谷川岳・七ツ小屋山・大源太山(群馬,新潟)
2026.06.20 (土)2 日間
悪天候にも関わらず馬蹄形に突っ込んできました。滑る蛇紋岩、ルートを隠す薮、体温を奪う雨と風、果てしなく続く登り返し‥自分にとってはかなりの試練でした。塩見ピストンの方が距離も標高差も大きいですが、馬蹄形の方がはるかに大変でした。数字だけでなくトレイルの質を調べる必要性を学びました。ただ無事に下山できた今、苦難が大きな自信に変わりました。でもソロの日帰りではチャレンジする自信がありません😅 今回のツアーはアルプスエンタープライズ、ガイドは山本章ニさんです。
土合山の家に前泊し、朝7時の始発ロープウェイに乗りました。悪天候なので他に乗客はなく、一番乗りでした。肩の小屋で避難休憩し、トマの耳、オキノ耳を通過すると、誰にもスライドしません。強風ビュービュー、雨バシャバシャ、蛇紋岩は滑りまくり、当然ですよね。
茂倉岳を過ぎると笹藪が待っていました。足下が見えないのに段差や石があります。慎重に進むしかありません。ルートも薮道で微かに確認できる程度です。但し蓬ヒュッテの前後数キロメートルは草刈りされているのでハイウェイみたいな感じでした。
蓬ヒュッテではがら空きだと思ったら夕方明治大学のワンゲルサークルが悪天候で避難してきて満員盛況。翌朝は3時45分に朝食を食べるはめになり、4時半にスタートを余儀なくされました(宿の要請)。昨夜は暴風雨、良く眠れませんでした。夜明けとともに少し弱まり、予報では回復の見込みでした(それでも風速10mくらい)。
蓬ヒュッテから大源太山分岐までは草刈りされていたのですが、そこからはしばらく薮漕ぎ、雨で滑る上に薮で足下は見えないし、急下降あり、両手で掻き分け枝で引っ掻かれたりして、結構キツめでした。
清水峠避難所の近くには送電線管理施設があり、このあたりは安心して歩けます。白崩避難所は10人くらいは泊まれそうです。
朝日岳手前で雨と風が止みました。ガスはかかっていますか、ここはイチオシです。まるで雲ノ平やトムラウシ公園のような感じです。朝日岳が三百名山である理由がよくわかりました。天気の良い時に来てみたい山ベスト5に入りました。
その後もアップ&ダウンを繰り返し、白毛門からの急下降、トレイルが濡れていて滑りまくりました。白毛門からの下山はコースタイムで2時間です。なかなか安心させてくれない感じでした。
今回悪天候の中、明治大学のワンゲルサークルがエスケープする中、我々中高年ツアーが完歩できたのは、エベレスト登頂経験者のガイドさんが導いてくれたおかげだと思っています。ソロだったら絶対撤退していました。学ぶことが多い山行でした。と同時に安易な気持ちで突っ込むと命取りになると感じました。