活動データ
タイム
09:13
距離
11.8km
のぼり
1507m
くだり
1518m
活動詳細
すべて見るせっかくの連休。台風と相談。日曜しかない! どうした事か先週の体調不良を引き摺り、行きたい天狗沢→ジャンは諦め。20Kmの行程距離、累積高度2,000mくらい。扇沢から針ノ木岳、スバリ岳、赤沢、鳴沢、種池小屋の周遊だったら大丈夫かと。 往路の高速道路、仮眠のSAで気持ち悪くなる。吐きそう。あれっ! 止める? ちょっと様子を見て、扇沢。 そりゃ、来ちゃったら、アドレナリンいっぱいになるよなぁ。身体の調子と相談し、針ノ木ピストンでもいいし。出立。 扇沢駅が、観光客の皆さんで混雑する時間帯より早い4:40過ぎ。予定より1時間くらい遅くなってしまった出立。普通に歩いているつもりも、スピードが上がってない。長めの高度差のない前半を終えて雪渓。時より温かな夏の風が、朝の雪渓ならではの涼風と交じり合う不思議な空間。どんどん遅くなる。針ノ木峠直下の葛折り。同い年くらいのご夫婦に、登り道を譲るほど遅い。体調の悪さは感じないが、すっかりのんびりさんに。 おっかしいなぁ、登りで食べたおにぎりは2つ。ちゃんと食べれている。と、針ノ木小屋で3つ目のおにぎりの補給している時には、周遊は頭から消え。滅多にしないザックのデポを小屋のオヤジさんに頼み、ガスの中のピークだけ踏んでおこうかと、山頂へ。 フェイクピークを超え360°真っ白な山頂を踏む。何とはなく雲が切れる瞬間も。5分、10分、時間の経過。瞬間は時間に変わり、スバリ岳への稜線がくっきり。おぉ、すごい高低差。今度は黒部湖がうっすら。そんなこんなの1時間くらいか。遂には、立山も剱岳もいい感じの雲の流れとともに。最後まで山頂を隠していた剱岳のピークも・・・。あ~っ、カッコいい。 稜線歩きの周遊を諦めたら、時間は余裕。針ノ木と対峙する蓮華岳、でっかく全容を。こうなると、小屋までの下山も楽し。スバリの奥の剱岳を何回も振り返り。小屋で、せっかくなんでと、ドリップコーヒー。こんな事、最近してなかった。小屋のオヤジさんに「黒部湖と立山剱を冬にみたい」と、問う。「僕たちの学生の頃はそう言う事やっていたけど、雪渓は言うても雪崩の巣だから。蓮華岳経由も長いしね」と。更に「昨日テン泊した男性二人、黒部湖近くまで下りて、イワナ釣りして、お刺身で食べたって言ってたよ。流石に驚いた」。黒部湖まで渓流釣りでピストンすること、イワナが釣れちゃうことにも驚くが、川魚のイワナ、お刺身かぁ、ビックリポイントいっぱい。 上昇気流の雪渓に、笹が生い茂る長い高低差ない道を、いつものように早足。体調、戻ってる。 体調崩して、遅い登りが引き合わせくれた針ノ木岳からの絶景に感謝。 【天候】 曇天、ピークに着いたら晴れ上がり 【コース状況】 危険な場所は、ほぼなし。雪渓は良く締まっており歩きやすい。登りだけならアイゼンも不要と思われるほど(軽アイゼンを使用したが)。雪渓での落石は、石がある程度ゴロゴロとしていたが、登山中の落石や「ラク~!」の声もなかった。 【アクセス】 扇沢第1駐車場(無料)に駐車。午前4時過ぎと遅めの到着となったが、ちゃんと探せば10台くらいは駐車できたと思われる。難なく駐車。むしろ柏原新道登山口近くにある駐車場の方が混雑は激しそうだった。
動画
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