三股から蝶ヶ岳→南岳・中岳・大喰岳→蝶ヶ岳から三股
この前の週末はガッツリ南アルプスを歩いたので、この週末は北アルプスに行きたい気分。少ない荷物で身軽にと思っていたが、来週以降の週末はしばらくガッツリ登山は難しいかもしれないので、今日、かなりしっかりめに北アルプスを歩くことに。 かなり無茶な計画で前々から温めていた、三股から蝶ヶ岳を越えて南岳、中岳、大喰岳を登り、また蝶ヶ岳に登り返して戻ってくるというルート。撤退も織り込み済みで行くことに。 本当はもうちょっと早起きすべきところだが、これが限界。三股から淡々と蝶ヶ岳に登る。蝶ヶ岳から稜線を北へと辿りほどなく左に折れ、横尾へと下りていく。歩きにくい道だ。 横尾からは槍沢を詰めていく。はじめは傾斜も緩く散策路といった感じで歩きやすいが、徐々に徐々にしっかり登山道へと変貌していく。ノリウツギ?やフジバカマの花が美しい(帰りにはアサギマダラを見ることができた)。槍沢ロッヂでは水とポカリを補給。 大曲の先の分岐を左に折れ、天狗原方面へ。まずは広大な斜面に咲き乱れるチングルマの大群落が迎えてくれる。そして、次は天狗池。雪渓と水鏡に映った逆さ槍がたまらん!どちらもこれ以上はないというくらい綺麗!天上の美を思わせるほど。天狗池から先も多様な前景を地にして色々な槍の風景を楽しむことができた。途中かなり大きな雪渓の上を行くが、アイゼンなどは不要。雪渓から先はグッと斜度が上がり、巨岩の上をよじ登っていく。三股から前常念に登る時の核心部と似ているが、前常念のほうがより歩きにくい。途中南側の視界がパッと開け、北穂高本面を望む。圧巻の大迫力だ。やたら見所の多い道をたっぷり時間をかけて登り詰め、最後の2段梯子も危なげなく通過し稜線上に到達。 南岳に登るがガスが濃い。南岳小屋へと下り、バッジとポカリを購入。さらに中華丼を注文するが、他にお客もいないのにかなり待たされる。しかも、中華餡の量が圧倒的に少ない涙。カップヌードルでよかったと後悔。 再び南岳へと登り、中岳を目指す。南岳から中岳は濃いガスも手伝って殺風景な道。ただガスのお陰でかなり涼しくて助かる。中岳からも眺望はない。中岳の北側直下に2段梯子があり、やや緊張を強いられる。南岳から槍ヶ岳ヒュッテへと至る道で危険箇所はこの梯子くらいだった。ちなみに天狗原から槍ヶ岳山荘までペンキマークがこれでもかというほどにつけてあり、道迷いの心配はなかった。 大喰岳山頂は稜線を少し東へ外れたところにある。ここもガスで展望は利かない。しかし、槍ヶ岳ヒュッテへと向かう途中で北側のガスが吹き飛び、槍ヶ岳の威容が突然目に飛び込んでくる。ここの稜線歩きの醍醐味はやはりこの眺めだと思うので、最後に槍を拝めてよかった。 穂先は登山者でごった返している様子。山頂に1人、360°の展望を満喫し去年の槍登山を超えることはもうないだろうし、時間も押しているので、槍は省略して下山開始。途中槍を振り返って眺めていると、その様をフレンドリーなお姉さんが写真に収めてくださる。それにしても、長い長い槍沢の下りは精神的にかなりきつい。帰りも、槍沢ロッヂで水を補給。 16時になんとか横尾まで下りてくることができた。先週末のハードな山行で足はまだ完全に癒えておらず所々痛いが(気合い入れて靴紐を締めすぎたのもあるかもしれない)、脚はまだなんとか残っている感じ。予定通り、蝶へ登り返すことに。前半は傾斜もキツくバテ気味だったが、後半は傾斜も緩み幾分持ち直す。何の慰めもない道を歩き、2時間足らずで稜線へと到達した。蝶ヶ岳ヒュッテでコーラをチャージしてら下山開始。 薄暮のなか地面から突き出た木に気づかず盛大に足を引っかける。顔を少し木に打ちつけたが、大事には至らず。慎重に慎重に。夜の帳が迫ってきてヘッデンを装着。三股登山口まで下りて来た時にはかなりの安堵感だった。ここから駐車場所までやや遠いのでひた走る。遅くなってしまったが、20時に行動終了。帰り道ではこの時間にもかかわらず上がってくる車がけっこういて驚く。 距離40km超・獲得標高4500m超の山行だったが、無事やり終えることができて満足している。ただ、最後の下りで転倒があったので、大いに反省している。色んな槍の姿を眺めることができて、その点も満足。 水の消費は5.5L。ドリンクはポカリ×2、デカビタ、コーラ。補給は中華丼、おにぎり2個、パン3個、煮卵2個、魚肉ソーセージ1本、チョコバー1本、あんドーナツ6個、ゼリー5個。これでももっとこまめに補給すべきだった。安曇野市の最低気温は23℃、最高気温は35℃。





