09:02
9.7 km
1202 m
チャレンジ岩木山〜嶽温泉から
岩木山(岩鬼山)・鳥海山・鍋森山 (青森)
2026年02月05日(木) 日帰り
【アクセス】 嶽温泉の駐車場を利用しました。基本的に除雪されてないので、数台しか止められません。旅館の駐車場は、旅館のお客さん用ですし。なお、トイレは使えました。 【ルート】 嶽温泉駐車場付近は、雪壁に囲まれています。これを登ってルートに取り付きます。 ・嶽温泉〜8合目 尾根を歩きます。広い尾根ですので危険はありません。当日午後は気温が上がりましたので、樹木からの落雪が厄介でした。 ・8合目〜9合目 埋もれたリフトに沿って登ります。ここから風も出てきます。雪面は、クラスト気味になり沈まなくなりましたが、登りはスノーシューで。下りは傾斜がキツいのでアイゼンで降りました。 ・9合目〜鳳鳴ヒュッテ〜山頂 夏道を歩きます。ヒュッテから先が核心部です。ヒュッテでスノーシューとストックをデポ、アイゼン、ヘルメットを装着しました。風も強くなるので、バラクラバやゴーグルも着けて対策は万全に。 夏道を外れると灌木の上の雪を踏むことになり、踏み抜きが多くなります。でも、夏道は崖に沿っているので、滑落を避けるため、踏み抜き覚悟で夏道より(山頂に向かって)右側を歩きました。 岩の夏道は締まった雪ではなく、氷のブリッジに雪が積もっているだけの箇所もあり、結局踏み抜く事もありました。どうせ踏み抜くなら、崖から離れていた方が安全だと考えました。 【雑記】 今期のチャレンジ登山に岩木山です。 東北北部、特に日本海側は基本的に風雪が強く、山登りには危険すぎる天候が続いていたのですが、天気予報で久しぶりに冬型の気圧配置が緩み、風が弱くなる日が出てきました。仕事が立て込んでいたのですが、休みを頂き贅沢な平日登山です。 嶽温泉では、のっけから登山道への取り付きが分かりませんでした。休業旅館の脇に入り込んで、雪壁の低いところを見つけ、そこから登りました。(下山時はスキーヤーのトレースを追いかけたら、駐車場付近の雪壁から直接降りていましたので、スキーの細いステップを使って雪壁を降りました。) 夏道にはスキーヤーのトレースがありましたので使わせて貰いました。トレースの有無で体力消耗に差が出るので、本当にありがたいです。でも、そのトレースも尾根と途中で終わってしまいました。行程の半分は、自分でトレースを付けることに。スピードは落ちるし疲れるし、この時点でピークに行ける気がしないので、8合目を第一目標にしました。 8合目で雪に埋もれたリフトを見て、雪の多さに驚きました。夏はリフト周りは樹林帯の筈ですが、全て雪に覆われています。12時に設定した撤退ラインに余裕がありましたし、体力的にも行けそうなので、第二目標の9合目まで進みます。 ここはリフトに沿って登りました。登っている途中で「9合目まで登り切らずに、夏道に沿ってトラバースした方が楽なのでは?」と思いましたが、リフト外れると樹木の上の雪を歩くことになり、雪の下にツリーホールがあって盛大に踏み抜く可能性がありそうです。 まだ行けそうなので、鳳鳴ヒュッテで装備を整えて、核心部にチャレンジです。考えてみたら、こんな斜面でトレースの無いところを歩くのは初めてです。とにかく、落ちることの無さそうなラインを取ることにしました。そうすると、踏み抜きが多くなるので、それはそれで危険なのですが。盛大に踏み抜いたら、少し進路を修正して灌木の上から外れるようにしました。 山頂も全て雪に覆われていました。風も強いはずなのに、これだけ雪が積もっているとは。避難小屋も雪に覆われ、その裏にあるトイレの建物は比較的、雪面の上に出ていたので、その影で小休止して下山を開始。 下山直後は記憶にある夏道を歩いたのですが、岩場の筈なのに踏み抜くことに。これも危険なので、速やかに自分で着けたトレースに戻りました。トレース追いかければ、基本的に安全です。登りでの盛大な踏み抜き跡だけ注意しました。 鳳鳴ヒュッテまで降りれば一安心、後は高速下山です。この日は、誰ともスライドせず、些か寂しい山行でしたが、尾根道にスキーヤーとスライド!地元の方で、ピークを踏んだ私を祝福してくれました。天気を味方に付けたのが成功の鍵だと思っています。 なお、本当の核心部は嶽温泉駐車場です。未明の駐車場には温泉での融雪に紛れてブラックアイスバーンが混じっていて、盛大に滑りました。ご注意を。
