18:13
29.7 km
2770 m
大喰岳・槍ヶ岳
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 (長野, 岐阜, 富山)
2026年03月29日(日) 日帰り
年度末のお休み、遠出して岩木山と八甲田山に行ってみようと思っていたものの、移動も大変だし、長い距離を歩きたかったので、先週、猿ヶ馬場山から見えた槍ヶ岳へ行ってみることにした。槍ヶ岳は5回目だけど、新穂高から登るのは初めて。 新穂高に行くときは高山経由で行くことが多いけど、今回は松本経由で行ってみた。高山経由に比べて時間はかかったけど、高速代は安く上がった。新穂高の無料駐車場はガラガラだった。今まで何度も使わせてもらったこの駐車場、来年6月から日2,600円のWeb予約制になること。 午前2時前に出発。白出沢の分岐まで、林道えおひたすら歩いて行く。雪がちらほら残っていた。白出沢は、槍ヶ岳方面穂高連峰方面への分岐口。ここで大失態。足跡があったので何となく辿って行ったら、槍ヶ岳方面ではなく、全然違う道だった。ヤマップで見たら、正式なルートではないが白出沢を登っているっぽい。このまま予定を変更して、奥穂高岳に行ってしまおうかとも考えたが、正式なルートではないので、引き返すことにした。このルートロスで50分近く無駄にしてしまった。 正しいルートに戻り、槍ヶ岳方面へ。日が登って暫くしたら、槍平小屋に着いた。ここからは傾斜がきつくなる。途中で久しぶりにアイゼンを着用、傾斜がどぎつくなってからはピッケルも使用。ピッケルを出すタイミングが遅すぎたのは反省。ちょうどこのあたりは谷になっていて、ずっと日陰になっていた。日が当たると雪が緩むので、かえってありがたかった。延々と続く雪稜を登って大喰岳に着いた。大喰岳から見た穂高連峰のカッコよさには度肝を抜かれた。 一旦、下って登り返し、槍ヶ岳山荘へ。そこで準備をして穂先へ。穂先は岩と雪のミックスルートだった。慎重に行けば怖さは感じなかった。でも、アイゼンを着けたまま梯子を登るのは難儀した。 10時間ちょっとかかり、正午過ぎに山頂に着いた。北アルプスの大絶景が広がっていた。風も穏やかで、寒さも感じない。1時間近く、1人で頂上を独占できたのは超贅沢だった。こんな景色を見たいから、山登りを続けているんだよなあ。 1時間過ぎると、途中で抜かした外国人カップルが穂先に取り付くのが見えたので、自分は後ろ髪を引かれつつ下った。 山荘からは一気に下山と行きたかったけど、気温が上がって雪がぐしゃぐしゃ。自分のアイゼンは板がついていないので、雪の団子が足裏につき、歩きにくくてしょうがない。それが原因で斜面で転びそうになり、怖い。途中から、本当は雪崩の危険を考慮するとよくないけど、傾斜のキツめの斜面を四つん這いになり、クライムダウンで一気に下った。傾斜が緩くなってアイゼンを外した後も、歩くたびに脛くらいまで脚が沈む。体力ばかり消耗し、なかなか進まない。でも、槍平小屋から下は樹林帯が多く、日中、それほど日が当たっていなかったようで比較的、雪が締まっていてよかった。 何とか、日が落ちる前に安全圏の白出沢の出合いまで戻ってきた。朝、道を間違えた場所。明るい時間に見れば、間違うようなことは無い場所だった。 残りは林道、途中でライトを付け、20時過ぎにガラガラの駐車場に戻ってきた。 奥飛騨温泉郷でやっている風呂はこの時間帯ではもうない。松本まで行き、風呂に入り、この日は塩尻で車中泊をした。 雪山、特にこの時期は、雪の状態が思い切り歩きに影響する。結局、17時間予定が18時間を超えてしまった。でも、よい景色が見られたので満足。翌日の月曜日もお休みを取っていたので、守屋山に登りたかったけど、天気が悪そうなので次回のお楽しみに。諏訪湖一周のんびり歩いて帰った。
