活動データ
タイム
26:38
距離
39.2km
のぼり
4148m
くだり
4156m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る夏休み第二弾で槍ヶ岳を周回してきました。 ◆一日目:新穂高温泉~槍平小屋~南岳新道~南岳~中岳~大喰岳~殺生ヒュッテ泊 ◆二日目:殺生ヒュッテ~槍の穂先~西鎌尾根~硫黄乗越~樅沢岳~双六岳~双六小屋泊 ◆三日目:双六小屋~弓折岳~大ノマ岳~抜戸岳~笠新道~新穂高温泉 友人から槍ヶ岳を計画しているという話を聞いて、そういえばまだ行ったことなかったなと興味本位で調べてみたら、俄かにやる気が芽生えてしまい、実現に至りました。 せっかくなら、近くの3,000m峰も攻めてみたい、でもジャンダルムや大キレットを独りで歩く勇気はまだないな...ということで、あれこれ考えて二泊三日でたどり着いたのがこのルート。 行ってみたら、行く前に想像していたよりも遥かに変化に富んで、面白いコースでした。 このルートは、槍平小屋から先、南岳に向かうルートに入った途端に出会う人の数がグッと減ります。危険個所はほぼ無いものの、南岳新道の上りはかなりの急登なので、敬遠されるのかもしれません。 天気が良ければ稜線からの眺望が素晴らしいのでしょうが、この日は生憎ガスってしまい、南岳~中岳~大喰岳までほぼ真っ白。 そしてこの三山の山頂は、いずれもとても地味...。でも大喰岳(おおばみだけ)なんて、名前を聞いただけでも惹かれません? 大喰岳の山頂を超えたところから、槍ヶ岳山荘、殺生ヒュッテ、ヒュッテ大槍、そして槍の穂先を眺めながら歩くルートは「いよいよ槍迫る!」という感じがして、心が躍りました。 一日目はちょうど中秋の名月ということで、槍と重なる満月を期待したのですが、方向が全く違いました😅 それでも朝方、西の空に沈む満月を見届けて、東の空から朝陽が昇るにつれ橙色に染まる槍の穂先は圧巻でした。 今回のコースで私が推したいのは西鎌尾根。 二日目の午前中は天気に恵まれて、この稜線歩きは最高に気持ち良かったです。 起伏に富んだ美しい稜線、右手に伸びる荒々しい硫黄尾根から赤岳・硫黄岳(八ヶ岳みたい!)、振り返れば槍の穂先と子槍。 生まれて初めて、ライチョウ一家にも出会いました。 そして三日目は双六小屋から笠新道へ。 特に弓折岳までを歩いた夜明けの時間帯は、濃い藍色の幻想的な雲海に浮かぶ槍の影と、満月が沈むのを見送る恍惚としたひと時でした。 こういう瞬間があるから山に行くのを止められない、と思うのです(と、南アルプスでも思った気がする) 来週はいよいよ夏休み第三弾!どうか、晴れてくれますように
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