やりがたけ

槍ヶ岳

3,180 m

  • Nagano
  • Gifu
難易度
12345
3
体力度
12345
5
難易度・体力度とは?

槍ヶ岳の基本情報

  • 北アルプスのシンボル的存在。尖った山頂

槍ヶ岳は北アルプスにある山で日本で5番目に高い山である。長野県の松本市、大町市、そして岐阜県高山市の境界にある。その尖った山容から「日本のマッターホルン」とも言われている。登山者で賑わい、穂高岳などとともに多くの登山者憧れの山。槍ヶ岳はその四方に尾根と沢を伸ばしており、それぞれ、東鎌・西鎌・槍穂高・北鎌の四稜。沢は槍沢・飛騨沢・千丈沢・天丈沢の四沢がある。槍沢上部の2,500m付近の天狗原には、天狗池があり周辺は氷河公園と呼ばれており、周辺はカール地形となっている。

槍ヶ岳のモデルコース

上高地より槍沢ルートで槍ヶ岳へ

  • 2泊
  • 21時間40分
  • 42 km
  • 1,700 m
難易度
体力度

登山口の上高地へは、関西や関東からは直通バスが出ている他、マイカーの場合は平湯温泉や中の湯、沢渡に車を止めてそこからタクシーかシャトルバス。松本からの場合は新島々まで電車でアクセスし、そこからバスに乗って上高地バスターミナルへ。登山道は途中の天狗原分岐まではほとんどアップダウンも少ないが、そこから急登になる。槍ヶ岳山荘までは途中ガレ場を進む。穂先へは上りと下りのルートが別ルートになっている。三点支持を確実に登る。下りは登り以上に慎重に。人が多いと穂先への道は渋滞を起こすので、土日など人が多い時は外した方が良いかもしれない。

槍ヶ岳の活動日記

  • 21

    54

    13:53

    27 km

    2,339 m

    槍ヶ岳 2020年01月19日

    Yarigatake, Hotakadake, Kamikochi (Nagano, Gifu, Toyama)

    2020.01.19(日) 日帰り

    オッチーと大喰岳~大喰沢の予定だったけど槍平で出会った地元のライダーの情報だと大喰沢はデブリーランドの事😆 オッチーは今季初BCで大丈夫か?案の定アクシデントで怪我してしまった😅 時間もあったので一人で槍の穂先へ行くもカチカチ氷の山になっており山頂最後の梯子の下で拳大氷の塊が落ちてきてメットや肩にヒット‼️ 氷塊が危ないので最後10m残して下山。

  • 50

    18

    33:29

    27.2 km

    2,292 m

    【年末年始】荒天の北アルプス

    Yarigatake, Hotakadake, Kamikochi (Nagano, Gifu, Toyama)

    2019.12.31(火) 2 DAYS

    20191231-20200101_槍ヶ岳 昨年は中崎尾根経由で登頂をした為、今年は、南岳を経由しての登頂を目標に計画を立て入山をする。 年末のラッシュは一区切りしているタイミングの為か、入山者は少ない。 31日は年末の寒波の襲来の警笛がならされていることもあってかもしれない。 30日の夜には猛烈な南風が吹いており新穂高はちっとも寒くない。 深夜の松本市内でも気温が7℃と見た事の無い数字に驚きながら新穂高へ。 ■Day1 新穂高~白出沢~滝谷~槍平 入山をするとすぐにまさかの雨が… 年末年始の北アルプス 標高1300mで雨が降るのか…と驚愕する。その後寒気が入って大荒れになるすぐに雪に変わるだろうと思いつつ歩くが 歩けど歩けど雪にはならず全身ずぶ濡れになり、心も体も萎える…。 白出沢で男性が一人立っていた。先に入った友人の姿が見えないとの事。もしかしてトラブルか?と思い、一旦降りた方が良いと助言をするが、 先に進んで行った。すれ違う下山者に先の様子を聞く。 先行パーティは2パーティ。 単独男性と6人位の団体との事。先程の男性のパートナーであることを願う。 30日は天気が物凄く荒れていて、行けても千丈乗越まででそこから先は爆風で進めなかったとの事。 滝谷の避難小屋で休憩を取りつつ身なりと整える。この間に雨は雪に変わっていた。 滝谷から槍平まではすぐの為、今日は、翌日も踏まえ、この後の荒天もあるのと、前日・前々日の入山者が少ない事やを加味して、 南岳経由での登頂は諦め、今回は、中崎尾根からの槍ヶ岳に変更する。 先行パーティは、まだ時間がある為、中崎尾根にあがるとの事だが、自分は厳冬期には少し心許ないテントの為、槍平に泊まり翌日の 天候を見てアタックするか決める作戦へ変更する。 単独だとコースの変更およびスケジュールの変更に柔軟性があるのがとても良い事だと感じた。 槍平には10:30過ぎについてしまい、かなり時間が余ってしまったが、今日の天候でこれ以上進むのは危険なのと 全身濡れているので、まずは衣類の乾燥をさせようと幕にした。 この日は、あとから2名の単独者の入山があった。 夕方16時頃になると風も雪も止み、空は奇麗に晴れ渡り、穂高の峰々が夕日に照らされ幻想的な景色を見る事が出来ました。 ■Day2 風無く、星が煌めき絶好のアタック日和である。 寒さもさほどなく歩きやすい気温である。 まずは奥丸山から中崎尾根を目指す。前日入っているのは、愛知からのN山岳会と2人組のパーティ。 4時間程度でどこまで進んでいるのだろうか。とても気になる。 ふと、槍の穂先の方を見ると煌々と明かりがついている。また、御殿のような大きな明かりも。 もしかして、昨日入山以外にも山に残ってアタックを続けていたパーティが居るのだろうか。さすがにあの位置にあの時間に昨日のパーティが入っているとは思えない場所であった。 奥丸山をかわし、中崎尾根に取付く。奥丸山まではしっかりと登り下りのトレースが着いていた。尾根上にもしっかりとしたトレースがあった。 先行の光は動いている為、明らかに行動しているのが判った。2600-2700m付近だろうか。 途中N山岳会のテントを通る。静かだ。まだみんな寝ているのだろうか。昨日のラッセルや休憩なしの行動で疲れているのだろうと思い先に行かせて頂く。 その後、15分位歩いたところに2名パーティのテントが雪中にあった。こちらは起きていた。先頭に立った。 先行パーティはまだまだ先に居る。がだいぶ近づいてきた。 その頃になるとようやく空が白け始める。 下山は、千丈乗越から飛騨沢に下りそのまま、槍平を目指すルートに決めていたので、適当な尾根を見分しながら高度をあげて行く。 飛騨沢をそのまま降りるのは雪崩のリスクもあるし、大喰岳西尾根は、今回は事前の調査不足の為、利用しない事とする。 中崎尾根を戻るのは時間的に勿体ない。 2550mの樹木を最後に森林限界を越え草も木も無くなる世界になる。その為、その直前の樹林帯で休憩を取り装備を整える。 風は強くは無いが時折吹いていた。 バラクラバをテントに忘れてきた事に気付く。 さすがに今からは戻れない為、持っているもので工夫をして乗り切る事にした。 幸い風はそこまで強くない。夜が明け朝になっていたのでヘッデンを仕舞い森林限界を越える。千丈乗越手前の大岩。昨年はトラバースをして超えたが今年は手前を登って行っていた。 手前から上がると高度を稼がないといけないのと岩場を乗り越えないと行けないので大変である。がラッセルをするよりはトレースを頂いたほうが良いと考え 先行パーティのトレースを使わせて頂く。岩の直下になると麻紐が出て来る。紐をガイドに高度を稼ぎ千丈乗越に辿り着く。 その頃には先行パーティの姿をハッキリととらえられるようになって来た。 7名いる。N山岳会である。 一体何時に出て来たのだろうか…と感銘する。 稜線上は風も強くなく程良い寒さで行動をサポートしてくれる。3000m辺りでN山岳会の尻に着く。ようやく追いつけた。 ラッセルのお礼を告げ、何時に出て来たのかと会話をする。3時半に出て来たとの事。道理で私がテントを通過時には人気が無いはずだ…。彼らの強さに改めて驚く。 すれ違うメンバ一人一人に御礼を申して高度をあげて行く。 先頭は既に大槍の基部に辿り着いていた。N山岳会か休憩を取っていた為、先に登らせて頂く。 昨年は、雪はあるものの真っ黒?雪が全く付いていなかった穂先ではあるが今年は真っ白に装飾がされている。 ここ数日間如何に天気が悪く、登山者の登頂を拒んできたのかが一目でわかる姿である。 一手一手慎重にピッケルとアイゼンを置いて登攀をして行く。夏の槍はもう2桁は登ったであろう。2019年も北鎌から孫槍などに行ったので昨日の事のようにルートは思い出せる。 いよいよヘブンズラダーである。(勝手に銘々) 今まではハシゴはそのままの恰好であったが今回は違う。 エビの尻尾がびっしりついておりとても神々しい姿である。このハシゴを登るのは、初登者だけに与えられる栄誉である。 とてもありがたい気持ちと、ここまで先頭を言ってくれていたN山岳会のメンバに申し訳無さを感じるが、まだ彼らの姿は見えなかった。 一歩一歩。一手一手。ハシゴのエビの尻尾に注意しながら頂上に躍り出る。 よっしゃ! 着いた!!! と思わず叫ぶ。 槍の祠は氷が張り付き看板も真っ白になっていた。 後続の為にそのままの姿を残し記念撮影を行う。山頂は時折北西の千丈沢から強風が吹くもそれほどでは無かった。360度青空が広がりどこまでも望むことが出来た。 ただ、南側の肩の小屋や大喰岳はものすごい雪煙が上がり、強風が吹いていることは明瞭であった。 その為、昨年は山頂でCoffeeなど優雅に時間を過ごすことが出来たが、今年はそこまででは無い為、写真を撮りまくり下山を行う。 N山岳会はまだ姿は見えなかった。慎重にヘブンズラダーを下り鎖を見つけ降り始める。丁度N山岳会先頭と入れ違う。 N:風が強いですね~。 S:山頂は、そこまででは無いですよ~。お気を付けて! と別れる。槍の下山は鎖を使って降りる為、鎖通しで高度を下げて行く。肩の小屋で休憩をしようと肩の小屋に向かうが雪煙があがっていないだけで実はものすごい爆風 となっていた。何しろそこまでの道がものすごくて2,3歩は飛ばされる始末。 こんなところで休憩が出来るはずも無く、大槍の基部に戻ろうとするが、基部までも 強風でようやくといった感じで時折押し戻される。数字にすると25mはあるのではないだろうか。 丁度この時の気温が—15度の為、体感気温は—40度になる。 休憩を済ませ、下山を開始しようと西鎌に向かうがあまりの風の強さに進む事が出来ないので一旦戻る。風の音や向き、周期などを確認して弱くなった瞬間を狙い西鎌尾根に辿り着く。 丁度その頃1名のソロ登山者が上がって来た。とすると、あれだけ澄んだ奇麗な青空だったのが一気に曇り始める。 曇り始めたと思ったら一瞬で真っ白になっていく。 これはヤバイと急いで高度を落とす。千丈乗越に着く頃には真っ白でかつトレースは消えている状態である。この状態で朝来たルートを通るのか? とロープを探すが、トレースも無くラッセルするような状況となった為、このルートは無理だと諦め、昨年通った夏道を使って下山をする。 とにかく早く高度を下げて樹林が見える所に行かないとホワイトアウトして何も見えなくなり行動不能になるのが怖かった。 途中岩が登山者に見える。千丈乗越の大岩の基部迄来たがここからのトラバースは、ラッセルとなる。腰下と言ったところ。灰色と白の世界の中に 夏道っぽい道を見つけ出し夏道を信じてトラバースを行う。何とか行きのルートに復帰することが出来た。ここまでくれば安心だ。 最後の樹林の所で少し休憩を行い飛騨沢への尾根道を探す。適度な尾根があった為、トレースを外れ高度を下げて行く。この辺迄来ると風も大分収まり視界も少し 聞いて来て一安心である。 雪崩無いような地形。雪崩ても大丈夫そうな所をラッセルを行い高度を下げて行く。 下りのラッセルの為、苦戦はするが、そこそこのペースで 降りて行く。だんだん飛騨沢が見え、近づいてくる。 と微かなトレースを発見。 数日前に先行者が着けたトレースに到着。 ホッと一息。 トレースに出会えて安堵で涙が出てきそうになる。 空腹感が凄かったのでここで一本立てた。 休憩している間に後ろから単独の男性が降りて来た。 彼も私のトレースを使ってからがら降りてきたようだ。 無事に降りれたことに安堵する。 その後は、小一時間程度膝下ラッセルを重ね、槍平に戻る。 時間はまだ早く12時であったので、ここで宴会をしていても仕方がなく、今から天候もあれる為、 荷物を畳み下山をすることにした。 冬季小屋から出ようとしたらお隣のテントの方が降りて来た。彼も肩の小屋で引き返して来たようだ。小屋のソロ3人は無事に下山が出来た。 その後は小雪が舞う道中を歩き、最後の穂高平からの先では、先日の降雨で凍った雪の上に薄く着いた雪に足を取られながらなんとか15時過ぎには下山をすることが出来た。 とても濃密な山行となった。

  • 186

    285

    36:02

    29.5 km

    2,441 m

    2019.28〜29 2019 final “ 鋭峰 槍ヶ岳 ” /新穂高温泉発着

    Yarigatake, Hotakadake, Kamikochi (Nagano, Gifu, Toyama)

    2019.12.28(土) 2 DAYS

    白きたおやかなアルプスの山々…。 頂から眺めるアルプスは真っ白な雪でラッピングされて、キラキラと耀きを放っていた。 冠雪すると登りたくなる槍ヶ岳…。 昨シーズンから、時間と雪と天気のタイミングが合わずに延びていたが、この年末に漸くその時を迎えることができた。 今月中旬頃、JunJunさんからLINEが入る。 J : 年末年始のお天気都合で仙丈ヶ岳に 行きますが、一緒にどうですか。 Q : 私は単独で槍ヶ岳の予定です。 J : 劇ラッセル必至のようですが! Q : それでも行きます!笑 最悪は二泊でしょうか。 J : ラッセル要員としてお伴します! 当初の計画は、一泊で槍ヶ岳山荘の冬季小屋泊で朝夕を愉しもうと考えていたが、27日は新たに50㎝ほどの降雪があるとの予報。膝上どころか腰くらいまでのラッセルになる可能性を考慮して二泊に変更したが、二泊にしても腰までのラッセルとなると自分の体力では肩まですら不可能と判断。 そこで、他力本願のトレース頼みで出発日を28日に変更することにした。 最終的な計画は以下。 ⚫︎一日目 (28日)  新穂高温泉 → 槍平冬季小屋 ⚫︎二日目 (29日)  槍平冬季小屋 → 槍ヶ岳 → 槍平冬季小屋 ⚫︎三日目 (30日)  槍平冬季小屋 → 新穂高温泉 結果的に積雪量も思っていたほどではなく、時間に余裕があったため、槍ヶ岳山頂からその日のうちに下山。二日間の山旅となった。 ◾︎◾︎◾︎ 一日目は槍平までだが、年末休みで冬季小屋の利用者が多くなることを考えて、新穂高を6時にスタート。除雪されていた林道もRWを少し過ぎたところまで。その後は15㎝〜20㎝程度積雪していたが、既に先行者のトレースもあり難なく進む。 白出沢でニ名のパーティに追いつくが、この二人は涸沢岳西尾根から奥穂へ行くとか…。いつか行ってみたいところだ。 ここからもトレースはあるものの、30㎝くらいの積雪量になる。加えて重いザックと雪の重みで垂れ下がった樹々に阻まれながら、6時間強かけて漸く槍平に着いた。無雪期なら3時間程度で着くのだから、倍の時間が掛かってることになる。 翌日のスタートは深夜3時の計画。 二人とも疲れ果て、その日は早々に就寝。 二日目は深夜1時に起床。 3時スタートには早かったが、せっかちな性格で落ち着かないようだ。 予定より早い2時半に小屋をスタート。 この時期の夏道は雪深くトレースは無いため、中崎尾根から千丈乗越を経由して槍に向かうことになる。 他力本願の期待通り鮮明なトレースはあるが、やはり雪深く思うように進まない。 漸く尾根を抜け、先行者らしきヘッドライトの方向へ進んだが、それが間違いだった。先行者は2名のパーティでリードクライミング中。辺りを見ても迂回出来そうなところはなく、ピッケルを出して戦闘準備…とんでもないところを目掛けてきたものだ…。 降ったばかりの雪でアイゼンもピッケルも効きづらかったが、岩場をよじ登るも次に待ち構えていたのはナイフリッジ。まったく次から次と楽しまさせてくれると心の中で呟く。 無事に千丈乗越手前の西鎌尾根に登り、薄明るくなってきた夜明け前の階調を暫し愉しむ。少しずつ紅く染まるアルプスの山々を眺めながら、ここからはヴィクトリーロード。 小屋から6時間、疲れきった体で肩に辿り着いたのは8時半だった。快晴の北アルプスにそれを象徴する槍ヶ岳が目前に在る。残すは頂までの100m。 休憩後、山頂に向けてアタック開始。 鎖の殆どは雪に隠れていただろうか、アイゼンも蹴り込まないと噛まないところも。 時間をかけて頂に立ったのは9時10分。 自分の中では、北鎌尾根踏破以上に全身が引き攣るような感動を覚えた瞬間だった。

  • 155

    222

    21:57

    27 km

    2,281 m

    厳冬期の槍ヶ岳🏔(北ア)

    Yarigatake, Hotakadake, Kamikochi (Nagano, Gifu, Toyama)

    2019.12.28(土) 2 DAYS

    【アクセス】  新穂高登山指導センター前の無料駐車場(冬季限定)に駐車して右俣林道へ。朝6時前でも年末のためか結構駐車している車がありました。 【天気】 1日目 ☀️〜🌤〜☁️ 2日目 ☀️〜🌤〜☁️  暖冬で少雪傾向でしたが、前日27日までは荒れ模様でドカ雪になって難易度はちょっと上がったようです。 【コース状況】  新穂高〜右俣林道〜白出沢 積雪はくるぶしから膝下程度。  白出沢〜槍平小屋 積雪は膝上から股下くらい。トレースがあって助かりましたが、登山道に張り出した木の枝がものすごく邪魔でした。  槍平小屋〜中崎尾根〜千丈乗越 雪は深いもののトレースあり。千丈乗越手前の岩山がこのコースの核心部か。  千丈乗越〜槍ヶ岳山荘 最初は岩と雪のミックス。途中からは雪が深くなります。  槍ヶ岳山荘〜槍ヶ岳穂先 下部の鎖はまだ出ていましたが、上部の鎖は雪で埋まり使用できず。ハシゴもアイゼンだと岩と干渉して隙間が狭い部分は前爪を引っ掛けて登ります。  核心部は槍ヶ岳山荘〜槍ヶ岳穂先。全体的に雪は少なめでトレースありで難易度は低めでしたが、今後の気象条件で難易度は大きく変化しそう。登頂を目指される方はお気をつけ下さいませ。 【感想/記録】  年末山行はQchanさんが槍ヶ岳を目指されるとの事。厳冬期の槍ヶ岳は難易度が高く、そう簡単には登らせてくれないと思います。もしもチャンスがあるのならば自分も挑戦してみたいと思い、ご一緒にさせて頂く事に。今年の1月にほしちゃん達が槍ヶ岳に登頂されていらっしゃいますので、このレポを参考にさせて頂きました。体力を温存するために、前日に新穂高に近い栃尾温泉の民宿に宿泊し、朝6時に新穂高から2泊3日で槍ヶ岳を目指す計画です。 ■1日目  今年も暖冬傾向で雪は少ないはずでしたが、前日までは大荒れ模様の天気となってしまい、積雪も一気に増えてしまったようです。ラッセル地獄となって撤退のイメージが浮かびますが、今日は槍平小屋まではたどり着きたい。  5時半前に民宿を出発しようとしたら、車が凍りついていました。雪を下ろして窓の氷を取り除くのに時間がかかり、新穂高には5時45分頃に到着。無料駐車場はもう結構車で埋まっていた。登山届けを出して6時過ぎに出発。最初は林道歩きなので楽でしたが、途中でiPhoneを操作するタッチペンが脱落しているのに気づきテンションダウン⤵️。  白出沢で休憩していよいよ登山道に突入。道が狭く雪がちょっと深くなり、歩きづらくなってきました。幸いトレースがあるので歩きやすい。しかし樹林帯は登山道へ張り出した木の枝が雪の重みで垂れ下がり歩きづらい。リンボーダンス、ハイハイ、ほふく前進を強いられ体力を削がれます。  12時15分頃に槍平小屋に到着。木の枝のせいで時間が余計にかかりました。冬季小屋の中に入り、荷物を出して着替えてから水を作ってようやく昼食にありつけました。冬季小屋は2人だけでゆったりと思っていたら、あとから中国系6人グループ(男4名、女2名、恐らく台湾系)、日本人3人グループがやってきて満員御礼となりました。お天気良かったけど午後からは雲が優勢となってしまい、せっかくの景色も無くなってしまいました。明朝は未明からの出発なので、早いけど18時頃に横になったら、他のグループはまだ起きていましたがいつの間にか寝てしまいました😪。 ■2日目  翌朝は1時前に起床し、お湯を沸かして山専ボトルに入れて、あまり食欲はなかったけど半分無理やり朝食を食べて、トイレを済ませて出発の準備。2時半頃にヘッデンの灯りを頼りに出発し、まずは中崎尾根を目指します。空を見上げると星が見えて今日はお天気が期待できそう。槍平からの急坂は幸いトレースがあり、ラッセルやルートファインディングは不要。ドンドン登って中崎尾根に到着。尾根伝いに歩きますが、既に高速道路並みのトレースがあり、所々には幕営されていらっしゃる方も多数。27日は大学山岳部が入山し槍平に幕営、28日は中崎尾根に登ったとのことでした。  中崎尾根は真っ暗の中ヘッデンの灯だけが頼りでしたので、概要がよく分からず微妙なアップダウンを繰り返しながら進むと、最後に急坂が現れここを詰めていくとトレースが切れて、山岳会?の方々がルート工作している箇所に到着。ここでピッケルを出して、ジャケットを着込んで出発。千丈乗越手前の岩山がある箇所でした。ここはほしちゃんたちは右から巻かれましたが、私たちは左側を直登するとナイフリッジの雪稜に出て、しばらく進むと西鎌尾根に無事乗り上げました。前を見ると大槍小槍が壁のように立ちはだかり、まだまだ試練が続きます。  西鎌尾根を歩いていると空が徐々に赤く染まってきました。ご来光が上がってきたようですがご来光は槍ヶ岳の影で見られず、後ろを振り向くと北アルプスの山々が赤く染まってきました。絶景にカメラのシャッターを押すのが止まりませんでしたが、千丈乗越からがまた急坂でキツかった。岩と雪のミックスから、永遠と続くかのような雪の斜面をひたすら登り上げて、8時半頃に肩の小屋に到着。ちょっと休んでからザックをデポして、カメラとピッケルだけを持って空身で山頂にアタック。  最初は鎖が使えるも岩と雪のミックスの急斜面なので、アイゼンで登るには気を使い写真を撮る余裕もなく、途中では何故かアイゼンが外れてしまい、急斜面でアイゼンを再装着して、最後のハシゴ2本を登って9時15分に山頂に到着。山頂はQchanさんと2人占め。快晴の山頂からは周りの山々が全て見渡せ、苦労して登った甲斐がありました。気象も予報の気温−14℃風速14mよりも穏やかで、ずっと山頂に留まりたかったけど、後ろ髪を引かれる思いで下山。下りは登りよりも気を遣い、クライムダウンしながら標高を下げていくとルートを間違い、もたもたしているうちに、登ってくる方とすれ違い待ちとなってしまって時間がかかりました。    無事肩の小屋に戻ってからは緊張から解放され疲れてクタクタで、パンを食べてコーヒーを飲んでから下山開始。帰りは絶景が見渡せる飛騨沢をドンドン下ります。最初の急斜面は重力で落ちていけましたが斜度が緩やかになってくると、疲れで足を動かすのが大変。途中で暑くなったきたのでジャケットを脱ぎ、槍平には13時過ぎに到着。Qchanさんと相談して、明日のお天気は崩れそう、時間もまだ早いので今日中に下山することとなりました。  冬季小屋の中に入って荷物をまとめて14時20分頃に出発。2泊3日分のお酒も食料も全て消費できなくてザックが重い。木の枝が邪魔する雪の登山道を下り、白出沢で休憩しアイゼンを解除。長い右俣林道の途中で暗くなってきたので、またヘッデンの灯りを頼りに歩いて18時過ぎに新穂高に無事到着。  タッチペンは脱落して無くすし、ブラックダイヤモンドのカーボンストック、ウルトラディスタンスFLZは、ポールを固定する爪が陥没して出なくなるし、核心部の槍ヶ岳穂先の途中でなぜかアイゼンは外れるしと、細かなトラブルはいろいろありましたが、厳冬期(今年は暖冬なのでなんちゃってか)の槍ヶ岳に登頂できました。ヘタレな自分が登頂できたのも、山頂まで引っ張って頂いたQchanさん、参考になったレポと直前に的確なアドバイスとエールを頂けたほしちゃん、トレースを作って頂いた多数の皆様には、この場を借りて厚く御礼を申し上げます🙇‍♂️。 【注意点や反省点】  今回のパッキングウェイトは900mlの山専ボトルにお湯を入れて約20kg。アルコールはアルミ缶の日本酒2本だけ。70リットルのザックは荷物でパンパン。やっぱり冬装備だと重くなります。テント泊装備でも我々より遥かにコンパクトなザックで登られるソロの方もいらっしゃって、まだまだ未熟者です💦。  槍平冬季小屋は10名ほど泊まれるスペース。天井や梁、扉が低いので、ヘルメットが一番役に立ちました。我々は雪から水を作っていましたが、帰る時になって小屋裏に給水できる川があると知りました😵。また右俣谷を流れる川からも途中に給水ポイントがあり。  槍平では小屋の外でdocomoの電波は不通、ソフトバンクはかろうじて4Gがつながりました。槍ヶ岳山荘付近でも繋がりました。  忘れたもの ヘッドバンド、携帯トイレ、朝食用ドライプルーン。 【Apple Watch等による計測結果】 ムーブ(安静時を越える推定エネルギー消費量 / kcal)   1,405   1,848 エクササイズ( 活発に活動した分数 / 分)   214   229 スタンド( 1時間のうち1分以上身体を動かした時間 / 時間)   14   19 登った階数( 一階=約3mの高度を上昇 / 階)   28   124 ウォーキングの距離(km)  19.7  29.4 歩数(1日で歩いた歩数 / 歩)  28,619  40,265 心拍数 (1日で最低、最高の心拍数)  46〜130  48〜131 体重  - -> 62.4

  • 37

    21

    15:18

    25.7 km

    2,223 m

    槍ヶ岳 191130

    Yarigatake, Hotakadake, Kamikochi (Nagano, Gifu, Toyama)

    2019.11.30(土) 日帰り

    新穂高から日帰り。快晴。山頂で-11℃程度 冬は槍平から中崎尾根が通常ルートだが、積雪的に夏の槍沢ルートを選択した。 体力的には厳しい日程だったが、コンディションに恵まれ登頂できた。でも、次回は冬季小屋泊にしようと思った。 ○コース状況 降雪後というわけでもないので、雪はかなり少なかった。チェーンスパイクとアイゼンがあれば十分で、わかん・スノーシューは不要だった。 ・新穂高~槍平  早朝の時間帯は凍っているところが多く、常時チェーンスパイク。帰りには溶けてかなり夏道が出ている ・槍平~槍ヶ岳山荘  新雪はほぼなく、凍った雪が多い。これに雪が降ると表層雪崩を起こしそう ・山荘~穂先  鎖は8割くらい出ている ○テン場  槍平・その先にある槍ヶ岳までの最終水場はまだ凍っていなかった。

  • 48

    57

    20:14

    40.3 km

    2,102 m

    槍ヶ岳-2019.11.03-04

    Yarigatake, Hotakadake, Kamikochi (Nagano, Gifu, Toyama)

    2019.11.03(日) 2 DAYS

    今回の山行は槍ヶ岳に。 初めは新穂高から行く予定だったが、上高地を歩きたい僕の勝手な理由から、上高地から行く事になった。7割位平坦な道だった印象。トレランシューズ持っていけば良かったと思った。 今回のにゅーあいてむ。 オスプレー。イーサー88ℓ ナンガ。オーロラ900DXロング 厳冬期に向けシュラフを購入 身長180を超える僕はロングを選択 ザックは今までグレゴリーのバルトロ65ℓを使ってたが、入りきらない為オスプレーの88ℓを購入

  • 41

    162

    18:46

    38.4 km

    2,017 m

    槍ヶ岳2019-11-03~04

    Yarigatake, Hotakadake, Kamikochi (Nagano, Gifu, Toyama)

    2019.11.03(日) 2 DAYS

    久しぶりのテント泊⛺️♫ わーいわーい🙌 うれしいな😆 いつも通り直前まで天気予報とにらめっこして 工程と青空が合わせられそうな槍に決定⛰ 久しぶりの18キロザックと寝不足に 情けなくもやられ気味やったけど 最高の景色たちに出会えました🥺 槍を目の前にするテント場からの星空は 吸い込まれそうなくらい美しくて 涙もヨダレも出そうやったわ🤤☆ 翌日明け方から吹雪いていましたが 撤収していると青空見え隠れ😍 予想通りキターーーーー(*´꒳`*) 山頂からは秋と冬の融合が見られ 奇跡の絶景とのご対面💗 雪はだいぶ溶けたようでしたが こんなに素晴らしい世界を見せてくれて 本当に本当にありがとう⛰☃️🍁

  • 56

    52

    17:12

    27.1 km

    2,257 m

    槍ヶ岳初登頂 初山小屋泊-2019-11-03

    Yarigatake, Hotakadake, Kamikochi (Nagano, Gifu, Toyama)

    2019.11.03(日) 2 DAYS

    先週のリベンジ 念願の槍ヶ岳行って参りました 新穂高温泉にて前泊。先週より少し車多いですが余裕で無料駐車場に停められました。 今回は寝坊する事なく大事な物を忘れる事なく 無事に出発。(前回慌てて車に⛏忘れた) 良い天候で雪の質もとても歩きやすい。しっかりアイゼン効きます。 飛騨乗越についた瞬間絶景が 常念🤩左を向くと槍ヶ岳🏔が うれし〜。早く登りたい(^^) 槍ヶ岳山荘にリュックをデポして アイゼン、ピッケル⛏持っていざ 槍ヶ岳の梯子 アイゼンつけていたので登り辛かった〜 山頂はガスも晴れて最高の景色見る事が出来ました テント装備ですが本日小屋閉めの槍ヶ岳山荘に泊まります。 ビールがあるか心配でしたが自販機で17時半迄買えるとの事。 ついて二本🍺頂き さらに。夕食迄て6本も🤣 食後同じ部屋の方がウイスキーをお持ちになっており歓談室で一緒に頂く事に😋 歓談室に先に座っていらした大阪から来ている御夫婦も一緒に。 皆さんのお陰でとても楽しい時間を過ごさせて頂きました(^^) 初槍ヶ岳、初小屋泊でしたがとても良い経験 とても楽しい経験をさせて頂きました(^^)

槍ヶ岳の年間登山者分布

※年間の登頂者総数を100とした場合の各月の割合を%で表示

槍ヶ岳周辺の天気

1月の気温

  • 最高気温 1.2
  • 平均気温 -12.3
  • 最低気温 -23.5

年間の気温

最高気温 最低気温

週間天気予報

  • 01.20(月)

    204

    4-1

    50%

  • 01.21(火)

    111

    7-5

    20%

  • 01.22(水)

    203

    126

    80%

  • 01.23(木)

    202

    1510

    60%

  • 01.24(金)

    200

    147

    40%

  • 01.25(土)

    202

    125

    50%

  • 01.26(日)

    202

    95

    60%

天気予報は山頂の情報ではなく、ふもと(岐阜県高山市奥飛騨温泉郷中尾)の天気予報です。 地形や日射などの景況により、実際の山では値が大きく異なる場合がありますので十分にご注意ください。(毎日11時ごろと17時ごろに更新)

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