脊振山地の山

  • 脊振山

    標高 1055 m

    • 福岡
    • 佐賀

    福岡県福岡市早良区と佐賀県神埼市との境に位置する、脊振山地最高峰の山。日本三百名山の一つで、標高1054m。脊振山地一帯は、古くは霊山として多くの修行僧が暮らす山岳密教の修験場であったため、その痕跡が多数みられる。「脊振山」は江戸期までは山地一帯にある坊の総称であり、現在の脊振山山頂は「上宮獄」と呼ばれていた。山頂には脊振神社の上宮があり、弁財天がご神体として祀られている。また航空自衛隊、アメリカ軍のレーダーサイト(脊振山分屯基地)もあり、一部視界をさえぎられるが、眺望の良いパノラマ風景が広がっている。登山口は車谷登山口や椎原峠などがあり、車谷登山口は浮石の多い渡渉を繰り返すので注意が必要。なお、福岡・佐賀の県境を、東西に60キロ超走る脊振山地の縦走路は九州一の距離を誇り、挑戦してみるのもまた面白い。

  • 井原山

    標高 982 m

    井原山(標高982m)は、福岡県糸島市と佐賀県佐賀市の境に位置する山。典型的な断層山地のため、福岡県側は急崖となっており、洗谷や水無谷など、多数の渓谷や滝をもっている。ササ原が広がる山頂一帯は、コバノミツバツツジに彩られる。展望もすばらしく、金山や背振山地最高峰の脊振山(1,055m)をはじめとする山々が一望できる。その山頂に向けて、福岡県側、佐賀県側から多くのコースが延びるが、人気が高いのはオオキツネノカミソリ群落がある北東側の水無谷コースと、西方の雷山(955m)とセットで脊振山地をたどる縦走だ。通年登れるが、コバノミツバツツジの咲く5月上旬や、オオキツネノカミソリの咲く7月中旬~8月上旬が特におすすめ。

  • 金山

    標高 967 m

    金山は、福岡県と佐賀県にまたがる脊振山地の一座で、標高967mの山。主峰脊振山の北西約8kmの位置にあり、脊振山、井原山に次ぐ高峰だ。交通アクセスが良く、福岡都市圏からも多くの登山者が訪れる。断層地形の山域は、南の佐賀県側がなだらかで、北の福岡県側が急峻となり、多くの滝や深い渓谷が見られる面白い地形となっている。樹林に覆われ、展望は山頂部にならないと見えないが、尾根筋にはブナ林も残り、シャクナゲやミツバツツジのシーズンが特に美しい。尾根伝いに猟師岩山などの周辺の山へも縦走できるので、部分的な脊振山地縦走を楽しむのも良いだろう。通称「マムシ岩」といわれる展望台へは35分ほどで着き、金山がきれいに見渡せる。

  • 雷山

    標高 955 m

    福岡県糸島市と佐賀県佐賀市との境にある、標高955mの山。脊振山系に属し、同山系北部の分水嶺を成す。雷山は古来より霊峰として崇められ、登山ルートには雷神社上宮やほこら、古代山城の跡と考えられている「雷山神籠石」などがある。千如寺からの登山口を利用する人が多く、途中には「清賀の滝」があるので立ち寄ろう。山頂が近づくと傾斜は急になり、ブナの自然林を抜けて山頂にたどり着く。山頂は素晴らしい眺望で、脊振山地の山々はもちろん博多湾方面まで見渡せる。山頂からは脊振山地の第二の高峰である井原山への縦走路が整備され、二山を結ぶこのルートはとても人気。尾根道は、ブナの林やアカガシの木などの森林浴を楽しめ、ときおり展望の良いポイントなどを経由しながら歩くことができる。春はコバノミツバツツジのトンネルが美しい。

  • 羽金山

    標高 900 m

    羽金山(はがねやま)は、福岡県糸島市と佐賀県佐賀市との境界にある、脊振山地に属する山である。山頂及び三角点は、両県の県境から約70メートルの佐賀県佐賀市側にある。山頂のはがね山標準電波送信所も同じく佐賀県側にある。 山頂に二等三角点がある。基準点名は、「羽金山」ではなく、「刃金山」である。位置は、北緯 33°27′55″.4723、 東経 130°10′32″.6153 、標高は 900.23メートル、住所は、佐賀県佐賀市富士町大字上無津呂字中敷4017番地である。柱石長は、0.79メートルである。三角点への道のりは、点の記で知ることができる。

  • 猟師岩山

    標高 893 m

    猟師岩山(りょうしいわやま)は、日本の九州地方北部にある、脊振山地の山の一つである。福岡県福岡市早良区と佐賀県佐賀市の境界にあり、標高は893.4m。 九州自然歩道が整備されており、佐賀市三瀬村井出野地区から西椎原峠を経て登るルートなどがある。沿道ではコバノミツバツツジやシャクナゲなどといった植物の群生を観察できる。

  • 河童山

    標高 874 m

    女岳から羽金山への縦走路上にある山。ピークはなだらかで、人の立ち入りが少ないせいか藪のようになっている。山頂からは羽金山と電波塔が見える。

  • 蛤岳

    標高 863 m

    蛤岳(はまぐりだけ)は、日本南部の九州・佐賀県北部にある、脊振山系に属する標高862.8mの山である。 福岡県との県境近くの神埼郡吉野ヶ里町北部にある。山頂には直径3〜4mほどの蛤岩と呼ばれる巨石があり、これが東西に割れて蛤が殻を開いた様子に見えることから名付けられたと言われている。

  • 九千部山

    標高 847 m

    九千部山(くせんぶやま)は、佐賀県鳥栖市と福岡県那珂川市に跨る山である。山頂は鳥栖側にあり標高は847.5m。脊振山系。 山頂には弁財天の石の祠が鎮座する。山頂からは北に博多湾、南に筑紫平野と有明海を望む。 伊藤常足著『太宰管内志』によれば、『肥前国風土記』の「草横山(くさのよこやま)」は九千部山を指すという。また山名の起こりを伝える民話がある。むかし天暦5年(951年)頃、隆信沙門という若い僧侶が台風と病気に苦しむ村人のため山頂で法華経を49日間で一万部(1万回)読踊する決心で山に籠ったが、あと7日目という夜に白蛇に遭遇、その後美しい女の幻に誘惑され負けてしまう。満願の50日目に僧侶を探しに来た村人は、谷の岩陰で骸となった僧侶を発見する。こうして読踊が「九千部」に留まったため、これが山名となったという。なお、村人が山中の谷で僧侶を見つけ葬ったとされる場所の近くには、経塚と供養塔が所在する。 道路は後述する放送用等の無線局維持のために入山する自動車のためのものが舗装されているだけで、あとは舗装されていない。 福岡県側の麓には、福岡市民の水がめ・那珂川水系の南畑ダムがある。

  • 浮嶽

    標高 805 m

    福岡県糸島市二丈と佐賀県唐津市七山との県境に位置する、標高805mの山。別名は筑紫富士(つくしふじ)で、霊峰として知られる。山頂の展望は北側がわずかに開けており、壱岐が見える。山頂に浮嶽神社の上宮が鎮座し、同神社の中宮(旧久安寺)は中腹にある。福岡県と佐賀県の県境にある脊振山地の西の端にあり、女岳(748m)、十坊山(とんぼやま・535m)などと縦走するのも良いだろう。最短コースなら、林道・浮嶽線の最終点にある浮嶽登山口から緩やかに登ると、白龍稲荷と大展望岩が現れ、さらに登ると浮嶽にたどり着く。

  • 石谷山

    標高 754 m

    佐賀県東部に位置する背振山地の一部で、九州自然歩道の九千部山地区に属する754mの山。御手洗ノ滝キャンプ場が登山口にあり、地元住民の憩いの山として親しまれている。山頂は樹木に囲まれ展望はないが、平らな山頂にはトーテムポール、石小積、テーブル、ベンチなどがありゆっくりくつろげる。詳細は、九千部山を参照。https://yamap.com/mountains/12145

  • 女岳

    標高 744 m

    女岳は、佐賀県と福岡県の県境に位置する、標高744mの山。荒谷峠から見ると、円錐形の秀麗な山容が登山意欲をそそる。山頂は木々に囲まれているが、開けた場所から二丈岳や美しい玄界灘を望むことができる。ここは脊振山地の西の端にあり、二条岳や浮嶽などと縦走するコースも人気である。その場合は二条岳登山口から登り、展望の良い二丈岳、女岳を経て浮嶽へ向かうルートを辿る登山者が多い。浮嶽の山頂には浮嶽神社の上宮が鎮座し、展望はわずかに開けている程度だ。

  • 十坊山

    標高 535 m

    佐賀県唐津市・福岡県糸島市境の十坊山は、脊振山地の最西端に位置する。標高535mと低いうえ登山道もよく整備されていて一年を通して楽しめるが、空気が澄んだ秋が特におすすめ。山名は、雷山智如寺を開山した清賀上人が奈良時代に建立した怡土(いと)七ヶ寺の一つ、久安寺(きわじ)の属坊が十坊あったことに由来するなどの説がある。山頂部は展望のよい芝生の広場になっており、眼前に玄界灘の雄大な展望が広がる。山頂に鎮座する坊主岩の上にクサリを使って立てば、青い海原に浮かぶ壱岐、対馬まで見渡せる。東の白木峠から30分強で山頂に立てるが、北麓の中村登山口を起点とする周回コース(3時間弱)をとればより充実した山歩きが楽しめる。

  • 牛頸山

    標高 448 m

    牛頸山は、大野城市の南に位置する、標高447mの山。福岡市内から距離的に近くアクセスも便利で、根強い人気を誇っている。牛頸山山頂からの景色はなかなかの見応えがあり、北側に展望が開けている。山頂はあまり広くないが丸太のベンチが設置され、のんびりと過ごすことができる。また、天拝山〜黒金山〜牛頸山の縦走路も人気。天拝山歴史自然公園から天拝山へ登り、黒金山、牛頸山へとつなぐルートがよく歩かれている。全体的に登山道がよく整備され、歩きやすいと評判だ。

  • 基山

    標高 404 m

    基山(きざん)は佐賀県三養基郡基山町と福岡県筑紫野市にまたがる標高404.5メートルの山。国の特別史跡基肄城跡が残る。 脊振山地の東端にあたる。北・西・東の三峰があり県境にある北峰が最も高い(414.1メートル)が通常は西峰を基山と呼ぶ。肥前国風土記に「基肄之山」とあるほか「木山」「城山」などと表記された。読み方は「木山口若宮八幡宮縁起」によれば「基八間(きやま)」であったが地元では明治中期ごろまで「坊住(ぼうじゅ)」「城戸坊住」と呼ばれていた。なお、北峰は北帝(きたみかど)と呼ばれるがこれは基肄城の北門が付近にあり「北御門」が転じたものである。1889年(明治22年)、4村合併により「基山村」が成立したころから自治体名との混同をさけるため「きざん」と呼ばれるようになった。山名の由来は霧の転嫁(肥前国風土記)、「椽」の山城(日本書紀)などがある。山頂からは博多湾、高良山、筑後川、大宰府、大野城、有明海などが一望できる要衝にあり、飛鳥時代に大宰府防衛の拠点の一つとして基肄城が築かれた。一帯は脊振北山県立自然公園の一角で、草スキーでも知られている。

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