活動データ
タイム
16:46
距離
46.2km
のぼり
3202m
くだり
3158m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る今年から登山を本格的に始めたのですが、 「関西にいるのであれば六甲山は登っておかねば!」 と少し前から計画を立てていました。 結論から言うと、初六甲山麓ながら 結果的に最終的に全縦走を達成したんです!! 半端なくキツかったです。笑 とは言っても、実は当初の山行計画では、新神戸駅から帰るというものでした。初めてだし、新神戸まででも十分な距離があるし、半縦走できれば御の字だろうと思っていました。 スタート地点に選んだのは塩屋駅。 須磨浦公園駅から出発でも良かったんですが、僕は普段まち歩きをするのも大好きなので、塩屋の街並みや旧グッゲンハイム邸を見ておきたいなと思ってこちらを選びました。 自宅からの最寄駅を始発でドタバタして出発したので、お昼ご飯を買っておらず、塩屋駅近くのコンビニで買えたらいいやと安直なことを考えていたのですが、駅からコンビニまでがまぁまぁ遠い。笑 ご飯も調達したことですし、足早に登山口を目指します。 今回の山行で一番行ってみたかった場所は、馬の背。 多くの方の山行日記を見たり、YouTubeで動画を見たりする中で、こんな場所が低山にあるのかと気になっていました。 アップダウンを繰り返し疲れも出てくる中、間近で見る馬の背には本当に感動しました。 疲れなんか吹っ飛んでしまうくらい、何往復もしたいと思えるくらい素敵な場所でした。 最近ハマっているルナサンダル登山ですが、 今日はなぜか馬の背を超えたあたりから足にマメが出来てしまい、東山を下りたところで登山靴に履き替えました。ローソン須磨妙法寺店で水2ℓを買い足し、先を急ぎます。六甲山麓は市街地を通っていくので、こういった補給箇所が随所にあるのもいいですね。 高取山頂から景色を見ると、スタート時点ではかなり近くに見えていた海岸線も次第に遠ざかっているんだなぁと実感。この後、高取山を下りてから鵯越駅までの区間、40分ほど市街地を歩くのですが、真夏の酷暑の中のコンクリートジャングルの市街地でかなり体力を消耗しました。 さらに追い討ちをかけるように菊水山頂までの急登の階段で完全にバテてしまい、ここで大幅にペースが落ちました。 ちょうどこの辺りで、六甲山岳ガイドの方に会い、とりあえず菊水山頂まで同行していただけるとのこと。僕のペースがかなり落ちていたため、何度も小休憩を挟みながら、なんとか山頂に辿り着きました。 冷静に考えてみると、これまでの山行では30分〜1時間ほどの長めの休憩を取っていたのですが、今日はまだ取れていないということで、お昼ごはんを兼ねて少し長めに山頂にある東家で休憩を取ることに。 同行していただいた山岳ガイドの方に話を伺うと、毎週末全縦走の完走をされているようで、もう120回近く全縦走を完走しているとのこと。登山道を整備する傍ら、全縦走完走のサポートもされているとのことでした。 「もし良かったら一緒に宝塚までどう?」と聞かれましたが、菊水山の手前で完全にバテてていた僕は、「今日は無理な気がします」と答えました。この時点で、全縦走は疎か、新神戸までの半縦走完走もままならないとすら思っていました。 幸い食欲はかなりあったので、しっかりとご飯を食べ、少し横たわって長めに休憩を取っていると、だいぶ身体が楽になりました。 十分な休憩を取った後、活動を再開し、市ケ原に到着したのが15時前。当初の予定通りなら、ここから新神戸まで下ればいい時間に下山出来て、美味しいラーメンでも食べて帰宅できる。。山岳ガイドの方がいなければ、間違いなく帰路に向かっていました。ガイドの方に宝塚まで行った場合の距離を聞くと、25km弱とのこと。ここまでが25km程度だったので、同じだけの距離を歩くことができるほどの体力が果たして残っているのか、真剣に自分の身体と相談しました。結果、頑張って完走することを決め、摩耶山を目指すことに。 日も落ちてきて、次第に涼しくなってきたので掬星台で着替えを済まし、今度は最高峰を目指します。ガイドの方曰く、この時点で累計の獲得標高の3/4は超えているとのこと。そう言われると俄然やる気が出てきます。途中、舗装路と登山道を交互に挟みながら足を進めますが、案外舗装路の方がもろに衝撃が足にくるので疲れました。 最高峰に向かう途中、藤原商店というお店で軽めの夜ご飯を購入し、お店に併設された店外のベンチで腹ごしらえを済ませ、最高峰をひたすら目指します。 車ではドライブで来たことはありましたが、まさかここを自分が歩いてくることになるとは想像もしていませんでした。 六甲山最高峰に到着したのが20時手前。 もう辺りは真っ暗で足はかなり疲れ果て、100万ドルの夜景だけが唯一の癒しです。 ガイドの方曰く、余裕を見ても22:30前には宝塚駅に到着するとのことで、まだ2時間半も歩くのかと思いながらもまぁここまで来たし頑張ろうとまたまた自分を鼓舞します。 ソロ山行ではなかったこともあり、ヘッデンを付けての夜のトレイルは怖くはなかったですが、虫がヘッデンに集まってきてそれが顔に当たってくるのが厄介でした。六甲最高峰から宝塚まではそれと言った眺望ポイントも少なく(途中2〜3箇所ほど夜景が眺められる場所がありましたが)、もう早く下山したいの一心でした。 22時手前、あとどれくらいあるのだろうとYAMAPを確認すると、到底30分では宝塚に到達しないだろうなという距離。「本当に大丈夫だろうか?」と不安が過る。この時、YAMAPのペースを見ると140%との表示でペースとしては全然遅くない。休憩もほとんど取っておらず、感覚的にもかなりハイペースで下ってきて印象はある。 「終電(23:11)があるか心配です」と僕がガイドの方に尋ねると、「絶対に23:00を過ぎることはないから大丈夫。寧ろ、焦るとペースが落ちることもあるし、このままのペースで下りたら十分心配ないよ。」とのこと。YAMAPで見るとペースは落ちてない、むしろ早まっている。笑 ガイドさん、正直に本当のことを言ってくれ。。。かなりのペースで降りてきているのに想定時間よりもかかっているとなると、さすがに大丈夫かと心配せずにはいられなかったです。 最終的に終電発車5分前に駅に到着し、無事怪我なく完走を達成しました。ガイドの方のペースが一般人の140%くらいだったのか、それ基準で所要時間を見積もられたのが大誤算でした。最後は本当に足が限界で、完走を目指すというより、終電に間に合わないとやばいということ一心で下っていました。 初六甲山にて全山縦走達成。 ガイドの方にはもちろん感謝していますが、最後は本当にキツかった。 ある意味でいい思い出になりました。 まさか今日完走することになるなんて思ってもみなかったですが、学生時代にやってみたい挑戦の1つをクリア出来て良かったです! もう人生で1日にこんなに歩くこと(77,820歩)はないだろうと思います。
活動の装備
- パタゴニア(patagonia)メンズ・バギーズ・ショーツ
- ペツル(PETZL)ティカ
- ソト(SOTO)サーモスタッククッカーコンボ
- モンベル(mont-bell)アルパイン サーモボトル 0.5L
- スント(SUUNTO)SUUNTO CORE
- ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)ベンチャージャケット
- その他(Other)Alpin Loacker Carbon Pro Trekking Pole
- ソト(SOTO)ウィンドマスター
- ゴープロ(GoPro)HERO6 Black CHDHX-601-FW
- ソース(SOURCE)ハイドレーションパックWXPLP3.0LSC-2060690203
- アークテリクス(ARC'TERYX)ブライズ 32 バックパック
- サロモン(SALOMON)X ULTRA 4 MID GORE-TEX
- その他(Other)Luna Sandals Middle Bear Winged Edition
もしも不適切なコンテンツをお見かけした場合はお知らせください。