15:24
14.5 km
1511 m
残雪期五竜岳
鹿島槍ヶ岳・五竜岳(五龍岳)・唐松岳 (長野, 富山)
2025.04.27(日) 2 DAYS
小屋泊です 日曜日の宿泊ということで私達含め合計四人で山荘貸切状態でした。 1日目の天候は素晴らしく、ハードシェルなしで行けました。稜線の風は時折強めでしたが、小屋までなので問題ありませんでした。 2日目、朝ごはんをいただいてから登攀開始。 小屋から岩場の夏道を踏みながら進み、冬ルートの雪壁に挑みます。トラバースは普通に立ってトレース上を歩けました。直登で3箇所ほどダブルアックスを使いました。体感的には合計で70m〜100mは雪壁に張り付いていた感じです。 なお、先行パーティの方の情報では、アイゼンは12本爪でないと登攀が厳しいようです。 朝の登りは雪がしまっていい感じでしたが午後の下りの西遠見以後はシャーベット状の緩い雪面で踏み抜きも何度かありました。 中遠見で時間を稼ごうとして夏の巻道を進んでみましたが、踏み跡頼みで進むことはできず、結局巻道から山頂に出ることになり、ツリーホールと斜度に悪戦苦闘して時間をロスしました。 ロープウェイの最終に遅れそうになり、かなりペースを上げて頑張ったところ、スキー場の下山者監視員の方に見つけてもらい、コース管理の方に連絡していただいて、なんとか乗せもらうことができました。 帰りはお昼頃に大遠見に戻っているぐらいのつもりでいるのが良いと思います。 初めてのことが多く、時間をかけざるを得ないところが多数ありましたが、怪我や事故なく経験値を積むことができました。