春の涸沢
槍ヶ岳・穂高岳・上高地
(長野, 岐阜, 富山)
2026年05月05日(火)〜08日(金)
4日間
3泊4日の春の涸沢はとても素晴らしい山行になりました。(登っている時は苦しく、下山後の感想です😊)夜行バスやマイカーでの移動が年々きつくなったこともあり、今回もかなりゆっくりな日程になりました。自分自身の備忘録として、いつもより詳細に記録しています。
1日目
翌日は涸沢テント場までなので、徳澤か横尾のどちらかにテント泊ということで、高尾→松本(各駅停車)→新島々(バス)→上高地と乗り継いでの上高地入りです。 横尾キャンプ場でテント泊することになりましたが、連休期間限定の長野県警の入山確認を受けてから、横尾山荘にてテント泊受付となります。なお県警の方からは、「全層雪崩」に注意とのことでした。
2日目
朝は放射冷却でテントがバリバリに凍るほど寒かったものの、絶好の登山日和になり、涸沢まではいつものようにノーアイゼンで。連休後半ということもあって下山者が多く、狭い道での譲り合いがポイントになります。また涸沢までの間では、左右からの落石が例年に比べ多く、「らーく‼」のコールが何度かあり、こぶし大のものがルートから10mぐらいまで届くこともあって、落石の音にはけっこう緊張しました。
早い時間に到着できたので、テント設営場所は選び放題でスコップ要らず。結果論ですが、スコップは無用と長物となりました。最終的にはテント泊組が意外に多く50張くらいになりましたが、正直なところ涸沢までテントを担ぎあげることができて、満足度100%です。夕飯時までに飲み過ぎないよう注意して、至福の時間を過ごします。
夕方からは風が強まったものの、しっかりした暴風壁のおかげで安心でしたが、何度かの雪崩の音に緊張させられる夜となりました。
3日目
当初計画(登山届)は、山頂往復後も涸沢テント泊予定でしたが、4日目が時々雨の予報に変わり、せめて横尾か徳澤まで降りたかったので、いつも通り暗いうちからのスタートです。昔からそんな登り方してきたので、スタートまでのルーティンもいつも通りです。またいつものようにトップスタートではなく、ヘッドランプが見えた限りでは3~4番目のようでした。
昨日から気温が高めで、穂高岳山荘までの間の雪面がグサグサで歩きにくく(個人的にはアイゼンがしっかり効く雪面が好み)、体力の消耗があり、奥穂はリスクが高いと判断して涸沢岳で諦めることにしました。その涸沢岳でさえ強風で(おそらく15m前後)、時々風にお煽られ、体が後ずさりするほどだったので、正解だったと思います。また、稜線はアイスバーンと岩のミックス状態となっていて、けっこう難易度は高かった印象です。(年齢的なことも考慮した判断です。)
テント場に戻りテントを撤収した後は、登頂の余韻を楽しみ、徳澤にゆっくり下山しました。頑張れば当日中に帰宅できる時間でしたが、ヘロヘロで上高地にたどり着いても、松本からの列車内の1杯が楽しそうにないので、毎日が日曜日の特権を活かし徳澤キャンプ場泊りです。
4日目
雲行きを見て、雨が降り出す前にバスターミナルに到着するよう早起き。我ながら予想が見事に当たり、バスターミナル到着の3分前頃から雨が降り出しギリギリセーフ。9時30分のバス予約を7時50分に変更し帰路につきました。
その他
◇県警ヘリのホバリング
連休中に使用した機材等の運び出しなのか、見事なホバリングで荷物の積み込みを行っていました。風の影響なのか一瞬数メートル浮き上がったりして、とても大変そうでしたが、ヘリのパイロット、地上誘導員、手渡し隊員の見事な連携で5分ほどで飛び去って行きました。
◇常駐県警隊員の訓練?
正式な訓練というよりは、新人のレベルアップを目指したもののようでしたが、よーいドンで3人がダッシュで斜面を駆け上がる様子を見ることができました。先輩2人は、まるで駅の階段をダッシュで駆け上がるほどの勢いです。新人?さんは普通の人よりはかなり早いとは思いますが、息が上がる様子が離れた場所から見ていてもわかるほどでした。先輩やヒュッテ側から「止まるなー! 頑張れー!」の声が掛かりますが、よれよれ状態です。ただ、こんな日ごろの努力があって、登山者を見守っていただけるていることへ感謝するばかりです。
◇新ヘッドライト
ネットで見つけたオーム電機製のヘッドライトが優れ物でした。スポットライト機能(HIGH/LOW)、ランタン機能(白色/暖色)、赤色機能(点灯/点滅)があり、行動中やテント内、夜間撮影にも使える多機能品でした。