大尾山~融神社、滝寺から

2015.11.28(土) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
4 時間 24
休憩時間
21
距離
11.3 km
のぼり / くだり
731 / 732 m
1 32
1 27
1 4

活動詳細

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大尾山には、以前仰木峠から往復して登りましたが、今回は秋に伊香立から登ってみました。国道477号線を堅田から途中方面に昇って行くと、「融神社」の看板を目にします。この神社の読み方、まったくわからなかったのですが、気になる神社でした。今回はこの融神社近くに車をとめて、三本の滝で知られる滝寺から山道に入り、大尾山にほぼ直登しました。その後、尾根を北上して、以前魚ノ子山から下りてきたときに通った伊香立峠を経て、上在地に下り、駐車地までのんびりと歩きました。 詳しくは↓をご覧ください。 http://minaphm.wktk.so/a-biwako/daibi2/daibi2.html

比叡山・横高山・梶山 融神社のすぐ近く、池の堤の下に車をとめさせて頂きました。この読み、「とおるじんじゃ」でした。嵯峨天皇の皇子である源融(みなもと の とおる、822年~895年)公をお祀りしているそうです。 紫式部『源氏物語』の主人公・光源氏の実在モデルの一人といわれているそうで、百人一首の河原左大臣はこの人のことです。彼の歌は、 「陸奥の しのぶもぢずり 誰ゆゑに 乱れそめにし われならなくに」という有名な歌です。そんな由緒ある人を祀る神社とは知りませんでした。
融神社のすぐ近く、池の堤の下に車をとめさせて頂きました。この読み、「とおるじんじゃ」でした。嵯峨天皇の皇子である源融(みなもと の とおる、822年~895年)公をお祀りしているそうです。 紫式部『源氏物語』の主人公・光源氏の実在モデルの一人といわれているそうで、百人一首の河原左大臣はこの人のことです。彼の歌は、 「陸奥の しのぶもぢずり 誰ゆゑに 乱れそめにし われならなくに」という有名な歌です。そんな由緒ある人を祀る神社とは知りませんでした。
比叡山・横高山・梶山 右手に比良山系が見えてきました。茶色く見える山頂は権現山(左)996mとホッケ山1050m。手前の緑の二峰は折立山(左)819mと霊仙山751mです。ホッケ山の右には蓬莱山1174mと打見山1108m。びわ湖バレイの建物がいくつも見えるのが打見山の山頂です。
右手に比良山系が見えてきました。茶色く見える山頂は権現山(左)996mとホッケ山1050m。手前の緑の二峰は折立山(左)819mと霊仙山751mです。ホッケ山の右には蓬莱山1174mと打見山1108m。びわ湖バレイの建物がいくつも見えるのが打見山の山頂です。
比叡山・横高山・梶山 そして、今から登る大尾山681mです。左の紅白鉄塔の少し右が山頂。あとで、右の鉄塔の下を通ります。
そして、今から登る大尾山681mです。左の紅白鉄塔の少し右が山頂。あとで、右の鉄塔の下を通ります。
比叡山・横高山・梶山 ここ道は分かれます。右が滝寺への車道です。少し遠回りになるので、左の細いほうを行きました。 地形図では、ショートカットしてふたたび車道に出る予定でした。あとでちょっと後悔した判断です。
ここ道は分かれます。右が滝寺への車道です。少し遠回りになるので、左の細いほうを行きました。 地形図では、ショートカットしてふたたび車道に出る予定でした。あとでちょっと後悔した判断です。
比叡山・横高山・梶山 細いけどしっかりした農道が続いていました。このあたりでは順調と思っていたのですが・・・。
細いけどしっかりした農道が続いていました。このあたりでは順調と思っていたのですが・・・。
比叡山・横高山・梶山 地形図では尾根上に道がありましたが、獣よけの金網フェンスに覆われて、尾根上を行けそうにありません。尾根から離れていく細い通路がありました。しかたなくこれを進みました。
地形図では尾根上に道がありましたが、獣よけの金網フェンスに覆われて、尾根上を行けそうにありません。尾根から離れていく細い通路がありました。しかたなくこれを進みました。
比叡山・横高山・梶山 この通路は、やがて川の横に出ましたが、 川は護岸工事ができており、とても渡れる状態ではなく、道も消え、しかたなく藪をこいで無理やり崖を登り・・・・
この通路は、やがて川の横に出ましたが、 川は護岸工事ができており、とても渡れる状態ではなく、道も消え、しかたなく藪をこいで無理やり崖を登り・・・・
比叡山・横高山・梶山 ようやく車道に戻ることができました。すなおに、車道を進んでおけばよかったのになぁ・・・。真っ赤なフユイチゴがつやつやに光っていました。
ようやく車道に戻ることができました。すなおに、車道を進んでおけばよかったのになぁ・・・。真っ赤なフユイチゴがつやつやに光っていました。
比叡山・横高山・梶山 名残の紅葉です。杉林の後ろの青空がきれいです。
名残の紅葉です。杉林の後ろの青空がきれいです。
比叡山・横高山・梶山 歓喜院、通称、滝寺です。比叡山延暦寺の荒行「千日回峰行」の祖、相応和尚が建立したと伝わっています。本堂の右に道は続きます。
歓喜院、通称、滝寺です。比叡山延暦寺の荒行「千日回峰行」の祖、相応和尚が建立したと伝わっています。本堂の右に道は続きます。
比叡山・横高山・梶山 過去、現在、未来を表すという3本の滝です。どっちが未来なのかは知りませんが、向かってこの順なら、未来が少し心細いのかな?
過去、現在、未来を表すという3本の滝です。どっちが未来なのかは知りませんが、向かってこの順なら、未来が少し心細いのかな?
比叡山・横高山・梶山 滝の上に上がるとお堂があり、その脇(写真左端)に大尾山への登り口です。
滝の上に上がるとお堂があり、その脇(写真左端)に大尾山への登り口です。
比叡山・横高山・梶山 その後、谷沿いを黙々と登ります。途中で林道を一本越えます。その先、小さな木の札が「←大尾山」と示してくれていました。なお、右の谷に入っても山頂の北に登れるようです。
その後、谷沿いを黙々と登ります。途中で林道を一本越えます。その先、小さな木の札が「←大尾山」と示してくれていました。なお、右の谷に入っても山頂の北に登れるようです。
比叡山・横高山・梶山 左の谷はこんな感じです。水の流れはありません。
左の谷はこんな感じです。水の流れはありません。
比叡山・横高山・梶山 今度は左の尾根に乗ります。尾根に導く踏みあとと、赤いテープが目印です。
今度は左の尾根に乗ります。尾根に導く踏みあとと、赤いテープが目印です。
比叡山・横高山・梶山 尾根上を登っていくと、見晴らしのいいところに出ました。鉄塔はありませんが、頭上を電線が通るあたりです。琵琶湖大橋と堅田の町並。
尾根上を登っていくと、見晴らしのいいところに出ました。鉄塔はありませんが、頭上を電線が通るあたりです。琵琶湖大橋と堅田の町並。
比叡山・横高山・梶山 比良山系はもちろん、珍しいところでは安曇川谷を経て白倉岳950mが見えていました。比良山系のわずかに左遠方です。
比良山系はもちろん、珍しいところでは安曇川谷を経て白倉岳950mが見えていました。比良山系のわずかに左遠方です。
比叡山・横高山・梶山 その先すぐに県境の稜線です。
その先すぐに県境の稜線です。
比叡山・横高山・梶山 右に進むとあっという間に大尾の山頂です。童髯山の看板もあります。前に来たのは2006年の夏。 九年半ぶりになります。ついこのあいだ来たと思っていたのですが・・・。時の経つのが早過ぎます。この三角点は二等で、点名は「大原村」。標高は681.1mです。
右に進むとあっという間に大尾の山頂です。童髯山の看板もあります。前に来たのは2006年の夏。 九年半ぶりになります。ついこのあいだ来たと思っていたのですが・・・。時の経つのが早過ぎます。この三角点は二等で、点名は「大原村」。標高は681.1mです。
比叡山・横高山・梶山 下からも見えていた紅白の鉄塔の下です。ここで、お弁当に。見晴らしもまぁまぁGoodです。
下からも見えていた紅白の鉄塔の下です。ここで、お弁当に。見晴らしもまぁまぁGoodです。
比叡山・横高山・梶山 北北西8.4kmには京都府下の最高峰・皆子山971m。山頂はほぼ写真中央です。間の谷は安曇川上流部。
北北西8.4kmには京都府下の最高峰・皆子山971m。山頂はほぼ写真中央です。間の谷は安曇川上流部。
比叡山・横高山・梶山 ナッチョ813m。左寄りの小さなドーム状が山頂です。
ナッチョ813m。左寄りの小さなドーム状が山頂です。
比叡山・横高山・梶山 北西7kmにある滝谷山876m。どこが山頂かわからないのが、この山の特徴ですね。たぶん、右寄り手前からの尾根が当たるあたりです。
北西7kmにある滝谷山876m。どこが山頂かわからないのが、この山の特徴ですね。たぶん、右寄り手前からの尾根が当たるあたりです。
比叡山・横高山・梶山 天ヶ岳788mです。右に、見晴らしのいい鉄塔も見えています。
天ヶ岳788mです。右に、見晴らしのいい鉄塔も見えています。
比叡山・横高山・梶山 西北西の方角、12.6km離れた桟敷ヶ岳896mです。右手前は焼杉山717mの山頂。
西北西の方角、12.6km離れた桟敷ヶ岳896mです。右手前は焼杉山717mの山頂。
比叡山・横高山・梶山 その先の稜線です。このあと、右下に林道が見えてきます。一箇所でほぼ接しますので、林道に移ることも可能。
その先の稜線です。このあと、右下に林道が見えてきます。一箇所でほぼ接しますので、林道に移ることも可能。
比叡山・横高山・梶山 その後の3つ目のピークです。標高はほぼ500mまで下ってきました。ここも上の写真の両側のリョウブの木に赤テープが巻かれているところを 右に曲がって、下の写真の方向に下るのが稜線上のルートです。ただ、この先の鉄塔に行ってみたくなり、とりあえず上の写真の直進方向へ。
その後の3つ目のピークです。標高はほぼ500mまで下ってきました。ここも上の写真の両側のリョウブの木に赤テープが巻かれているところを 右に曲がって、下の写真の方向に下るのが稜線上のルートです。ただ、この先の鉄塔に行ってみたくなり、とりあえず上の写真の直進方向へ。
比叡山・横高山・梶山 予想通り、この鉄塔からの眺望は最高です。途中峰812mです。さきほどは皆子山と重なってよく見えなかったのですが、ここからはいい形に見えます。
予想通り、この鉄塔からの眺望は最高です。途中峰812mです。さきほどは皆子山と重なってよく見えなかったのですが、ここからはいい形に見えます。
比叡山・横高山・梶山 山頂近くの鉄塔からは山頂部しか見えなかった焼杉山が、ここからは全貌を見せてくれます。やはり山らしい、いい姿をしています。
山頂近くの鉄塔からは山頂部しか見えなかった焼杉山が、ここからは全貌を見せてくれます。やはり山らしい、いい姿をしています。
比叡山・横高山・梶山 再びナッチョです。右手前から山頂への尾根は、小出石方面からの登山道のある尾根です。
再びナッチョです。右手前から山頂への尾根は、小出石方面からの登山道のある尾根です。
比叡山・横高山・梶山 日が陰った皆子山です。手前から奥に登っていくのは皆子谷。右端が山頂です。
日が陰った皆子山です。手前から奥に登っていくのは皆子谷。右端が山頂です。
比叡山・横高山・梶山 伊香立峠を目指します。標高503m峰あたりです。杉植林がしっかり出てきました。
伊香立峠を目指します。標高503m峰あたりです。杉植林がしっかり出てきました。
比叡山・横高山・梶山 切り通し状の伊香立峠です。写真は、京都側から滋賀側を見ています。この右上方向から降りてきました。下降ポイントは少し見つけにくか ったです。まっすぐは切り通しの崖なので、どちらかによる必要があります。今回はだいぶ西(京都府側)に寄ってから下りました。
切り通し状の伊香立峠です。写真は、京都側から滋賀側を見ています。この右上方向から降りてきました。下降ポイントは少し見つけにくか ったです。まっすぐは切り通しの崖なので、どちらかによる必要があります。今回はだいぶ西(京都府側)に寄ってから下りました。
比叡山・横高山・梶山 峠から滋賀県側に下ると、このような林道に出ます。さっき出合った林道の先です。
峠から滋賀県側に下ると、このような林道に出ます。さっき出合った林道の先です。
比叡山・横高山・梶山 駐車地に戻る途中、地形図に三角点マークを見つけたので寄ってみました。 伊香立生津町内です。二等水準点950332Aでした。GPSを利用して、位置を毎日測定しているそうです。
駐車地に戻る途中、地形図に三角点マークを見つけたので寄ってみました。 伊香立生津町内です。二等水準点950332Aでした。GPSを利用して、位置を毎日測定しているそうです。
比叡山・横高山・梶山 その近くから見上げた魚の子山552mです。後はのんびりと車道を駐車地へ。
その近くから見上げた魚の子山552mです。後はのんびりと車道を駐車地へ。

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