鹿島槍ヶ岳・五竜岳(五龍岳)・唐松岳

出典: Wikipedia

鹿島槍ヶ岳(かしまやりがたけ)は、富山県黒部市、中新川郡立山町および長野県大町市にまたがる後立山連峰(飛騨山脈)の標高2,889 mの山。中部山岳国立公園内にある。後立山連峰の盟主とされる。 山頂は南峰(標高2,889 m)と北峰(標高2,842 m)からなる双耳峰であり、吊尾根と呼ばれるなだらかな稜線で繋がっている。山頂部は森林限界を越える高山帯で、1922年(大正11年)10月12日に多くの高山植物が自生している白馬岳や五竜岳を含む周辺の西面は「白馬連山高山植物帯」の特別天然記念物に指定された。日本百名山、花の百名山、新・花の百名山の一つに選定されている。旧北安曇郡にあった旧美麻村(現在は大町市に合併)を代表する山として鹿島槍ヶ岳の眺望が『信州ふるさと120山』のひとつに選定されている。

このエリアについて

掲載されている山

鹿島槍ヶ岳, 五龍岳, 唐松岳, 大黒岳, 餓鬼山, 白岳, 大遠見山, 布引山, 高千穂平, 爺ヶ岳, 八方尾根

  • 爺ヶ岳(じいがたけ)は、長野県大町市と富山県中新川郡立山町の境に位置する標高2669mの山である。北アルプス・後立山連峰の南部に位置しており、日本三百名山にも選定されている。南麓の大町市の扇沢手前にある柏原新道入口からのアプローチが一般的で、柏原新道は急登の連続ながら比較的整備された歩きやすい登山道である。稜線に到達すると種池山荘があり、宿泊だけでなくテント泊も可能。ここから爺ヶ岳山頂をめざすが、山頂部は南峰(2663m)・中峰(2669.9m)・北峰(2631m)の3つのピークから構成されており、最高峰の中峰で引き返す登山者も多い。後立山連峰はどの山からも黒部峡谷を挟んで対峙する剱岳(2999m)を望むことができるが、爺ヶ岳からは大窓・小窓・三ノ窓などの鞍部と切り立ったピークが連なる、迫力ある稜線美を堪能できる。

  • 岩蕈山

    標高 1289 m

  • 爺ヶ岳

    標高 2670 m

    朝日岳、白馬岳方面から針ノ木峠方面へと続く後立山連峰の南部に位置する。南峰、北峰、中央峰の3つの峰からなり、最高点は中央峰の2670m。三角点も中央峰にある。春には、種蒔きをするお爺さんの雪形が現われ、この雪形が山名の由来といわれる。北の稜線続きに人気の鹿島槍ヶ岳があるため、爺ヶ岳は通過ポイントと思われがちだが、広大なお花畑や山頂からのパノラマはすばらしく、この山だけをめざす登山も大いに価値がある。山頂北側の赤岩尾根からのアプローチも可能だが、通常は南面の扇沢から柏原新道を登って山頂をめざす。柏原新道を登りきった稜線上にはお花畑に囲まれた有人の種池小屋が立ち、周囲の山々をオレンジに染める朝焼け・夕焼けはみごとだ。

  • 唐松岳

    標高 2695 m

    長野県と富山県の県境・北アルプス後立山連峰の中央部に位置する山。標高は2,696m。山頂から東に八方尾根が伸び、その麓には国内規模の規模を誇る八方尾根スキー場がある。山頂へは、その八方尾根がメインコースとなる。スキー場のゴンドラやリフトを利用して、標高1,840m地点の八方池山荘へ。途中の八方池までは快適な稜線散策、その先は本格的な登山道になるが、難しい岩場はない。大展望の山頂から北に白馬岳、南に五竜岳があるが、そこに至るルートは岩稜帯が続き、特に白馬岳へは不帰ノ嶮を越える必要がある。可憐な高山植物は7月上旬〜8月中旬にかけて、紅葉は9月下旬〜10月中旬にかけて楽しめる。山頂南直下に唐松岳頂上山荘が建っている。

  • 布引山(ぬのびきやま)は、長野県大町市と富山県中新川郡立山町の境に位置する標高2683mの山である。北アルプス・後立山連峰の日本百名山・鹿島槍ヶ岳(2889m)の南に位置し、南峰・北峰からなる美しい双耳峰を間近に望むことができる。柏原新道から種池山荘へ登り、爺ヶ岳(2669m)・冷池山荘を経由して登るのが一般的。詳細は鹿島槍ヶ岳を参照。 
https://yamap.com/mountains/174

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