活動データ
タイム
11:54
距離
19.7km
のぼり
1625m
くだり
1877m
活動詳細
すべて見る若い頃に通い詰めた谷川岳からの上越国境稜線の山は、意外と殆ど登っていませんでした。 平標だけだと今時は都内からでも日帰り出来てしまいますが、折角ならランプの宿として人気の平標山乃家に泊まって、温泉に降りるコースを計画しました。 越後湯沢からのバスの乗客は登山者とスキーヤーばかりで、平標登山口を過ぎると乗客は我々だけに。終点の西武クリスタルバス停から国道を30分歩いて、三国峠登山口から入山。 三国山からは稜線沿いとなり、道は非常に整備されていました。途中、雪渓を伝って歩く道は余り踏み跡はありませんが、基本、幅広の尾根通しなのでチェーンスパイクの出番も無く上越国境稜線の大パノラマを楽しみながら安全に登れました。なかでもマッターホルンじゃない方の大源太山辺りからの絶景は特筆物です。 小屋には15時過ぎに到着し、暖かい炬燵に入って山菜の天ぷら尽くしの夕飯で美味い酒を頂きました。このランプの宿は6月の花の季節は満員御礼だそうです。山口さん御夫妻の暖かいおもてなしに感謝です。 2日目は昨日にも増して最高の天気。朝は気温0℃でしたがどんどん気温が上がり夏山のように。平標、仙ノ倉からは富士山から南アルプス、唐松岳等後立の稜線迄望む事が出来ました。 松手山からは温泉に直接降りる松手尾根を降りに取りましたが、余り人は入っていませんが、良く刈り払いされており登山道は明瞭です。危険箇所も全く無く苗場山を左手に楽に下山出来ます。美しいコブシに似た白い花(多分タムシバ)が咲き乱れており、このコースはもっと歩かれても良いと思いました。でも熊には注意ですって。 谷川連峰は分水嶺で気候変動も激しく、いつもガスっている印象でしたが、今回は2日続けて最高の条件に恵まれ、行き合った登山者は皆さん笑顔でした。まだまだ良き山は沢山ありますが、季節やルートを変えてまた来たい山の一つになりました。
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