活動データ
タイム
08:48
距離
17.1km
のぼり
1906m
くだり
1830m
活動詳細
すべて見る【2024年1月3日 追記】 2024年1月10日から3月下旬まで、秦野清川線(県道70号)が、大門橋~札掛橋間が通行止めになります。 宮ケ瀬方面から、またヤビツ峠から、どちらからも塩水橋まで行くことが出来ません。歩行者も通行禁止です。 https://www.pref.kanagawa.jp/documents/16540/70gou_oshirase.pdf なので、当記事で紹介する塩水橋起点コースは、この期間中は利用できません。 蛭ヶ岳へのアプローチとしては、しばらくの間、 ・青根コース(最短) ・菩提峠~塔ノ岳~丹沢山経由 ・大倉尾根~蛭ヶ岳~丹沢山経由(バカ尾根) あたりを選択するのがベターかと思います。 その他、 ・西丹沢ビジターセンター~檜洞丸~塔ノ岳~丹沢山経由 ・焼山登山口コース などもありますが、いずれにしろ距離があるのと、季節柄、雪や凍結で通常よりコースタイムが長くなりますので、日帰りの場合、ある程度の健脚自慢でないと厳しいかと思います。そのあたりを考えて計画を立てて下さい。 ------------------------------------------------------------------------- ※以下、2023年6月時点の記事です。ご了承願います。 ------------------------------------------------------------------------- ※大倉~蛭ヶ岳ピストンだけがヒルトンではない!と言いたい。 ※塩水橋~蛭ヶ岳ピストンだってヒルトンだ!と言いたい。 (でも区別するため、私はヒルトン塩対応、と呼んでいます) 先週に続き、丹沢に行ってきました~。 神奈川ラブ。 ヒル、全然大丈夫でした。 何年振りかなぁ、、、塩水橋はしばらく宮ケ瀬からは通行出来ませんでしたからね。 超久々のヒルトンです。 チョット丹沢について。 ・蛭ヶ岳は最短ルート(青根)でも往復17kmあり、そこそこキツい。展望も山頂以外にはほとんど無い。 ・丹沢山は最短ルート(塩水橋)だと、展望も山頂以外にはほとんど無い。 しかーし! 塩水橋から丹沢山~蛭ヶ岳まで行ってしまえば、そこにあるのは、最高の稜線歩き! (わたくし的関東の稜線歩きBEST3です。もう一つも丹沢で、熊笹の峰) つまり、丹沢山も蛭ヶ岳も、単独で登ったところでご褒美は貧弱なのですが、この二山を縦走セットにすると、とんでもなく化けます。 どうせ蛭ヶ岳単独で苦労するくらいなら、チョット苦労を上増しして、何倍ものご褒美をゲットした方が良くないですか? 「山頂だけが山ぢゃないんだぜぃ!」 「稜線歩きや縦走こそ、山ってもんでぃ!」 (だ、、誰?) 山行は距離や時間では比べられませんが、、、、 ・蛭ヶ岳単独-青根コース 約17km、所要7~8時間 ・丹沢山~蛭ヶ岳-塩水橋コース(ヒルトン塩対応) 約18km、所要8~9時間 なので、コスパあるいは費用対効果で言ったら、絶対、「ヒルトン塩対応」なのです。 (はい、これって個人の感想です) 残念ながらこのコース、公共機関ではかなり困難(峠道を2時間以上歩く覚悟があるなら可能)です。 お車・バイクか、タクシー利用になります。 ちなみに、このコース最大の売りである「稜線歩き」ですが、勿論、大倉から塔ノ岳に登って、そこから丹沢山へ来てさらに蛭ヶ岳へ向かう、、、というルート(本来のヒルトン?)でも、当然ながら丹沢山~蛭ヶ岳を結びさえすれば、同じ感動を味わえます。 が、想像してみて下さい。 バカ尾根を登って塔ノ岳に到着し、そこからさらに丹沢山へ向かい、で、蛭ヶ岳。。。これはかなりキツいです(トレランの方はまた別ですが)。 ちなみに本日、このルートをコンプリートされた方がいらっしゃいました。丹沢山頂と蛭ヶ岳山頂でお話しを伺いましたが、かなりキツく、足もつりそうだ、とおっしゃっておりました。かなりの健脚者でなければ、時間的にも厳しいコースだと思います。 やはりヒルトン塩対応、コスパ高いんじゃない? あ、それと本日、蛭ヶ岳から引き返す時、久々にハイカーズハイ状態になっちゃいました。 登り返しはキツいハズなのに、ぜ~んぜん苦痛じゃなく、むしろ楽しみました。 ベータエンドルフィン、てんこ盛り。ゾーン入っておりました。 膝の調子も良く、全く痛くなりませんでした。 毎日のアンクルウェイトウォーキングが効いてきたか?? (※モーメント参照 https://yamap.com/moments/751912) ------------------------------------------------------------------ アクセス (前回の大山で書いたルートと同じ) 一般道の基本ルートを書きますが、中央高速の相模湖ICで下りても、このコースが使えます。 ・甲州街道 ~ 鶴川街道を左折 ~ 突き当り(町田街道)を右折 ~ 相原交差点(R16)を左折 ~ 横浜線踏切超えたら、ガード下を右折(津久井街道)~ 相模台交差点を左折 ~ 西橋本4丁目交差点を右折(相模大山線R510) ~ 相模原ICを超す(中央道からの人はここから先同じ) ~ 正面ローソン突き当りを左折(鳥屋川尻線R513) ~ 突き当り・長竹三差路を右折 ~ 関交差点を左折(標識に宮ケ瀬と出ている) ~ 突き当り右折 ~ 宮ケ瀬北原交差点を右折 (標識にヤビツ峠と出ている R70) ~ ヘアピンカーブのような橋が、塩水橋 駐車スペースは5台程度しかありません。多くの方は路上駐車されています。取り締まりされているのはあまり見た事がありませんが、自己責任にて。 ※トイレについて 塩水橋付近にはトイレはありません。上記にある「正面ローソン」でお借りするのが吉です(買い物してね)。 その先しばらく行った左手に、最後のコンビニであるファミマがあるのですが、こちらは早朝はトイレを貸してくれません。 丹沢山のみやま山荘さんまで行けばトイレはありますが、100円の協力金をご用意ください(トイレ維持に莫大な費用がかかっています)。 ------------------------------------------------------------------ コース ・塩水橋からしばらく歩くと左右に分岐しますが、右側の塩水林道コースを選択。 (左の天王寺尾根ルートは距離にして1.1km短いのですが、なかなかの急登があります) 蛭ヶ岳まで距離があるので、体力温存のため、少しでもラクなコースにしました。 ・林道途中に、登山口までのショートカットがバリエーションとして存在しますが、初めての方にはオススメしません。 私はそのショートカットをいつも下山時に使っておりますが、今回行きに使ったところ、初めての方は道迷いする可能性が高い、と思い、今回はルート説明もしません。そのまま林道を真っすぐ進んだ方が、確実で、安全です。(画像ではショートカット入り口をご紹介しますが、入る方は自己責任にて!) ・丹沢山までは単調な山道ですが、山頂は展望良好です。 ・そこからはアップダウンが繰り返されますが、絶景箇所多数。気持ちの良い稜線歩きが出来ます。 ・危険個所はありませんが、途中鎖場はあります。 ・あとは画像をご覧下さい。きっと行きたくなります(笑)。 (行程の大部分で、富士山が常に視界に入りながら歩ける、という超贅沢コースです) ・丹沢山からの下りは、時間短縮のため天王寺尾根を選択しました。 迷う箇所は無いと思いますが、急登箇所もあるので、帰りも塩水林道というのはアリだと思います。 ・丹沢山単独登山の場合は、私は天王寺尾根から登る方が楽しいので、帰りに膝に優しい塩水林道コースを使っています。 ・最後、道が無くなる(!)のですが、そこから舗装路が見えます。それが林道ですので、左に下っていけば塩水橋に出られます(1.7kmありますが、、)。 ※画像で説明したかったのですが、携帯電池残量がヤバくて、下りはほとんど写真を撮りませんでした。 YAMAPって、電池が途中で切れて終了できない場合、どうなるんですかね。。。残量1%になったので、塩水橋から700m位手前で終了しちゃいました(笑)。 ----------------------------------------------------------------- さて、初心者の方で蛭ヶ岳縦走に興味がある方のために、少し書いておきたいと思います。 距離もあり、決してラクではないですが、特に難コースというわけではありません。テクニカルな場面はほぼ皆無です。 つまり、登りきる、という覚悟と体力さえあれば、決して難しいことではありません。 ただ、このコースはエスケープルートはありません。体力を使い切って行動できなくなれば、それは遭難です。 いざ進んだら、最後までやりきるか、戻る体力を常に考えて、撤退の選択も持たないといけません。 何でこんなことを書いているのか、と言うと、下山時にある方とお会いしたからです。 その方は登りの休憩中で、蛭ヶ岳に行きたい、と言っておりました。 でもあまりにキツいので、丹沢山であきらめようかと思っているのですが、、、という話でした。 その時、時刻は13:00過ぎ。 いや、天王寺尾根の半分にも達していない場所で、キツくて座っている状態でしたら、その時間であれば丹沢山も難しいのでは、、、と、正直にお話ししました。 その方は、距離で見ると大丈夫だと思ったんだけどな、、、と残念がっておりました。 前述しましたが、距離や時間などのデータだけでは、その山の厳しさは伺い知れません。 とにかく、少しずつ経験し、今の自分のレベルを知ることだと思います。 例えば、高尾山~陣馬山の縦走でキツい、、、と思う人は、ヒルトンはまず無理だと思いますし、雲取山ピストンがキツい、、、と思う人は、ヒルトンの数回の登り返しは厳しいかも知れません。 憧れを持つことや、実際に行動することは素晴らしいですが、山の場合、一つ間違えば命にも関わります。 やはり、自分を知ることや、準備段階を踏むことは重要だと思うのです。 、、、でもこのコースは、多くの人に辿ってもらいたいな~。 【本日の装備】行動開始時気温 18° ・ドライレイヤー = ファイントラック ドライレイヤー クール ・ベースレイヤー = パタゴニア キャプリーン半袖 ・パンツ = 山と道 5ポケットパンツ ・タイツ = C3Fit ・シューズ = スポルティバ ボルダーX MID ・ハット = RIDGEMOUNTAINGEAR Enough Hat ・ザック = Paago Works Buddy16 Yamap Ver.(16L) ・トレッキングポール = モンベルULフォールディング(1本) 【携行品】ザック込の総重量 = 3.2kg ・レインウェア = Teton Bros. フェザーレインジャケット ・レインパンツ = 山と道 オールウェザーパンツ ・WB = パタゴニア フーディニ ・ゲイター = ティートンブロス ・手ぬぐい = BePalのオマケ(マムート) ・ひるさがりのジョニー ・塩 ・ライター ・ココヘリ会員証 ・その他レスキューセット等の小物 【行動食】 ・森永 in PROTEIN ベイクドビター 2本 (1本食べた) ・Oilio MCT CHARGEゼリー 3本 (2本食べた) ・塩飴 10個 (9個食べた) ・魚肉ソーセージ1本 (全部食べた) ・水 1250ml (全部飲んだ)
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