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大岳山・御岳山・御前山

出典: Wikipedia

大岳山(おおだけさん または おおたけさん)は、東京都西多摩郡檜原村、奥多摩町の境界、奥多摩山域にある標高1,266.5mの山。標高はさして高くないが、個性的な山容を備えた奥多摩の名峰である。日本二百名山及び花の百名山の一つに数えられる。多様な登山コースがあり、初心者から経験者まで幅広く楽しめる山である。 【概要】 古くから農業の神として、また火災や盗難の守護神として山岳信仰の対象であった。山頂付近の大岳神社(大嶽神社)は徳川幕府の江戸城守護の祈願が行われていたという。 多摩川の南岸にある大岳山、御前山、三頭山を奥多摩三山と呼ぶ。 山頂付近の特徴的な山容により、同定しやすいことから古くは江戸湾の漁民からも目印にされ、鍋の蓋を伏せたように見えることから「鍋割山」「鍋冠山」と呼ばれた。また、東京都多摩地域、埼玉県所沢市、神奈川県相模原市付近でも、地域での通称がつけられていることがある(キューピー山、茶魔山(漫画「おぼっちゃまくんの主人公:御坊茶魔より)など) 田中澄江は花の百名山として、代表する花のイワウチワを紹介した。

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掲載されている山

大岳山, 御岳山, 御前山, 日の出山, 鍋割山, 三室山, 馬頭刈山

  • 御岳山

    標高 928 m

    御岳山(みたけさん)は、東京都青梅市にある標高929mの山で、秩父多摩甲斐国立公園の東端にあたる。山頂に鎮座する武蔵御嶽神社は崇神天皇7年(紀元前91年)創建の歴史があり、筑波山、三峰山、大山などと並び、古来より関東有数の霊山として崇められてきた。山岳信仰の興隆とともに武士たちの信仰を集め、御嶽権現の名で多くの参拝客によって栄え、江戸時代からは講が組織された。山上には現在も御師の家(寺社に所属し参拝者の案内や世話をする宿坊)が数軒並び、一般客も宿泊できる。ケーブルカーを利用して山頂下まで上がれるので、お参り気分で訪れる人も多い。また、七代の滝やロックガーデン、日の出山や大岳山など各コースの起点にもなっている。四季を通じて楽しめ、特に4月下旬〜5月の新緑と11月の紅葉の頃がおすすめ。

  • 東京都青梅市と日の出町の境に位置し、山頂からは都心・関東平野を一望できる展望の山。御岳山から見ると、ちょうど”日の出の方向”になることから、「日の出山」と呼ばれるようになったと言われている。御岳山と一緒に登られることが多く、御岳山、日の出山と歩いて温泉入浴施設「つるつる温泉」に下山するルートは、初心者向けの縦走コースとして人気。滝本駅からケーブルカーを利用すれば、より手軽に日帰り登山を楽しむことができる。ご来光スポットとしても知られ、元旦は初日の出を拝みに来た登山者で賑わう。日帰り登山も楽しいが、日の出山の山頂直下に建つ山小屋「東雲(しののめ)山荘」に泊まり、日の出や夜景、星空を眺めて過ごすのもまた一興である。

  • 大岳山

    標高 1266 m

    奥多摩山地の最東部にある大岳山(標高1,266m)は、東京都で唯一日本二百名山に数えられる名山で、花の百名山にも名を連ねている。山頂部が突起状の山容はどこから見ても識別でき、江戸時代には江戸湾に出入りする船の目標ともなっていた。山頂からは、御前山など奥多摩の山々をはじめ、晴れていれば南西方向に富士山や南アルプスの峰々が望める。その山頂へは、御岳山からの尾根続きのコースや北面の奥多摩駅起点の鋸尾根~主脈縦走路、南面の白倉から、東面の大岳沢をたどるコースなどがある。樹林帯は新緑や紅葉の時期が美しく、ツツジの花が咲く5〜6月、大岳沢の渓流沿いが紅葉に染まる10〜11月が特におすすめ。

  • 惣岳山(そうがくさん)は、東京都青梅市と西多摩郡奥多摩町との境界の奥多摩山域にある標高756mの山である。 高水三山と呼ばれる連山の一つであり、山頂には青渭神社がある。 岩茸石山から惣岳山へ至るルートでは、山頂付近で岩場を通過することになる。この岩場は道があまり整備されていないため、登る際には十分注意する必要がある。

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