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八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳)

出典: Wikipedia

八ヶ岳(やつがたけ、八ケ岳とも表記される)は、長野県の諏訪地域と佐久地域および山梨県の境にある山塊。南北30 km余りの山体で、大火山群である。深田久弥が選定した日本百名山の一つ。 「八ヶ岳」は特定の一峰を指して呼ぶ名前ではなく、長野県と山梨県にまたがる山々の総称であるが、その範囲は「夏沢峠以南のいわゆる南八ヶ岳のみ」「南八ヶ岳及び北八ヶ岳の領域(蓼科山を除いた領域)」「蓼科山まで含んだ八ヶ岳連峰全体」など様々な定義がある。日本百名山でいう八ヶ岳は南八ヶ岳のみを指す。八ヶ岳連峰では他に蓼科山も日本百名山に選ばれている。 「八ヶ岳」の由来は、「八百万」などと同じように、山々が多く連なる様子から「たくさん」という意味で「八」としたとも、幾重もの谷筋が見える姿から「谷戸(やと)」にちなんで名づけられたとも、文字通り八つの峰に見えるからとも、複数のいわれが存在する。

このエリアについて

掲載されている山

八ヶ岳(八ケ岳), 赤岳, 横岳, 硫黄岳, 根石岳, 天狗岳, 権現岳, 三ッ頭, 編笠山, 阿弥陀岳, 川俣川渓谷

  • 硫黄岳

    標高:2760 m

    体力度
    4

    アルペンムード漂う南八ヶ岳を構成する標高2760mの山。北面に直径1㎞、深さ550m、馬蹄形の爆裂火口が大迫力の景観をつくる。対して東・西面はなだらかな山腹がつづき、広々とした山頂からは横岳、赤岳、阿弥陀岳の南八ヶ岳の主稜線の大パノラマが広がる。また、硫黄岳南側の大ダルミから台座ノ頭の西斜面一帯にはコマクサの大群落が見られる。例年7月中旬から8月上旬の花期、高山植物の女王とも称されるピンクの花が斜面を覆う姿は八ヶ岳でも随一で、一見の価値がある。また稜線東側には、天然記念物に指定されたキバナシャクナゲの自生地があるなど、高山植物をめでることを目的に硫黄岳を目指す登山者も多い。峻険な岩稜が続く南八ヶ岳にあって、のびやかな稜線と丸みのあるピークをもつ硫黄岳は、南八ヶ岳入門の山としても人気が高く、天狗岳への縦走や、山慣れた人なら赤岳への縦走など経験と登山スキルレベルに合わせてさまざまなコース取りができる。

  • 体力度
    4

    高峰が連なる中部山岳地帯にあって、南・北・中央アルプスと人気を二分する八ヶ岳連峰の最高峰。赤茶けた岩肌を持つことから赤岳の名が付いた。八ヶ岳連峰は、岩場主体の南八ヶ岳と深い森に包まれた北八ヶ岳に分けられ、赤岳は南八ヶ岳に属する。森林限界から上部はすべて岩場歩きとなるため、滑落や落石には十分な注意が必要だ。コースは東西南北から延びているが、よく登られるのは西麓の美濃戸からの道。比較的歩きやすく、赤岳が初めての人はおすすめだ。南北の道は横岳や権現岳につながる縦走路で、レベルは一段上がる。アルプス同様、高山病にも注意したい。山腹にある通年営業の山小屋をベースに積雪期登山も盛んだが、まずは4月頃の春山で慣れてから挑もう。

  • 体力度
    4

    横岳(よこだけ)は南八ヶ岳にある岩峰群である。八ヶ岳連峰の中では最高峰の赤岳に次ぐ2番目の高さで、その標高は2,830m(奥ノ院)であり、八ヶ岳中信高原国定公園に属する。横岳とは、台座ノ頭(だいざのあたま)から奥ノ院(おくのいん)、無名峰(むめいほう)、三叉峰(さんじゃほう)、石尊峰(せきそんほう)、鉾岳(ほこだけ)、日ノ岳(ひのだけ)へと稜線に連なる岩峰群の総称であり、長野県茅野市、南佐久郡南牧村にまたがる。国土地理院の地図では無名峰(2,829m)が横岳山頂とされてきたが、2019年に山頂が奥ノ院に変更され、標高が2,830mとなった。山頂周辺の岩稜帯には高山植物が咲き誇り、6月中旬〜8月下旬のシーズンにはそれを目当てで登る登山者も多い。とりわけ6月上旬〜中旬に咲くツクモグサは日本でも数箇所でしか見れず希少性が高い。一般的には硫黄岳、横岳、赤岳と縦走するコースが人気だが、三叉峰から東に伸びる杣添尾根(そまぞえおね)から登るルートもある。横岳稜線の西側には大同心、小同心の大岩壁がそびえ立ち、バリエーションルート、ロッククライミング、アイスクライミングの対象となっている。同心とは、江戸時代に幕府で警務を担当した役人のことを指し、山岳信仰が栄えた江戸時代、大同心、小同心は奥ノ院の警護役として考えられていたと考えられる。

  • 東天狗岳

    標高:2645 m

    体力度
    3

    八ヶ岳のなかでも形成年代の新しい北八ヶ岳にあって、この天狗岳を境に、南に荒々しい岩稜が続く南八ヶ岳と、北に針葉樹の原生林が広がる北八ヶ岳と景観が一変する。東天狗岳は、東西2峰からなる双耳峰、天狗岳の東のピークで、最高点、三角点は東天狗岳のピークから20分の西天狗岳にある(2646m)。東天狗岳は、鋭い岩峰、西天狗岳は丸みのある山容で、対照的な2つのピークをもつ山容は北八ヶ岳を代表する景観のひとつだ。山頂からは、南・北八ヶ岳の山々ほか、天気が良ければ霧ヶ峰方面、南・中央アルプスまで見渡せる大展望が広がる。また、南八ヶ岳からの縦走、奥蓼科温泉郷の渋ノ湯のほか、稲子湯から白駒池を経由して登るコースなど、レベル別、山の雰囲気や好みの山小屋などによって選択肢は多彩だ。

  • ニュウ

    標高:2352 m

    体力度
    3

    ニュウ(にゅう)は、長野県小海町に位置する標高2352mの山である。苔むした原生林が広がる北八ヶ岳の中では珍しく山頂部のみガレ場となっており、原生林からひょっこりそびえ立つ岩峰は、天狗岳から中山峠の稜線からもよく目立つ。東麓の稲子湯から伸びるシャクナゲ尾根や、小海リエックススキーバレーから伸びる白樺尾根など様々なアプローチがある山だが、最短ルートは北側の白駒池からの往復コース。国道299号線が八ヶ岳連峰を横断する麦草峠の東側にある白駒池駐車場から、苔むした幽玄な原生林を抜け、白駒池のほとりを進むと、ゆるやかな針葉樹林帯に入り、ひと登りでハイマツ帯の中に累々と岩が重なる山頂に到着する。

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