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9.7 km
947 m
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アルペンムード漂う南八ヶ岳を構成する標高2760mの山。北面に直径1㎞、深さ550m、馬蹄形の爆裂火口が大迫力の景観をつくる。対して東・西面はなだらかな山腹がつづき、広々とした山頂からは横岳、赤岳、阿弥陀岳の南八ヶ岳の主稜線の大パノラマが広がる。また、硫黄岳南側の大ダルミから台座ノ頭の西斜面一帯にはコマクサの大群落が見られる。例年7月中旬から8月上旬の花期、高山植物の女王とも称されるピンクの花が斜面を覆う姿は八ヶ岳でも随一で、一見の価値がある。また稜線東側には、天然記念物に指定されたキバナシャクナゲの自生地があるなど、高山植物をめでることを目的に硫黄岳を目指す登山者も多い。峻険な岩稜が続く南八ヶ岳にあって、のびやかな稜線と丸みのあるピークをもつ硫黄岳は、南八ヶ岳入門の山としても人気が高く、天狗岳への縦走や、山慣れた人なら赤岳への縦走など経験と登山スキルレベルに合わせてさまざまなコース取りができる。
※年間の登頂者総数を100とした場合の各月の割合を%で表示
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山歩(さんぽ)とは、山や身のまわりの自然の中を気持ちよく歩くこと。今すぐ行ける山歩コースや、山歩した気分になれる映像コンテンツを更新中です。