新穂高温泉から槍ヶ岳・笠ヶ岳の周回縦走

2023.10.02(月) 3 DAYS

活動データ

タイム

28:05

距離

39.7km

のぼり

3714m

くだり

3736m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
9 時間 42
休憩時間
1 時間 47
距離
13.0 km
のぼり / くだり
2167 / 210 m
DAY 2
合計時間
11 時間 33
休憩時間
2 時間 17
距離
15.6 km
のぼり / くだり
1261 / 1517 m
42
1 4
45
42
14
1 25
5
8
21
57
1 7
32
17
DAY 3
合計時間
6 時間 48
休憩時間
41
距離
10.8 km
のぼり / くだり
244 / 2008 m

活動詳細

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天気予報とにらめっこの結果、日本アルプスへの今年夏山登山ラストチャンスととらえ、意を決した単独行。 初日、夜行バスを降り立った新穂高温泉よりスタート、好天の元、20キロ弱のテン泊装備1式を背負って、右俣谷コースにたどり2100mを超える累積標高と13キロの距離をこなし、槍ヶ岳の山頂へ。 海抜3000メートル超のマイテントから、明月と明るい星空に溶け込む穂先のシルエットの美しい夜景、そして清冽な空気を暖色系に染める朝のご来光を堪能したあと、翌日北アルプスの山々の威容を眺めながらなが~い稜線縦走を経て疲れながらも特徴的な山容を持つ笠ヶ岳に立つ。 最終日、夜中に風雨の音に幾度も目が醒めまた熟睡の繰り返し、朝食の後空に晴れ間が望め、下り坂の天候のもと千五百メートル以上の標高差を笠新道で一気に下だり、新穂高温泉へと戻った。笠新道登山口に降りたあとの林道歩きでパラツクを食らったが、全行程のほんのラストパートだけだったので良しと思った。 【後記】 山岳地域の気候がこれほど急変なのか?自分がテン泊した槍ヶ岳山頂付近はそこら中乾燥した岩肌だったし、下山後の5日午後に高速バスで上高地に立ち寄った時も青空が望め、雪のかけらも見かけない秋一色だった。翌日の6日、徳本峠に2~3センチの積雪があり、7日に西穂山荘から雪山景色という情報が飛び込んできた。列島上空の冬型の気圧配置により1夜にして北アルプスの景色をパッチワークの紅葉支配から一面の銀世界へとガラリと変えてしまったようだ。

槍ヶ岳・穂高岳・上高地 新穂高温泉右俣谷コース登山口、登山計画書を提出し、いざ登山開始。
新穂高温泉右俣谷コース登山口、登山計画書を提出し、いざ登山開始。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 お猿さんの出迎え
「おはよう!温泉好き?」
お猿さんの出迎え 「おはよう!温泉好き?」
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 沢の流れの水音を聞きながら爽やかに歩を進む
沢の流れの水音を聞きながら爽やかに歩を進む
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 ヘアピンカーブの林道からショートカットの登山道に変更、再び林道に出たら穂高平小屋に突き当たる
ヘアピンカーブの林道からショートカットの登山道に変更、再び林道に出たら穂高平小屋に突き当たる
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 何人かのハイカーを追い抜いて、林道の終点の白出沢出合まで来て、短く1本。
何人かのハイカーを追い抜いて、林道の終点の白出沢出合まで来て、短く1本。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 林道でのペースが約0.6と速かったので、登山道の移動ペースを落とす。滝谷避難小屋に到着。
林道でのペースが約0.6と速かったので、登山道の移動ペースを落とす。滝谷避難小屋に到着。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 滝谷を見上げるとちょうど奥穂高岳方面、ジャンダルムが太陽の照射を受けて威容を見せつけられた。
滝谷を見上げるとちょうど奥穂高岳方面、ジャンダルムが太陽の照射を受けて威容を見せつけられた。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 槍平小屋に豊富な水場と快適そうなテント場が併設され、軽装で槍ヶ岳ピストンのベース基地にうってつけ。今回は行動食休憩と水補給だけとする。
槍平小屋に豊富な水場と快適そうなテント場が併設され、軽装で槍ヶ岳ピストンのベース基地にうってつけ。今回は行動食休憩と水補給だけとする。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 槍平小屋の水場、沢水を引いてきたそうだが、冷たくて美味しかった。
槍平小屋の水場、沢水を引いてきたそうだが、冷たくて美味しかった。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 飛騨沢に寄り添うように登山道を登り続け、標高2300m付近から見事なナナカマドの紅葉を見せてくれる。
飛騨沢に寄り添うように登山道を登り続け、標高2300m付近から見事なナナカマドの紅葉を見せてくれる。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 紅葉ワンモア
紅葉ワンモア
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 赤い果実と白い岩肌の槍ヶ岳山頂のコラボ、Yeah!!!
赤い果実と白い岩肌の槍ヶ岳山頂のコラボ、Yeah!!!
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 千丈分岐点で2回目の休憩、スタミナ注入、飛騨乗越まで一気に高度を上げるためのエネチャージ。
千丈分岐点で2回目の休憩、スタミナ注入、飛騨乗越まで一気に高度を上げるためのエネチャージ。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 急な登りで息が上がるも景色に癒やされる。
急な登りで息が上がるも景色に癒やされる。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 飛騨乗越に立つと、今まで見えなかった山体反対側の景色がぱっと広がり、真正面に常念岳がどっしりと構える。
飛騨乗越に立つと、今まで見えなかった山体反対側の景色がぱっと広がり、真正面に常念岳がどっしりと構える。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 急いで槍平小屋まで行って受付を済ませ、テン泊の良い場所を確保。いざ、穂先へ。
急いで槍平小屋まで行って受付を済ませ、テン泊の良い場所を確保。いざ、穂先へ。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 冷たい風に吹かれながら標高3180mの頂きから日本中の名峰を360度に見回す。そして、一番印象深いのは大天井と常念岳の山体に投影される槍ヶ岳自身の規則正しい三角形の影、その先端に自分が立っていることを思うと、幸せな気持ちになった。
冷たい風に吹かれながら標高3180mの頂きから日本中の名峰を360度に見回す。そして、一番印象深いのは大天井と常念岳の山体に投影される槍ヶ岳自身の規則正しい三角形の影、その先端に自分が立っていることを思うと、幸せな気持ちになった。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 西のほうに目を向けると、明日縦走の目的地の笠ヶ岳の周囲にダイナミックな雲海が広がる。よし、待ってろう!
西のほうに目を向けると、明日縦走の目的地の笠ヶ岳の周囲にダイナミックな雲海が広がる。よし、待ってろう!
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 マイテントから望む槍ヶ岳山荘とアーベントロートに輝く穂先にカンパ~イ!
マイテントから望む槍ヶ岳山荘とアーベントロートに輝く穂先にカンパ~イ!
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 夜空の星と明るい月の光が槍ヶ岳のシルエットを浮かべさせたのを見て、テント場を吹き抜ける風の音を聞きながら眠りについた。
夜空の星と明るい月の光が槍ヶ岳のシルエットを浮かべさせたのを見て、テント場を吹き抜ける風の音を聞きながら眠りについた。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 翌朝5時半、東の空に薄い雲海から富士山と南アルプスの峰々が頭を出す。
翌朝5時半、東の空に薄い雲海から富士山と南アルプスの峰々が頭を出す。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 間もなくしてご来光を拝む
間もなくしてご来光を拝む
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 朝食の後、2日目にして待ちかねの稜線縦走が始まる。西鎌尾根が伸びる先方鷲羽岳や水晶岳、薬師岳など北アルプスの山々の景色が広がる。
朝食の後、2日目にして待ちかねの稜線縦走が始まる。西鎌尾根が伸びる先方鷲羽岳や水晶岳、薬師岳など北アルプスの山々の景色が広がる。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 稜線の秋の季節が進む(1)
稜線の秋の季節が進む(1)
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 稜線の秋の季節が進む(2)
稜線の秋の季節が進む(2)
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 稜線の秋の季節が進む(3)
稜線の秋の季節が進む(3)
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 振り返ると、槍ヶ岳の3段染め。
振り返ると、槍ヶ岳の3段染め。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 不思議な岩の模様。
不思議な岩の模様。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 右側の谷、白い岩の野口五郎と赤っぽい山体の硫黄山
右側の谷、白い岩の野口五郎と赤っぽい山体の硫黄山
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 左側後方に目をやると、槍ヶ岳から連なる大喰岳、南岳、穂高連峰の山々、秋雲が美しい!
左側後方に目をやると、槍ヶ岳から連なる大喰岳、南岳、穂高連峰の山々、秋雲が美しい!
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 双六小屋に到着時ちょうど荷揚げのヘリが頭上に飛来、バタバタと轟音を立て、熱々のランチを冷やしてくれて早く口に入れることができた(笑)。
双六小屋に到着時ちょうど荷揚げのヘリが頭上に飛来、バタバタと轟音を立て、熱々のランチを冷やしてくれて早く口に入れることができた(笑)。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 本日の目的地の笠ヶ岳まではまだまだ遠く、すでに昼前なのでランチ後は早く縦走再開。
本日の目的地の笠ヶ岳まではまだまだ遠く、すでに昼前なのでランチ後は早く縦走再開。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 弓折岳分岐、しばしの休憩。天気が下り坂、冷たい風雨の中のテン泊は自分の装備ではリスキーだな、笠ヶ岳はギブアップしここから鏡池に降り、小池新道でエスケープしようかという邪念(?)が一瞬脳裡をよぎった。しかし、小屋に電話したら部屋が取れたので、テン泊しなくても良くなった。よし、笠ヶ岳に向かおう!
弓折岳分岐、しばしの休憩。天気が下り坂、冷たい風雨の中のテン泊は自分の装備ではリスキーだな、笠ヶ岳はギブアップしここから鏡池に降り、小池新道でエスケープしようかという邪念(?)が一瞬脳裡をよぎった。しかし、小屋に電話したら部屋が取れたので、テン泊しなくても良くなった。よし、笠ヶ岳に向かおう!
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 谷間を隔てて槍ヶ岳や午前中歩いた西鎌尾根を横目に歩くこちらの稜線も見事に紅葉している。
谷間を隔てて槍ヶ岳や午前中歩いた西鎌尾根を横目に歩くこちらの稜線も見事に紅葉している。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 疲れたせいか、ペースが上がらず、弓折岳、大ナマ岳を過ぎ、東京タワー1本分を一気に上り詰めて抜戸岳に立った時、新穂高方面の谷からもぐもぐとガスが浮かび上がり、向かい側の槍ヶ岳と穂高連峰が白いスカートをはかせた。
疲れたせいか、ペースが上がらず、弓折岳、大ナマ岳を過ぎ、東京タワー1本分を一気に上り詰めて抜戸岳に立った時、新穂高方面の谷からもぐもぐとガスが浮かび上がり、向かい側の槍ヶ岳と穂高連峰が白いスカートをはかせた。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 小池新道分岐を過ぎても目的地の笠ヶ岳山荘が遠く、コースタイム1時間以上。山頂が左側から流れてきたガスに隠れた。
小池新道分岐を過ぎても目的地の笠ヶ岳山荘が遠く、コースタイム1時間以上。山頂が左側から流れてきたガスに隠れた。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 気分が重い中、登山道を拒むように鬼門が出現。
気分が重い中、登山道を拒むように鬼門が出現。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 中に入るとこんな感じ。
中に入るとこんな感じ。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 笠ヶ岳山荘が手前に見えていても最後の岩場の急登が待っている。「ガンバレ、あと一息」。
笠ヶ岳山荘が手前に見えていても最後の岩場の急登が待っている。「ガンバレ、あと一息」。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 3日目の朝、笠ヶ岳登頂。天気がスッキリはしないが、方角により視界がまずまず、御嶽山がどっしりと見えた(写真には映っていないが)。
3日目の朝、笠ヶ岳登頂。天気がスッキリはしないが、方角により視界がまずまず、御嶽山がどっしりと見えた(写真には映っていないが)。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 笠ヶ岳に別れを告げ、下山時に奥穂高岳の山頂付近がうっすら白くなったように見えた。ひょっとしたら昨夜の雨が山頂で雪を降らせたか?
笠ヶ岳に別れを告げ、下山時に奥穂高岳の山頂付近がうっすら白くなったように見えた。ひょっとしたら昨夜の雨が山頂で雪を降らせたか?
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 雨水の粒が残る秋葉がきれい。
雨水の粒が残る秋葉がきれい。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 シラタマノキの実にも。
シラタマノキの実にも。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 杓子平に降りて笠ヶ岳を振り返す。
杓子平に降りて笠ヶ岳を振り返す。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 朝露の付いているブルーベリーが美味そうに見えたので、思わずゲット、やっぱりさっぱりした甘さだった(😋)
朝露の付いているブルーベリーが美味そうに見えたので、思わずゲット、やっぱりさっぱりした甘さだった(😋)
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 秋の色に癒やされ
秋の色に癒やされ
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 秋の幸(これって食べれるかな?)に誘引されながら
秋の幸(これって食べれるかな?)に誘引されながら
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 小池新道の急登を降りた。
新穂高温泉までの林道を移動中に軽く冷たいシャワーを浴びたが、下山後の温かい温泉が待ってくれているから、気にせず。

今回の山行は総じてお天気に恵まれ、素晴らしい秋山を満喫し大満足だった。お疲れ様でした!
小池新道の急登を降りた。 新穂高温泉までの林道を移動中に軽く冷たいシャワーを浴びたが、下山後の温かい温泉が待ってくれているから、気にせず。 今回の山行は総じてお天気に恵まれ、素晴らしい秋山を満喫し大満足だった。お疲れ様でした!

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