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乾徳山・黒金山

出典: Wikipedia

乾徳山(けんとくさん)は、山梨県山梨市にある標高2,031mの山で、奥秩父の山域にある。 【概要】 山梨市北部の旧三富村域の中部からやや西方に位置。南麓には笛吹川支流の徳和川が南東流し、徳和渓谷を形成しつつ笛吹川と合流する。西面には岩壁がそびえる岩山で、南アルプスや奥秩父の山々、富士山が遠望できる。『甲斐国志』に拠れば、1330年に現在の甲州市(旧塩山市小屋敷)に恵林寺を開いた夢窓疎石が修行したということで知られ、乾徳は恵林寺の山号になっている。山には国師が座禅をしたといわれる座禅石や髪剃岩、天狗岩などの奇石があり、中腹には同じく国師との関わりを伝える銀晶水、錦晶水などの水飲場があり、山岳信仰にも関係していると考えられている。

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掲載されている山

乾徳山・黒金山・道満山・笠盛山・大平高原・七ツ釜五段の滝・西沢渓谷

  • 乾徳山

    標高 2031 m

    乾徳山(けんとくさん)は、山梨県山梨市にある標高2,031mの山で、奥秩父の山域にある。 山梨市北部の旧三富村域の中部からやや西方に位置する。南麓には笛吹川支流の徳和川が南東流し、徳和渓谷を形成しつつ笛吹川と合流する。西面には岩壁がそびえる岩山で、南アルプスや奥秩父の山々、富士山が遠望できる。東には南北に秩父往還が通じている。 江戸時代後期の『甲斐国志』に拠れば、鎌倉時代に臨済宗の僧・夢窓疎石が修行したとする伝承を持つ。夢窓は甲斐国においていくつかの寺院を創建しているが、乾徳山から南方の甲州市塩山小屋敷に所在する恵林寺は鎌倉末期の元徳2年(1330年)に夢窓の開いた寺院で、「乾徳山」が山号になっている。乾徳山には国師が座禅をしたといわれる座禅石や髪剃岩、天狗岩などの奇石があり、中腹には同じく国師との関わりを伝える銀晶水、錦晶水などの水飲場があり、山岳信仰にも関係していると考えられている。

  • 小楢山

    標高 1712 m

    小楢山(こならやま)は、山梨県山梨市(旧東山梨郡牧丘町)にあり奥秩父山地の南(西)部に位置する山である。古那羅山とも記される。標高は1,713m。山梨百名山。焼山峠の登山口に子授地蔵(こさずけじぞう)がある。的石、幕岩(黎明岩)、天狗岩、御座石、屏風岩、羅漢岩、薬石門という名の岩・石がある。一杯水という名の水場がある。父恋し路、古那羅道(母恋し路)という名の登山道がある。山頂には、錫杖ヶ原(しゃくじょうがはら)という野原(カヤトの原)があり、レンゲツツジなどが咲く。夢想国師が修行したという伝説がある。 小楢山には、焼山峠から登るコース、鼓川温泉から登るコース、牧丘から父恋し道母恋し道を登るコースがある。焼山峠から登る登山道は、山頂まで約2時間で到着できる。 山頂は広く、南側にひらけていて、正面には富士山、眼下には甲府盆地の東に位置する地域が見下ろせる。

  • 道満山

    標高 1314 m

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