改訂版「宝山寺・正面参道」と古堤街道の神定松跡

2022.09.12(月) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
4 時間 12
休憩時間
22
距離
12.6 km
のぼり / くだり
451 / 451 m
1 27
1 2
23
19
40

活動詳細

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2022年5月31日、生駒の古道(生駒民俗会)の第二版が出版されました。 先月末に購入して、新旧を眺めては、古い山行記録を読み返したり、GPSログをカシミール3Dに落としてみたり。。。 古い道を好んで歩きますが、新しいモノ好き。正面参道の改訂箇所を歩いてみました。ついでに、2014年の訪問時に見落とした道標をチェック。当時、タケチャンマンのiPadに入ってた写真で納得して、見に行かなかったのです。 今回の発見は稲蔵神社参道の石碑と道標。斜めに半分埋まった道標は、本書で紹介されていたものとは異なります。調査書にも見当たらない。詳細をご存じの方は、コメント欄でご教示くだされ。 追記: 2014年2月に歩いた初版本のルートと比較してみてください。トッカン坂のヒントがあるかも。 https://yamap.com/activities/19410696

生駒山・神津嶽・大原山 生駒駅南口から歩きます。ぴっくり通りを上から見下ろす。
生駒駅南口から歩きます。ぴっくり通りを上から見下ろす。
生駒山・神津嶽・大原山 生駒市役所に立ち寄ってみました。犬養さん揮毫による万葉歌碑、草ボーボーになってました。ナイロンコードで刈払いしてください。本書23頁
生駒市役所に立ち寄ってみました。犬養さん揮毫による万葉歌碑、草ボーボーになってました。ナイロンコードで刈払いしてください。本書23頁
生駒山・神津嶽・大原山 近鉄生駒線に沿って歩く。このまま川沿いに行けば早いけど、ちと、遠回りして菜畑の「傍示の辻」を目指します。
近鉄生駒線に沿って歩く。このまま川沿いに行けば早いけど、ちと、遠回りして菜畑の「傍示の辻」を目指します。
生駒山・神津嶽・大原山 大正10年「傍示の辻」に立てられた道標。道路の拡幅工事でここへ移転しました。本書48頁、109頁
大正10年「傍示の辻」に立てられた道標。道路の拡幅工事でここへ移転しました。本書48頁、109頁
生駒山・神津嶽・大原山 みがわり地蔵さんの裏へ回ってみた。修復跡が痛々しい。明治の廃仏毀釈の影響なのか?
みがわり地蔵さんの裏へ回ってみた。修復跡が痛々しい。明治の廃仏毀釈の影響なのか?
生駒山・神津嶽・大原山 ひゃー、天気良過ぎ。暑いわ~。
ひゃー、天気良過ぎ。暑いわ~。
生駒山・神津嶽・大原山 さて、目的地に着いた。ここから新ルートです。しかし、ヒントは初版本の頃から表紙にあったのですね。江戸期の古地図でも、北へ大きく迂回していたようです。本書110頁。
さて、目的地に着いた。ここから新ルートです。しかし、ヒントは初版本の頃から表紙にあったのですね。江戸期の古地図でも、北へ大きく迂回していたようです。本書110頁。
生駒山・神津嶽・大原山 うーん。ストビューの下見で気になった灯篭。古い時代のモノじゃなさそうだ。
うーん。ストビューの下見で気になった灯篭。古い時代のモノじゃなさそうだ。
生駒山・神津嶽・大原山 古道は生駒線の敷設で消失。ガード下を抜けると、最初のカーブ地点です。
古道は生駒線の敷設で消失。ガード下を抜けると、最初のカーブ地点です。
生駒山・神津嶽・大原山 畑が残っていました。ガード下を、もう一度くぐります。この辺りが、菜畑村と山崎村の境界だったと云う。 本書110頁
畑が残っていました。ガード下を、もう一度くぐります。この辺りが、菜畑村と山崎村の境界だったと云う。 本書110頁
生駒山・神津嶽・大原山 参道の北側を流れる湯船川、先で生駒川に注ぎます。本書110頁下段
参道の北側を流れる湯船川、先で生駒川に注ぎます。本書110頁下段
生駒山・神津嶽・大原山 なるほど。安楽寺さんの参道下にでました。地図で見て、「寺の下」とは、南側なのかなと思いました。これで、ナットクです。
なるほど。安楽寺さんの参道下にでました。地図で見て、「寺の下」とは、南側なのかなと思いました。これで、ナットクです。
生駒山・神津嶽・大原山 この辺りが「昔からの十字路」ですね。ここにあった道標は移設されました。
この辺りが「昔からの十字路」ですね。ここにあった道標は移設されました。
生駒山・神津嶽・大原山 2014年はここから下ってきました。坂の上から宝山寺が良く見えます。あれが、トッカン坂だったのかも。
2014年はここから下ってきました。坂の上から宝山寺が良く見えます。あれが、トッカン坂だったのかも。
生駒山・神津嶽・大原山 市道にでました。バス停「湯船」です。
市道にでました。バス停「湯船」です。
生駒山・神津嶽・大原山 これですね。移設された道標とは。資料によると明治34年とのこと。
これですね。移設された道標とは。資料によると明治34年とのこと。
生駒山・神津嶽・大原山 着きました。お化け灯籠です。本書110頁下段で、新たに紹介された古い「新名所」です。よく見ると、損傷が激しいですね。
着きました。お化け灯籠です。本書110頁下段で、新たに紹介された古い「新名所」です。よく見ると、損傷が激しいですね。
生駒山・神津嶽・大原山 敷石道の由来書きも残っていました。色褪せてませんね。ヨカッタ。
敷石道の由来書きも残っていました。色褪せてませんね。ヨカッタ。
生駒山・神津嶽・大原山 あちゃー、通行止め。敷石の風情が良く残ってる区間なんだけど。
あちゃー、通行止め。敷石の風情が良く残ってる区間なんだけど。
生駒山・神津嶽・大原山 これかー、原因は。二本の倒木。手前は乗り越えて、二本目は下をくぐりました。
これかー、原因は。二本の倒木。手前は乗り越えて、二本目は下をくぐりました。
生駒山・神津嶽・大原山 ここは昔ながらの風景だと思います。しかし、細い箇所もありますね。チラっと三丁石が右に見えてます。
ここは昔ながらの風景だと思います。しかし、細い箇所もありますね。チラっと三丁石が右に見えてます。
生駒山・神津嶽・大原山 四丁の道標。この辺りは今風の整備です。
四丁の道標。この辺りは今風の整備です。
生駒山・神津嶽・大原山 回り込んで五丁の新道標です。
回り込んで五丁の新道標です。
生駒山・神津嶽・大原山 女人堂跡の石碑を過ぎると、菜畑参道との合流点に立つ道標です。道は残ってません。
女人堂跡の石碑を過ぎると、菜畑参道との合流点に立つ道標です。道は残ってません。
生駒山・神津嶽・大原山 宝山寺の旅館街に着いた。参拝せずに横断。生駒山麓公園へ向かいます。
宝山寺の旅館街に着いた。参拝せずに横断。生駒山麓公園へ向かいます。
生駒山・神津嶽・大原山 宝山寺川に架かる般若ノ滝橋にある「五十丁石」です。本書115頁
宝山寺川に架かる般若ノ滝橋にある「五十丁石」です。本書115頁
生駒山・神津嶽・大原山 やっとアスファルト道から解放された。生駒山麓Bコースは、「荒池・八丁門峠越」を復元・整備されました。
やっとアスファルト道から解放された。生駒山麓Bコースは、「荒池・八丁門峠越」を復元・整備されました。
生駒山・神津嶽・大原山 「癒される水」だそうです。確かに涼しげな水音に癒されます。
「癒される水」だそうです。確かに涼しげな水音に癒されます。
生駒山・神津嶽・大原山 ショートカットせずに歩きました。この辺りに、茶店があったと云います。
ショートカットせずに歩きました。この辺りに、茶店があったと云います。
生駒山・神津嶽・大原山 苔むした三十四丁石です。苔むし過ぎて「四」の字が読めなくなってる。本書115頁(注)
苔むした三十四丁石です。苔むし過ぎて「四」の字が読めなくなってる。本書115頁(注)
生駒山・神津嶽・大原山 古道の雰囲気を感じる「切通し」右手の斜面に馬池への分岐ルートあり。
古道の雰囲気を感じる「切通し」右手の斜面に馬池への分岐ルートあり。
生駒山・神津嶽・大原山 生駒山麓公園に着きました。イノシシ除けの柵を設置されました。暫し休憩です。
生駒山麓公園に着きました。イノシシ除けの柵を設置されました。暫し休憩です。
生駒山・神津嶽・大原山 うわっ、デカい蛾です。
うわっ、デカい蛾です。
生駒山・神津嶽・大原山 さぁ、古堤街道を下るぞ~。
さぁ、古堤街道を下るぞ~。
生駒山・神津嶽・大原山 谷に何かの施設ができてますね。
谷に何かの施設ができてますね。
生駒山・神津嶽・大原山 山中約500メートル下って、電信柱そばの草むらに道標。金毘羅神社を案内しています。本書45頁
山中約500メートル下って、電信柱そばの草むらに道標。金毘羅神社を案内しています。本書45頁
生駒山・神津嶽・大原山 ハイキング道の入り口。俵口幼稚園の南角に出ました。
ハイキング道の入り口。俵口幼稚園の南角に出ました。
生駒山・神津嶽・大原山 擁壁の上、緑のフェンスがあるところに、大きな露岩があって、種子を彫り込んだ磨崖仏が鎮座。工事は終了して、見学可能になってました。
擁壁の上、緑のフェンスがあるところに、大きな露岩があって、種子を彫り込んだ磨崖仏が鎮座。工事は終了して、見学可能になってました。
生駒山・神津嶽・大原山 天保七年銘、生駒市最大の道標。大きいけど、上から1/3程度しか写せません。本書46頁
天保七年銘、生駒市最大の道標。大きいけど、上から1/3程度しか写せません。本書46頁
生駒山・神津嶽・大原山 生駒市石造遺物調査書(平成8年)によると、横の敷石みたいな方形の石は、室町期の蓮台です。あー、勿体なや。
生駒市石造遺物調査書(平成8年)によると、横の敷石みたいな方形の石は、室町期の蓮台です。あー、勿体なや。
生駒山・神津嶽・大原山 生駒インター、県道142号線。信号待ちで思い出した。向かいに見える第一食糧さんの看板が目印だったんだ。
生駒インター、県道142号線。信号待ちで思い出した。向かいに見える第一食糧さんの看板が目印だったんだ。
生駒山・神津嶽・大原山 本書47頁に写真で紹介された「神定松」跡です。今はモチの大木が二本。第一食糧の目印は健在。しかし、左手の住宅は、すっかり変わりました。
本書47頁に写真で紹介された「神定松」跡です。今はモチの大木が二本。第一食糧の目印は健在。しかし、左手の住宅は、すっかり変わりました。
生駒山・神津嶽・大原山 恵務さんが発見なさった小祠です。1円玉がいっぱい集まってた。
恵務さんが発見なさった小祠です。1円玉がいっぱい集まってた。
生駒山・神津嶽・大原山 当方が見間違えたモチの木は、その後伐採されて枯れた切り株が残ってます。
当方が見間違えたモチの木は、その後伐採されて枯れた切り株が残ってます。
生駒山・神津嶽・大原山 田んぼの向こうでモチ川と生駒川が合流する。この風景は、昔と変わってないはず。
田んぼの向こうでモチ川と生駒川が合流する。この風景は、昔と変わってないはず。
生駒山・神津嶽・大原山 半分埋まった道標。よく見ると「宝」の字が見える。よく分かりません。資料にも記載なし。稲蔵さんじゃないのか?
半分埋まった道標。よく見ると「宝」の字が見える。よく分かりません。資料にも記載なし。稲蔵さんじゃないのか?
生駒山・神津嶽・大原山 本書47頁で紹介される「稲蔵神社参道碑」は、これだと思います。ここから右折して生駒駅へ向かいました。
本書47頁で紹介される「稲蔵神社参道碑」は、これだと思います。ここから右折して生駒駅へ向かいました。
生駒山・神津嶽・大原山 生駒駅到着。今回も新しい発見と疑問がありました。「生駒の古道」、古くて新しいを実感した一日となりにけり。
生駒駅到着。今回も新しい発見と疑問がありました。「生駒の古道」、古くて新しいを実感した一日となりにけり。

活動の装備

  • その他(Other)
    iPhone12 Pro
  • モンベル(mont-bell)
    カモワッチハット
  • その他(Other)
    スポルディング偏光クリップサングラスCP-9SM[フリップアップ]
  • その他(Other)
    TIGER エクストラクター ポイズンリムーバー

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