白毛門〜朝日岳、ホワイトアウトの国境稜線
朝日岳
(群馬, 新潟)
2026年03月16日(月)
日帰り
国境稜線、敗退。苦い思い出となりました。
【国境稜線】
冬山アタッカーの憧れ、白毛門〜朝日岳〜巻機山の国境稜線。3年前からやりたい山リストに入っていたものの、スキー向きではない地形もあり後回しになっていました。
今年こそは登るか!と狙っていたら、2月の3連休絶好の条件が…!金曜日も快晴で入山者多数、この時点でトレースなしは確定。そして土日晴れでアタック、翌祝日は片付けに集中できる…。とまたとない機会で、実際結構記録が上がっていましたが、なんと、私、不覚にも38.9度。
いや不覚すぎます。食料も買って木曜日完璧にパッキングもしたんですが…。嗚呼、何故…。連休の記録は皆さん素晴らしい写真を投稿されていて、それを見るたび虚しくて悔しくて。
そんな折、衝撃の発表が。下山口の清水バス停ですが、来年度よりバス便廃止😱 そもそも今年も土日は運休でかなりハードルが高かったのですが、一段と厳しくなりました。一応デマンドタクシーが代替になるとのことですが、バスの気楽さには勝てませんからね…。ということで、リベンジを果たすならラストラン近い清水便を絡めてこそ記録が光ると思いつつ、連休後は仕事や天気でなかなかタイミングが合いません。そして今年は少雪なので、正直諦めていました…。
が、来ました高気圧。高気圧の接近中は西高東低になりがちなので逆に天気が悪い可能性もありますが、whether newsは朝から晴れ予報、てんくらもA。いつも見ている予報サイトが2つとも昼頃までガスの取れない予報を出していたのは気になりましたが、やらずに後悔するならの気持ちで賭けてみました。
しかし、結果は無念の敗退。巻機山は昨年冬に登っていたので、柄沢山から下山するルートを想定してました。そしてそのルート取りなら気合い入れれば日帰り可能と前泊も決めていたんですがね〜。残念でなりません。
現場判断的には、登り始めは白毛門見えており、全機関好転予報は一致していたためこれは行ける!と思ったのですが、日の出後天気は好転するどころか悪化。まさかのホワイトアウトに大苦戦しました。クラックや雪庇要注意の山でホワイトアウトは毒ですね、だいぶ精神が疲れました。取り急ぎ無事下山できただけ良しとしましょう。
【ルート概要】
○登山口〜白毛門
雪の溜まるところは付いてますが、登山道は序盤結構溶けてます。ただ、深夜発に付き雪面が凍っていて、これはちょっと疲れましたね〜。それでもアイゼンはなるべく消耗させたくないので、完全に雪の出た1,000m付近で装着。所々急ですが、白毛門前ピーク直下はなかなか強烈ですね。ピッケルないとかなり危険だと思います。万一足を滑らせたらそのまま谷を止まらなく落ちそうなので、下りは正対してクリア。
○白毛門〜笠ヶ岳
たおやかな稜線ですが、笠直下は一転し急坂。しかもどでかいクラックが行手を阻んでます。ただ、実はここ去年もクラック出てましたし、今年の2月の連休も報告がありました。クラック帯なんでしょうね。雪が締まっていたのでとりあえず崩壊はなさそうと近付き、唯一残っていたブリッジで横断。ただ、来週まで持つか正直分かりません。下山時はホワイトアウトしてどうしてもブリッジが分からなかったので、やむなく西側の夏道寄りを進みましたが何とかなりました。こちらも足幅分くらいのクラックはチラホラあるので油断はできないですが、前述のクラックは身体二つくらい入ってしまいそうな規模なので近づかない方が無難です。笠ヶ岳で急に風が強くなり視界も悪くなったので避難小屋で天候待ち。小さな小屋ですが、風は全く通さないので悪天候時は心強いですね。
○笠ヶ岳〜朝日岳
ホワイトアウトで苦戦しました。前日?なんですかねトレースがか細く残っていたのと、10時頃には好転予報が出てたので進みましたが、笠ヶ岳で引き返すべきでしたね。帰りは自分のトレースさえ消えているところもあり、やはり無理は禁物と自分を戒めたいです。
【山行を終えて】
いやー、しょっぱい。しょっぱいです。今まで山スキーばかりやっていたから山がいじけてしまったのかしらという相性の悪さです。(もっとも連休は自己管理ですが…😅)
まぁ、阻まれるほど、完走した嬉しさはひとしおでしょうから、また来シーズン期待しましょう…!今回の偵察?でいろいろ得るものもありましたからね。