蛭ヶ岳でヒルカレー 黍殻山・姫次・蛭ヶ岳・ミカゲ沢ノ頭・臼ヶ岳・金山谷ノ頭・檜洞丸

2022.12.03(土) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
9 時間 12
休憩時間
56
距離
19.6 km
のぼり / くだり
2313 / 2162 m
3
1 32
8
27
1 9
28
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活動詳細

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どうも気分が乗らず1か月ほど山から遠ざかっていました。せっかくの紅葉も終わってしまいました。このままでは身も心も下り坂を下る一方でちょっと踏ん張り利かして憂鬱な気分を断ち切るべく近場の丹沢に行ってきました。いざ家を出ると気分は山なのですが。 津久井湖方面から丹沢主脈にあがり西丹沢ネイチャーセンターに下るというルートです。始発電車で橋本駅まで行きそこからバスで三ケ木まで、三ケ木で東野方面の別のバスに乗り換えて平丸バス停まで行き、そこから上がります。路線バスも満席でほぼ全員登山者です。老若男女大勢います。表丹沢からあがるほどではないけど人気になったのですね。最初は植林された針葉樹の森を上がっていきます。広葉樹の森と違って冬でも葉が散らないので薄暗い低山らしい様相。山道は踏み跡も目印もあるので迷うことなく上がれます。20度~30度の斜度でずんずん進んでいくと尾根まですぐにたどり着きます。ここから先はゆるやかになり道もしっかりしていて不安もなく黍殻山、姫次まですぐに行けます。この日は午前中は曇っていて景色も見れず暗い感じで、姫次から蛭ヶ岳までは霧も出てきてどんより気分です。それでも快調に歩みを進めることができたし、大自然に身を置くことができたし、気分は上々になってきました。 蛭ヶ岳に着いて今回の大きな目的である名物ヒルカレーをいただきます。いろんな方の情報を見ても必ずこのカレーがでてくるんですよね。以前は素通りでしたけど今回は山荘に立ち寄りゆっくりいただきました。ふつうのカレーのようではありますがなぜかとてもおいしい。山マジックです。 景色もないし腹を満たしてすぐに檜洞丸に向かいます。丹沢らしい鎖場ありの岩と木と土の登山道で、アップダウンを繰り返すブナの多い原生林の中の登山道歩いていきます。しばらくして檜洞丸に到着しましたがここからが問題でした。膝が急に痛くなってきたのです。長い登山で下り坂でたまに痛くなることはあったけどまだ5,6㎞近くあるのにこれはまずいことになりました。なんとかだましだましストックで足への負担を軽減させながら下ります。痛みが強くなっていったら身動き取れないなと思い不安でたまりませんでしたがなんとか用木沢出合に予定時刻より10分遅れくらいで到着し、これなら何とかなるかと思ってそのあとはゆっくり終点まで向かいます。ほぼオンタイムで西丹沢ネイチャーセンターについてバスに乗って新松田駅まで。小田急線に乗って鶴巻温泉で降りて弘法の湯で疲れを癒します。十分に休んでお湯を出た後はなんとなく膝も痛くなくなっているような。登山の後の温泉は格別に気持ちがいい。辛い下山もよい経験となり、今回もなかなかいい登山でした。次回までに十分に鍛えておかないといけないですね。

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