３６０度の絶景とカレンフェルト

岐阜県と滋賀県にまたがる霊仙山。 初めてなので、最短ルートの榑ヶ畑コース を選択。林道終点の駐車場に車を止めて準備していると、後から続々とやってきてあっという間に満車。早く来てよかったです。 登り始めてすぐ山小屋の前、湧水にひたしたジュース類が販売されている〝手動〟販売所があった。さっそくビールが恋しくなったが、ガマンです。 ゆったりとした登山道をてくてくと登っていき、５合目の見晴台では、眼下に琵琶湖！長浜あたりがくっきり見えました。このあたりから石がゴツゴツと露出し始め、６合目を過ぎると樹木がなくなり、石灰岩が露出するカレンフェルトと呼ばれる地形に。同じ山かと思うほど風景が激変。経塚山を経て、まずは霊仙山最高点に登頂。景色だけ見るとものすごいところに登ったみたいですが、特に大変な思いはしていないです。最高点から山頂へ。さっきからずっとそうだったけど、改めて360度の大展望！このところ雲で景色イマイチが続いていたので、これはうれしいー！！ 琵琶湖は端から端まで見えるし、これから挑戦するつもりの鈴鹿山脈（ここもそうですが）、去年登った養老山脈、今年登った伊吹山、遠くは御岳山までくっきり。人気ある山だと知ってましたが、これは納得。 遮るもののない山頂では風が強いです。風下の斜面で30分ほど休憩したら下山開始。樹林帯ではときおり落ち葉シャワー。ライスシャワー、フラワーシャワー、紙吹雪、このたくさん降ってくる幸せ感ってなんだろう？とか考えているうちにあっという間に下山。 駐車場に入りきらない車が林道脇とひとつ下の駐車場にまであふれかえっていました。 もう少し歩き甲斐のコースもあるみたいだし、この景色を見せられたらまた来るしかない。