活動データ
タイム
28:04
距離
41.2km
のぼり
3515m
くだり
3514m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る〈アプローチ〉 新東名新静岡IC → 県道27 →県道189 → 県道60 →大沼ゲート駐車場 (おすすめしません。道狭い) 大沼ゲート → 県道388 → 県道77 → 国道362 → 新東名静岡SA スマートIC (こちらおすすめ。冬季小屋で、一緒になった方に教えてもらいました。ありがとうございました) 〈コース概要〉 (一日目) 大沼ゲートから、畑薙大吊橋まで、舗装路を行く。スリリングな畑薙大吊橋を渡り切り、一旦尾根に上がりトラバースしながら、ヤレヤレ峠を超えて、沢へ一旦下る。暫く、沢沿いに進み丸太橋、吊橋を何度か渡り、進行方向右側を高巻き(階段あり)し、ウソッコ沢小屋が現る。沢を吊橋で、渡るった後、沢と沢の中央の尾根に取り付く。この尾根のとりつきは、急登で、転落注意。中の段で、一旦緩やかになり、横窪沢小屋に到着。非難小屋も空いていたので、テントは使用せず、非難小屋を利用させていただきました。水は、沢から取れる。 (2日目) 月明りと強風の中、横窪沢小屋0400スタート。いきなりの急登。尾根に上がってから、若干傾斜は緩やかになるが、引き継ぎ急登が、続く。 2000m付近から、残雪が現れ、アイゼンスパイクを装着するが、いくらも上がらない内に残雪のアイスの上に新雪が積もり、スパイクでは、不安定な状態となり、アイゼン装着。この辺から、吹雪。茶臼小屋脇の谷筋にでたら、谷筋を上がれば、茶臼小屋が見え、中で一休みし、稜線手前まで、偵察。奇跡的な天候回復を期待して、上河内岳まで、行って考える事に。稜線上は、20m/s程の吹雪。船窪地形の池まで行き、小屋まで引き返す。午後から、茶臼小屋は続々と吹雪の中上がってきた登山者で、満員御礼となった。2日目も茶臼冬季小屋にお世話になりました。大雪で、水は、雪❄️のみ。 (3日目) 朝0100に起き、準備やら何やらで、茶臼小屋0300出発(軌跡ログ記録ミス)。天気は回復した。小屋で一緒になった3人と目標が同じとなったので、ほぼ一緒に出発。ターゲットは、聖岳山頂。茶臼小屋から、稜線へ上がり、上河内岳方向の稜線を行く。夏道のお花畑ルートは、使用せずに稜線から、上河内岳へ。上河内岳手前の小ピークを越すと、上河内岳へ向かう分岐点(上河内岳の肩) 聖岳登頂に体力温存のため、上河内岳は、パス。分岐から、沢筋雪面を下り谷をトラバースし、ふたたび稜線へ。南岳までの稜線は細尾根で、滑落注意。南岳からは、左手のがけ沿いの尾根を下る。森林限界点を過ぎて樹林帯に入るとトレースがないため、ルーファイに一苦労し、ようやく、聖平にでる。一旦小屋で、不用物資を卸し、聖岳アタックスタート。トレースもしっかりあり、樹々の中行く。小聖岳からの聖岳の大スケールには、圧巻された。昨夜の降雪で、真っ白に雪化粧した聖岳は、女王の貫禄と美しさを放っていた。人気がある理由がとてもわかる。小聖岳からは、痩せ尾根を行くが、積雪量も問題ない程度。聖岳の大斜面に取りつくと、斜面傾斜は、一気にキツくなる。富士山より斜度は厳しい。雪面は、硬くしまっているので、登りやすいが、60度近い雪面もあり、気が抜けない状態が、山頂まで続く。滑落停止措置も、効かない斜度であろう。山頂まじかで、ようやく傾斜が緩くなり、登頂成功。帰りは、西側の尾根から、安全なルートで下山。今晩も、聖平小屋にお世話になりました。水は、沢から取れる。 (4日目) 聖岳小屋0330スタート。聖岳登山口(赤石ダム側)へ下山する。トレース無し。雪は深くないが、昨夜の降雪で、積雪量増。はじめは、聖沢沿いに進む。夏道の痕跡を探しながらのルーファイである。 GPSと地図で、おおよそのルートを見当しながら、進む。聖沢から離れた高巻によるトラバースが連続するため、チェーンスパイクから、アイゼンにチェンジとなった。数十箇所の谷越があり、ルーファイに一苦労させられる。岩頭滝見台を過ぎてからの谷越まで、気がぬない状態がずっと続く。最後、崩壊地があるので、迂回ルートをとる。聖岳登山口からは、ダートの林道歩きはおよそ14kmで、3時間かかった。 〈感想〉 (1日目) 初日は、とにかく天気が気がかりで、最後まで躊躇しながらの出発。午後から雨予報だったので、予定より早く出発。小屋は、後から団体さんが来られて、横窪沢小屋全面解放されてました。団体さんの方から、ビールとチーカマいだだきました。ありがとうございました!。YAMAPコーヒー☕️も、最高でした。ワンパッケージで、二杯以上大丈夫みたいです。 (2日目) 茶臼冬季小屋から、吹雪で、聖岳まで予定通り行くか、ずっと悩む。悩んでても、仕方ないので、取り敢えず、行ってみたが、強風と視界が気がないため、稜線下のトラバースで、ルートどりに苦労したため、南岳からも同様であろうから、本日は停滞にした。 (3日目) 軌跡ログが、茶臼小屋から聖岳とりつきまで、ワープしちゃってます。たまにやるのですが、記録されてない状態かどうか気付かないのは、システム的に改善して欲しいところ。せっかく歩いたログが、記録されないのは、残念でなりません😭。明日は、聖沢ルートで下山予定であるが、トレースはないので、不安。 (4日目) この日が、一番きつい一日となった。聖沢から、聖岳登山口まで、トレースがなく、また、先日の降雪で、アイゼンの前爪、ピッケルのピックフル使用の難ルートとなっており、体力、気力とも全力投球。さらに、フル装備で、聖岳登山口から沼平ゲートまでの14kmの林道がこたえた。またまた、林道で軌跡ログが飛んでしまったのは残念。積雪期(5月でも、降雪が有れば積雪期と同様)のこのルートは、通過が厳しい場所が数十箇所あります。下山に利用される場合には、慎重にご検討ください。 最後に茶臼冬季小屋で、親切にしてくださいました3人の方々には、深くお礼申し上げます。また、何処かの山で、お会いできる日を楽しみに山に行きたいです。本当にありがとうございました!
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