谷川岳・七ツ小屋山・大源太山
群馬県谷川岳遭難防止条例が定める「危険地区」は、「冬山期間」を除く期間内に登山する場合、10日前までに群馬県谷川岳登山指導センターへ登山届の提出(書面2通等)が必要です。条例に違反した場合には、罰則が科される可能性があります。詳細は群馬県警察および群馬県谷川岳登山指導センターのウェブサイトをご確認ください。
出典: Wikipedia
このエリアについて
掲載されている山
谷川岳, 七ツ小屋山, 大源太山, オキノ耳, トマノ耳, 朝日岳, 武能岳, 笹平, 茂倉岳, 一ノ倉岳, オジカ沢ノ頭, 矢場ノ頭, 万太郎山
谷川岳
標高 1977 m
群馬・新潟県境の谷川連峰の主峰。一ノ倉沢などの絶壁を従えるアルペン的な双耳峰が特徴的。ロープウェイを利用する天神尾根コースなら、天気が安定していれば初級者でも登頂できる。特に紅葉の景色は絶景で多くの登山者が訪れる。ただし森林限界が標高1500m前後にあることでわかるように、気象条件はたいへん厳しく、午後からの急変が懸念されるので登山は早めに終わらせたい。山頂のトマの耳とオキの耳(最高点)は昔、二つ耳(耳二つ)とかわいい名で呼ばれていた。なお、険しい西黒尾根には初級者は立ち入らないほうがいい。よく耳にする“魔の山”の名は、一ノ倉沢などの岩壁でのクライミングの遭難が多かったことから付けられ、実際に遭難死数はギネス世界記録に登録されている。
飯士山
標高 1111 m
飯士山(いいじさん)は、新潟県南魚沼市と南魚沼郡湯沢町にまたがる山である。標高は1111.2m。 第四紀の成層火山で20~50万年前に活動した。基岩は安山岩からデイサイト質である。基底部には安山岩(一部玄武岩)質の噴出物が存在しており、それらを覆うように多数の溶岩や火砕流が流下している。東麓はなだらかで火砕流堆積物が多く、西麓は急斜面がちで溶岩が多い。山頂や南西麓の立柄山は大規模な溶岩円頂丘でそれらを生成した後に噴火活動を停止したと考えられている。 山名の由来については山頂部に穀物の神様を祀ってあることから「飯」、富士山の姿に似ていることから「士」、をとって飯士山としたとされている。また、荘園である上田荘が近辺にあったことから別名「上田富士」とも呼ばれる。
一ノ倉岳
標高 1974 m
谷川岳(たにがわだけ)は群馬・新潟の県境にある三国山脈の山である。日本百名山のひとつ。周囲の万太郎山・仙ノ倉山・茂倉岳などを総じて谷川連峰という。 谷川岳の頂部は二峰に分かれており、それぞれトマの耳(標高1,963m)、オキの耳(標高1,977m)と呼ばれる。元来この山はトマ・オキの二つ耳と呼ばれ、谷川岳の名は隣の俎嵓(マナイタグラ)に与えられていた。しかし、国土地理院の5万分の1地図の誤記のために、トマ・オキの二つ耳が谷川岳と呼ばれるようになってしまった。トマの耳には薬師岳、オキの耳には谷川富士の別称がある。広義には、一ノ倉岳などの周囲の山域も含めて「谷川岳」と呼ぶこともある。 谷川岳は初級者から上級者向までの変化に富む登山コースを有し、土合駅からのアクセスがよく取り付きまでに要する時間がさほど長くかからない位置にあり複数のルートが開拓されたため、年間4万人を越える登山者が訪れる。危険個所の多さと急激な気候変化が影響し、遭難者の多い山としても知られる。 一ノ倉沢などの谷川岳の岩場は、その険しさから剱岳・穂高岳とともに日本三大岩場の一つに数えられ、ロッククライミングの聖地となっている。山麓はスキーの聖地でもあり、谷川岳天神平スキー場は関東でも有名なスキー場である。 谷川岳ロープウェイが東麓から山稜付近(天神尾根)までを繋いでおり、冬場はスキー客と登山客が同じゴンドラで天神平を目指すことも少なくない。山稜の天神平駅のそばにはレストハウスがあり、簡単な食事も提供されている。
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