだけ、ゆみおれだけ)は、岐阜県高山市にある飛騨山脈南部の標高2,592 mの山。弓折岳を含む飛騨山脈の主な山域は1934年(昭和9年)12月4日に中部山岳国立公園の指定を受けている。山頂は台地状。花の百名山、続ぎふ百山の一つに選定されている。東山腹にある鏡平が、新高山市100景の一つに選定されている。 岐阜県のレッドリストで指定を受けている高山蛾のアルプスクロヨトウ、アルプスヤガ、ナカトビヤガ、ヤツガダケヤガなどの確認記録がある。

  • 別山

    標高:2399 m

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    3
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    5

    石川県白山市、岐阜県白川村・高山市と境を接する信仰の峰。白山などとともに両白山地を代表する山のひとつだ。両白山地とは、白山を主峰とする加越山地と能郷白山を主峰とする越美山地の総称で、それぞれの“白”が山地名の由来となっている。白山山塊を構成する一山として、少し離れた場所にあることから別山(べっさん・べつざん)と呼ばれるこの山は古くからの信仰の対象であり、岐阜県の長滝白山神社から白山へと続く美濃禅定道の重要な通過点でもあった。標高が2000mを超え、山深い位置にあるために登るのは楽ではなく、石川、岐阜、福井、いずれの県の登山口からも日帰りはなかなかきつい。夏の花の時期に、白山側の南竜山荘かテント場で1泊する行程なら無理がないだろう。