飛騨百山㊳秋の西穂西尾根

2020.10.11(日) 日帰り

活動データ

タイム

14:46

距離

17.2km

のぼり

2025m

くだり

1829m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
14 時間 46
休憩時間
1 時間 12
距離
17.2 km
のぼり / くだり
2025 / 1829 m

活動詳細

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会の女性の方が昨年秋にこのルートを歩いて今年も西穂西尾に行きたいと言われたのがきっかけ。無雪期に2回行かれ1回敗退したそう。積雪期のバリエーションルートだと思っていた私はルート状況を見れるので藪漕ぎ覚悟で参加。涼しくなった紅葉の時期だが冬しか歩いてない師匠さんも行けるかわからないと。もちろん日帰り。12時間計画で帰りは最終ロープーウェイ間に合わないからとボッカ道下山も計画。本当にバリエーションに富んだ充実した山行だったと皆で談笑しながら真っ暗な長い作業林道を下山しました。下界は雨が降った様子でした。車両を2台で行き1台は鍋平駐車場(ロープーウェイ近く)有料ですが早朝で帰りも20時過ぎたため係員おらず、1台は深山荘無料駐車場に。 ※反省点 前々回に槍帰りに左膝外側に痛みが出ました。接骨院通院中で楽になってたのが今回再発してしまい下山時苦労しました。第1岩峰下で休憩、チェストハーネス、ヘルメット装着。第1岩峰上部で切り立つ巨大岩を登る時、ガバも足掛けもなく岩と岩の隙間に足をかけたが焦り安定しない。師匠がスリングを差し出す。この第1岩峰後、ハイマツ帯を避け右岩壁のバンドを慎重にクライムダウンした。会の女子は藪漕ぎが下手との秋合宿の評価。苦手ではないですが確かにジタバタともがく場面もある。ザックに刺しているポールが引っかかるのは一つ要因。折り畳み式がいいんだなぁと感じた。しかし登りの背が高いハイマツ藪漕ぎはキツイ。幹や枝が下に向かって成長しているから逆らって進まねばならない。第2岩峰までは距離感がつかめなかったが時間がかかるため師匠さんも無理と判断なされた。尾根づたいを諦めカールに降りる場所を探す。直下は崖。藪漕ぎして少し進めば降りられそうと思った。師匠さんは右岩壁にブッシュ付きテラスを進み草付きバンドを見つけた。カールに降り立つが上部はやはりハイマツ帯。目標のコルに向けトラバース。更にナナカマドの藪漕ぎが待っていた。やっと標高を上げれそうな浮石だらけのガレ場。急登になり右谷にルート変更。更に主峰のキレットを貼りつきながら進むと先は巨大な岩峰。私ら直登無理。戻るのかと思ったら岩峰下を背が低いハイマツや草付きバンド帯、巨大な1枚岩をトラバース。すると2峰の一般道に取り付いた。この素晴らしいルーファイ能力が欲しい。私は諦め降りるか無理して先に進む事かしか考えれなかった。時間と体力をいかに節約出来るか。怖くて足元を見がちだが高い場所から目標やルート全体を観察する事はとても大切。師匠さんは予測が早い。だからエスケープルートを探し出せる。入山したら常に目的を忘れずに緊張感を持ち楽める余裕を。 ※良い点 前日が休みで別山や中アを考えてはいましたが本日はガチ山行なのでゆっくりと休む事にし気持ち体調共万全にした。西尾根入山口の穂高平小屋の牧場から水上新道登山口を見つけたが歩く人はほぼいないためしばらくは本道を捜しながら標高を上げる。ルーファイしたいので先頭に立ち歩く事が出来た。しばらく道無き道を進むと見覚えがある大木や大岩のポイントが見つかりその後はピンクテープが等間隔にあり登山道に繋がった。第1岩峰は大岩で尖りはあるがガバやブッシュがあり笠の第4尾根に比べたら面白く楽しく安心して登れた。気温が上がり喉が渇く。3人で手持ちの水を分け合った。暗いボッカ道は熊の巣が多い場所で皆叫びながら降る。やはり岩をトラバースしたり登り上げる時に早くしようと焦る。慎重に弱点を探す事。この点をクリアしたい。 ※帰り焼岳ガーデンホテル日帰り温泉 うぐいすの湯は21時まで受付、22時まで入浴可。¥700。

槍ヶ岳・穂高岳・上高地 4時集合、5:20新穂高右俣から登山開始。林道ショートカット。
4時集合、5:20新穂高右俣から登山開始。林道ショートカット。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 牧場へ鉄柵乗り越え作業道。
牧場へ鉄柵乗り越え作業道。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 西尾根登山口発見。
西尾根登山口発見。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 藪の中に。
藪の中に。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 1,945m森林帯尾根に出るまでルーファイ。
1,945m森林帯尾根に出るまでルーファイ。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 徐々に踏み跡がしっかりわかりやすくなる。
徐々に踏み跡がしっかりわかりやすくなる。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 ポイント2。
ポイント2。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 高い笹藪に倒木。
高い笹藪に倒木。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 地図上1,946m森林帯尾根ピーク。
地図上1,946m森林帯尾根ピーク。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 陽射しが入り北アルプスの尾根がチラチラ見えだす。
陽射しが入り北アルプスの尾根がチラチラ見えだす。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 千石尾根を新型ロープーウェイが走る。
千石尾根を新型ロープーウェイが走る。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 徐々に踏み跡は細く急登に。
徐々に踏み跡は細く急登に。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 忘れた頃に案内に気づく。
忘れた頃に案内に気づく。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 第1岩峰下の岩で休憩。
第1岩峰下の岩で休憩。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 独標の人が見えました。
独標の人が見えました。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 第1岩峰へ出発。
第1岩峰へ出発。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 ここは巻きます。
ここは巻きます。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 この辺りもザックなければ行けそうだけど巻きます。
この辺りもザックなければ行けそうだけど巻きます。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 師匠に続いてフリーで登ります。
師匠に続いてフリーで登ります。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 気づくと後ろに笠や抜戸の尾根。
気づくと後ろに笠や抜戸の尾根。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 第1岩峰からハイマツ帯を避けバンドを降りました。
第1岩峰からハイマツ帯を避けバンドを降りました。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 クライムダウン。
クライムダウン。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 下から見上げると急斜面。
下から見上げると急斜面。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 西尾根は諦めたので一般道への取付を探す。ずっと藪。
西尾根は諦めたので一般道への取付を探す。ずっと藪。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 左ピークは第1岩峰、繋がる直登したかった西尾根。
左ピークは第1岩峰、繋がる直登したかった西尾根。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 割谷山?か大木場ノ辻。
割谷山?か大木場ノ辻。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 左ザレ場を登ります。
左ザレ場を登ります。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 ナナカマドの藪漕ぎ。
ナナカマドの藪漕ぎ。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 やっとP2下一般道に取り付いた。
やっとP2下一般道に取り付いた。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 緩い斜面に低いハイマツ。師匠の鋭いルーファイ。安心して登れました。
緩い斜面に低いハイマツ。師匠の鋭いルーファイ。安心して登れました。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 このためにチャンスを伺っていた初西穂高登頂へ。
このためにチャンスを伺っていた初西穂高登頂へ。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 宇宙に近い場所からまったりした雲海。下界は雨。
宇宙に近い場所からまったりした雲海。下界は雨。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 飛騨側の北西尾根、天狗尾根。
飛騨側の北西尾根、天狗尾根。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 師匠さんと2人だけ。本日最終登頂者。
師匠さんと2人だけ。本日最終登頂者。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 積雪期ならこの西尾根から西穂高岳へサクサク来れる。
積雪期ならこの西尾根から西穂高岳へサクサク来れる。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 私は直登無理だったピークはここに繋がっていた。
私は直登無理だったピークはここに繋がっていた。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 登って来たカールからガスも登ってくる。こうなったらルーファイ出来ない。
登って来たカールからガスも登ってくる。こうなったらルーファイ出来ない。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 西穂高岳は見えなくなる。
西穂高岳は見えなくなる。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 たぬき岩らしい。
たぬき岩らしい。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 ピラミッドピークではなく7峰。
ピラミッドピークではなく7峰。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 ピラミッドピークと西穂高。
ピラミッドピークと西穂高。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 独標着いたら西方が雲の海‼️
独標着いたら西方が雲の海‼️
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 独標から振り返るピラミッドピーク。
独標から振り返るピラミッドピーク。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 数分でガスが消えて行く。
数分でガスが消えて行く。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 西穂高と飛騨側。
西穂高と飛騨側。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 やっと丸山。
やっと丸山。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 足は痛いがボッカ道へ。暗闇を熊除けで大声で叫びながら下山。
足は痛いがボッカ道へ。暗闇を熊除けで大声で叫びながら下山。

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