青森の山一覧

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    岩木山は青森県弘前市と鰺ヶ沢町に位置し、標高1,625mは県内一の高峰である。信仰の対象として古い歴史をもつ、津軽の人々のふるさとの山となっている。山中には5本の登山コースがあるが、よく歩かれるのは「津軽一の宮」岩木山神社里宮からの百沢コースと、名湯・嶽温泉からの嶽コース。前者は岩木山固有種のミチノクコザクラ(花期7月中旬・ただしこの頃はまだ残雪がある)が見られる。後者は山麓からブナ林をひたすら登っていくコースだが、八合目まで車道が通っているので(さらにリフトで九合目まで行ける)、短時間で岩木山神社奥宮が建つ山頂に立てる。その山頂からは、同じ県内の名峰・八甲田山や白神岳、津軽海峡などの雄大な展望が楽しめる。

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    青森県青森市と十和田市などにまたがる八甲田山は、1902(明治35)年の「八甲田雪中行軍遭難事件」で知られる。ひとつの山ではなく、18の峰々で構成される一つの大きな山体の総称である。最高峰である八甲田大岳(標高1,585m)や高田大岳などを中心とする北八甲田連峰と、国道103号を挟んで南に対峙する櫛ヶ峰をはじめとする南八甲田連峰に分かれる。高層湿原に咲く花々から秋のブナや湿原の紅葉、冬の樹氷まで、四季を通じて楽しめる山だ。最高峰の八甲田大岳へは、八甲田ロープウェイを利用する最短コースと、酸ヶ湯温泉を起点とする毛無岱(「岱(たい)」は湿原のこと)経由と仙人岱経由の2つのコースが主な登山道。

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    青森県南西部から秋田県北西部にかけて広がる白神山地は、九州の屋久島と並ぶ日本初の世界遺産。その主峰である白神岳(標高1,235m)は、ブナ原生林とお花畑、山頂からの大展望など見どころが多い山で、日本二百名山に選ばれている。古くから津軽を代表する霊峰として親しまれ、山頂の北直下には白神大権現が祀られている。新緑の5月中旬と紅葉の10月初旬がベストシーズンだが、山頂付近の稜線がイブキトラノオやニッコウキスゲのお花畑になる6月下旬もおすすめだ。山頂からは360度の大展望が望め、日本海に沈む夕日と山並みから昇る朝日も美しい。登山道は最短コースである西面からの蟶山(まてやま)コース(登山口から約4時間半)がよく利用される。

  • 戸来岳

    標高:1159 m

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    青森県三戸郡新郷村の西端にある戸来岳(標高1,159m)は十和田湖外輪山の一つで、一般的には大駒ヶ岳と三ツ岳の総称である。東北百名山にも数えられている。山のある新郷村には、ゴルゴダの丘で磔刑になったはずのキリストが日本に渡り、ここで天寿を全うしたというキリスト渡来伝説があり、キリストの墓もある。山名は「ヘブライ」に由来するという説もあり、村内にあるキリストの里伝承館には古文書などが展示されている。大駒ヶ岳へ向かう登りでは、幹周4.76m、推定樹齢300年の「日本一のダケカンバ」が見られる。大駒ヶ岳山頂を経て、三ツ岳山頂へ(平子沢登山口から約2時間40分)。眼下には十和田湖が輝き、八甲田連山や岩木山が眺望できる。

  • 二ッ森

    標高:1086 m

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    二ツ森(ふたつもり)は、青森県と秋田県の県境にまたがる山。白神山地の主要峰のひとつで、泊岳の名称でも知られている。 「世界遺産白神山地」のなかでもっとも容易に山深くまで入山できる地として、二ツ森は白神山地を代表する知名度がある。 従前は標高1086mとされてきたが、2011年(平成23年)の東日本大震災によって隆起し、1087mとなった。山頂には三等三角点「泊岳」(標高1086.47m)が設置されている。

  • 階上岳

    標高:739 m

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    北上山地の北端、岩手・青森県境の階上岳(標高739m)は、東日本大震災後、復興のシンボルとして階上海岸とともに三陸復興国立公園に指定された。周りに高い山がないため山頂からの眺めがよく、眼下には太平洋、北西に八甲田連山、南に北上山地が一望できる。山頂の南直下に龍神水が湧き、四季を通して登山者の喉をうるおしている。山頂北直下の大開平はヤマツツジの群生地で、5月下旬から6月中旬にかけて見頃となる。山頂へはその大開平から20分ほどで登れるが、物足りない人は中腹のしるし平(山頂へ約1時間半)や登山マップが置かれている北麓のフォレストピア階上(山頂へ約2時間半)から歩くとよいだろう。

  • 蟶山

    標高:841 m

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  • 大駒ヶ岳

    標高:1143 m

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  • 櫛ヶ峯(上岳)

    標高:1516 m

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    櫛ヶ峯(くしがみね)は、青森県の南八甲田山系にある火山である。南八甲田山系の最高峰である。「櫛ヶ峰」や「櫛ガ峰」と記述されることもある。また、隣の下岳 (1342m) の関係から「上岳」と呼ばれることもある。東北百名山に選ばれている。駒ケ峰など東側から望むと、山の形が“柘植の櫛”のように見える。 均整のとれたなだらかな三角形の山容をしており、裾野には広大な湿原が広がっている。 6月下旬から7月中旬の花のシーズンに訪れると、裾野には広大なお花畑が広がっている。ただ、無雪期には登山のための時間があまりにもかかるため、夏に登山に訪れる人よりも、5月中頃までのスキーを利用して登山を行う人の方が多い。 山頂からは、十和田湖や岩木山、北八甲田山、青森市などを見ることができ、360度の眺望を得ることができる。山頂から、廃道になったかつての登山道を降りると崩れた祠の跡がある。祠には開山の経緯が掘られた碑があり、その碑文によると、櫛ヶ峯に登山道が作られたのは1956年(昭和31年)10月である。 八甲田山系の中で、登山のための時間が最も必要となる山である。猿倉温泉か御鼻部山山頂駐車場からの登山道で登山可能である。この道は、昭和8年から9年にかけてつくられた車道であったが、ほとんど自動車が通らず車道としては廃道の状態になっている。長年の植物遷移と洗掘が進んで極めて歩行困難な箇所が随所に認められ、雨天時には洗掘のため歩行不可能な区間もあるものの、この道の整備に関しては論議が存在する。 1977年ごろから、登山ブームに乗って櫛ケ峰を訪れる人が急に増え始めた。櫛ケ峰の広大な東斜面には雪が多く張り付き、遅くまで雪が残る。一面の草地は雪解け水を含み、季節になるとイワイチョウ、ヒナザクラ、チングルマなどが咲く。これが雪田といわれている湿原だが、登山客の増加の影響を受けてこの雪田上に作られた登山道はえぐられ川ができ、そのため登山客が別の所を歩くとそこがまたえぐられるという悪循環が繰り返された。そのため、山頂直下の登山道が尾根筋に新たに作られ、旧登山道は閉鎖され、植生復元が行われた。

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    向白神岳(むかいしらかみだけ)は、青森県西津軽郡深浦町にある山で、標高は1,250m。白神山地の最高峰。山頂に至る登山道は整備されておらず、ヤブ漕ぎなどを強いられるため、登頂することはかなり困難である。白神岳山頂にある避難小屋の記録では、白神岳から行きで5時間、帰りが12時間もかかったとする記録もある。比較的楽に登頂するには残雪期をねらうのが良いが、雪崩の危険性もあり、高度な登山技術を必要とする。 右の写真で、向白神岳の三角点(1,243メートル)がある場所は写真中央やや左のピークである。実際の最高点(1,250メートル)は、三角点の左にあるやや高く見えるピークの連なりの左にある。 写真右のピークは静御殿という岩嶺で、ここは高山植物の宝庫となっている。 1965年には、この山で国体登山競技青森県予選が開かれたことがある。そのときは、白神ラインの一ッ森峠から太夫峰、向白神岳、白神岳と登山道が造られた。白神山地が世界遺産に登録後は、この山に登山道を造る予定はないという。ただ、現在は大丈峰までは登山道が整備されており、向白神岳までの登山道がつくられることを期待する人もいる。