八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳)(山梨,長野)
2026.09.02 (水)日帰り
剱岳の達成以降いまいち締まりのない日々を過ごしていたのですが
そんな最中9月の休日数を見てみるとなんと5日しかないということがわかり
これは貴重な休日登り込まねば…と思い
色々天気や予算と相談した結果編笠山と権現岳の縦走に
八ヶ岳の日帰りは2年前に赤岳へ清里駅から真教寺、県界尾根のルートをやったことがあったので
それと近い感じで行けるかなと勝手なイメージを持って臨んだのですが…全く別物でした笑
小淵沢駅からまず編笠山への登山口に向かうのですが
締まりのない日々で体が重く、更に不規則な勤務シフトもあってか体が全然スイッチが入らず
ゆるーい坂道を登ってるだけなのに滝汗が止まらず…この世の終わりのような自律神経になっていました
一応登山道っぽい道が用意されていて車道と行き来しながら登ります
どうにか登山口に辿り着くも、この時点でもう結構疲労感が溜まっており
もう…いいかな…という気持ちが少し出てきていたのですが気持ちを切り替えて登り始めました
ここまでの登山道っぽい道に比べるとだいぶ登りやすくさくさく行ける…かと思いきや
山頂付近は割ときちんと登りで
八ヶ岳というよりかは甲武信ヶ岳辺りの奥秩父味のある感じの疲れる登りが続き…
山頂に着く頃にはもうバテバテ
予定よりもだいぶ多めに休憩を取り
とりあえず青年小屋まで降り権現岳を見上げて
これを今から登るのか…今日は無理な日でもう下山しようかな…と思ったのですが
気持ちを切り替えて登り始めました
日帰り登山でハイマツかき分けて森林限界を歩けるって結構贅沢なことをしているのですが
内心もうこの辺りで山頂にしませんかって感じでひたすら登り
権現岳はしっかり八ヶ岳って感じで鎖のトラバースや岩岩した感じのルートが多く
これはこれで楽しいのですが体力がかなりキツく
なんどもぜーはーぜーはーしながら登りました
せっかくなら権現岳で休憩…したかったのですが
体力が限界で東ギボシで休むことに
何度か八ヶ岳に来てますが過去一くらい絶景が広がっていて気持ち的には何枚も写真を撮りたかったのですが数枚で疲れ果てました
ポーズを取ろうと腰を捻ったら足が攣っていよいよだなってなりました、この投稿のメイン写真はシャッター切った後しばらく痛みに悶絶してました笑
権現岳にたどり着くと山梨百名山の山頂標柱があり
意外とこんなもんなのかと思ってYAMAPを開くと
ここは山頂ではなく、本当の山頂はもっと上とのこと
YAMAPはきちんと踏んでくれてるしここが私の山頂ってことでいいかな…と迷ったのですが
ここまで来てそれはないだろうと気合を入れ直し山頂へ
山頂からはこれから通る下山ルートが見えたのですが
稜線らしくアップダウンしているのが目視でわかり本当に…あれ…通らないとダメですか…と自分自身に何回か問いかけました
YAMAPをどう確認してもこのルートが一番最短であることは間違いないので現実を飲み込みます
遠目で見るとマジか…となったアップダウンですが
実際登ってみるとそこまででもなかったです
南アルプスや八ヶ岳の赤岳〜硫黄岳あたりなんかと比べると全然なのですが、なんせ攣った足を庇いながら疲れ果てた状態だとなかなか牛歩で進まない
稜線の最後ミツ頭に着いて振り返ってみると
ここまで歩いてきた稜線と赤岳方面が一望できて
いつもだったら何枚も写真を撮ってるんだろうな…と思いながらも疲れが勝ってしまいさっさと下山路へ
ここからは藪と急下山が続きます
正直漕がないといけないほどの藪です
せいぜい自分の身長くらい
ただそれがながーく続き、熊でないかなハチでないかなとか考えながら下るのはなかなか心理的にきつかったです
自分の感覚でだいぶ下ってきたな…と思った頃
くたびれた木の看板が現れて『標高2000m』を教えてくれました
ぜ、全然下ってない…そんな…
あわよくば知りたくなかった情報に心が折れながらも
ひたすら変わり映えのない藪の景色を下ります
地味に編笠山以降、誰ともすれ違っておらず
大丈夫かな…と不安な気持ちが湧いてきます
正直誰か通ってれば大丈夫なのかってわけでもないのですが笑
天の河原まで下ってくると正面に富士山が
景色の変化に安堵と感動を感じながら
ひたすら下山
天女山の手前で駐車場が現れ
やっと下山できたかな…?と思ったのですが
ここから天女山入口までは再度藪の登山道です
しかもなかなかでこぼこしていて感覚的には上のよりもストレス溜まりました
最後甲斐大泉駅に辿り着けた達成感は久しぶりに大きいものがありました
自分の中で作り出した不安とコンディションの悪さと何度も自分に負けそうになりながらも自暴自棄になることなく、これといった大ミスもすることなく下山できたことに充実感を感じました
内心メタメタだったのですが
山行全体としては及第点くらいに収められた
それで今回は良しとします。
これを書きながらなんとなくポシェットを見てみたら登山中何度探しても見つからなかった芍薬甘草湯が普通に出てきてちょっとがっかりしました笑