THE・DAY ジュエリー鳥海山

晴れそうな鳥海予報。 冬の鳥海山は数年ぶりなので、 内心かなりドキドキしていた。 いつものように寝ずに行くのではなく、 今回は現地でしっかり寝てから。 雪の少なさに驚きながら、最短記録で小屋まで到達。 小屋から上の雪面はカリカリで表面には氷の層が。 いつか滑落した日の記憶が蘇る。 アイゼンとピッケルに神経を集中させて登る。 数年ぶりに見た新山はいつもよりゴツゴツで なんだか新たな魅力を見たような。 無事に歩き切れたことが嬉しいし、 過去最高とも言えるコンディションで、冬の新山に初めて登る友人２名を案内できたことも嬉しい。 思わぬご近所さんとか新たな出会いもあり、 良いことたくさん◎ 下山時に見せてくれた流れる雲の演出や、 広大な雪原など、世界中どこにも引けを取らない、 やはり最高な山だと感じた山行でした。 ※外輪山から新山の往復は雪の状態によっては非常に危険です。 　確実なアイゼン・ピッケルワークができないと滑落、ケガに繋がります。 　とくに冬の鳥海山では、他人のトレースありきな方は遭難予備軍です。 　外輪山からの下降ポイント、ホワイトアウトで簡単に見失います。 　晴れ予報なのにホワイトアウトはザラです。 　くれぐれも慎重に判断されますよう。