屋久島・宮之浦岳

出典: Wikipedia

屋久島(やくしま)は、鹿児島県の大隅半島南南西約60kmの海上に位置する島。熊毛郡屋久島町に属し、近隣の種子島や口永良部島などと共に大隅諸島を形成する。 【概要】 面積504.88km²。円形に近い五角形をしている。鹿児島県の島としては奄美大島に次いで2番目、日本全国では9番目の面積である(北海道・本州・四国・九州を除く)。 豊かで美しい自然が残されており、島の中央部の宮之浦岳を含む屋久杉自生林や西部林道付近など、島の面積の約21%にあたる107.47km²がユネスコの世界自然遺産に登録されている(世界遺産への登録は1993年、姫路城・法隆寺・白神山地とともに日本初)。 全島が屋久島町一町に属している。 【宮之浦岳】 宮之浦岳(みやのうらだけ)は、屋久島中央部にそびえる山。標高1,936 m. 鹿児島県、九州地方の最高峰で日本百名山、一等三角点百名山の一つである。また石鎚山 (1,982 m)、剣山 (1,955 m) についで西日本では第3の高峰である。山名の由来は、益救神社の建つ湊の集落が宮之浦と呼ばれるようになり、宮之浦集落の山岳信仰(岳参り)の山として登られたことから。 鹿児島県熊毛郡屋久島町内にあり永田岳 (1,886 m)、黒味岳 (1,831 m) とで屋久島三岳と呼ばれる。1,000万年以上前に地殻変動によって隆起したといわれており、主に花崗岩で形成されている。 山域は、ユネスコの世界遺産「屋久島」として登録されている。

このエリアについて

掲載されている山

宮之浦岳, 栗生岳, 永田岳, 黒味岳, 高盤岳, 小高塚岳, モッチョム岳, 愛子岳, 縄文杉, ウィルソン株, 三本足杉, 龍神杉, 白谷雲水峡, 太鼓岩

  • 栗生岳

    標高:1863 m

    難易度
    3
    体力度
    5

    屋久島の宮之浦岳山頂南東側に位置する山で、標高は1863m。標高は屋久島および九州において3番目の高峰であるが、独立した山ではなく宮之浦岳山腹の一峰である。山腹は一面のヤクザサに覆われ、巨大な花崗岩が点在する。山頂直下の岩屋には一品宝珠大権現を祀る祠があり、栗生集落の嶽参りの山として参拝の対象とされていた。詳細は、宮之浦岳を参照。https://yamap.com/landmarks/20183

  • 難易度
    3
    体力度
    5

    黒味岳(くろみだけ)は、屋久島の宮之浦岳南側に位置する山である。標高は屋久島および九州において6番目の高峰となる。九州百名山の一つに選定されている。 宮之浦岳 (1,936m)、永田岳 (1,886m)および黒味岳 (1,831m)を屋久島三山と呼び屋久島の代表的な山とされ、ネマチ (1,814m)、栗生岳 (1,867m)、翁岳 (1,860m)、安房岳 (1,847m)および投石岳 (1,830m)などを含めて「奥岳」と呼ばれる。これらのうち屋久島の海岸部の人里から望むことができるのは永田岳およびネマチであり、黒味岳も栗生川河口右岸付近から辛うじて山頂部分を望む。 一方で『三国名勝図会』では屋久三岳(三嶽)を宮浦嶽(宮之浦岳)、長田嶽(永田岳)および栗生嶽(現在の栗生岳であるかどうかは異説あり、黒味岳の可能性もあり)としている。江戸時代に刊行された『明暦屋久島大絵図』には黒御嶽(黒御岳)と記されており、名称はこれに由来するとされ、また「御岳」は屋久島で崇拝の対象とされる高峰に対する呼称でもある。 宮之浦岳を始めとして屋久島の山岳地域の大部分は霧島屋久国立公園に指定され、宮之浦岳、永田岳および黒味岳など中央の山岳地帯は世界遺産の森林生態系保護地域保存地区に指定されている。山頂付近までスギ、ヤクシマシャクナゲ、ヤクシマホツツジおよびミヤマビャクシンなどの低木が茂り、ヤクザサが生い茂っている他の奥岳とは対照的である。高山植物の宝庫でもあり、ヤクシマノギラン、イッスンキンカなど屋久島の固有種も多数見られる。 山頂は巨大な花崗岩からなり、節理による割れ目がある。また山頂は宮之浦岳、永田岳など奥岳の絶好の展望所となる。黒味岳の南東側直下には花之江河と呼ばれる高層湿原が広がる。 安房から林道を23km登り、淀川登山口 (1,370m)から宮之浦岳へ向かう登山道に入り、淀川小屋 (1,380m)、小花之江河 (1,630m)および花之江河 (1,640m)を経て黒味分れ (1,680m)から岩場を登り黒味岳山頂に向かう。

  • 永田岳

    標高:1886 m

    難易度
    3
    体力度
    3

    永田岳(ながただけ)は、屋久島の宮之浦岳北西側に対峙する山である。標高は屋久島および九州において宮之浦岳に次いで2番目に高く、西日本でも三嶺に次いで10番目の高峰となる。 『三国名勝図会』では長田嶽、『明暦屋久島大絵図』では長田御嶽、伊能忠敬の『大隅国馭謨郡屋久島沿海図』では権現岳と記されている。 宮之浦岳、永田岳および黒味岳を屋久島三山と呼ぶ。新日本百名山に選定されている。 宮之浦岳を始めとして屋久島の山岳地域の大部分は屋久島国立公園に指定され、宮之浦岳、永田岳など中央の山岳地帯は世界遺産の森林生態系保護地域保存地区に指定されている。永田岳山頂の北東側にはコルを挟んで永田岳II峰、さらに中之岳、ネマチ峰 (1,814m)、障子岳 (1,549m)と呼ばれる岩峰が連なる。 屋久島は「八重岳」と呼ばれるように多くの峰が連なり、海岸部に近い山々を「前岳」、中央部の脊梁をなす山々を「奥岳」と呼び、この奥岳は通常屋久島の海岸部の人里から望むことはできないが、永田川河口付近の永田地区は奥岳すなわち永田岳およびネマチを望むことのできる島一周の県道周辺としては唯一の場所である。山頂直下の岩屋には一品宝珠大権現を祀る祠があり、永田岳は古くから永田集落の岳参りの山として参拝の対象とされ、永田浜の砂が供えられた。1448年(文安5年)に日増上人が布教に訪れた際にはすでに永田では岳参りが行われていたという。 海岸部の永田集落付近は杉の人工林、クワズイモおよびヘゴなど亜熱帯性植物も見られるが、やや内陸部に入ると暖帯性の天然林となり、標高1,340mの姥ヶ岩屋付近から屋久杉、ヤクシマシャクナゲなどが見られる。永田岳山頂は屏風を立てたような尾根を張り、斜面にはむき出しの花崗岩が散りばめられ、山頂西側直下にはローソク岩と呼ばれる巨岩が聳える。山頂付近は一面のヤクシマダケ(ササ)に覆われヤクシマシャクナゲが点在し、イッスンキンカ、シャクナンガンピ、ヤクシマホツツジなど高山植物が見られる。 淀川登山口 (1,367m)から宮之浦岳 (1,936m)を経て、あるいは荒川登山口 (600m)から縄文杉 (1,310m)を経て焼野三叉路 (1,784m)に至り、永田岳への往復コースを取るルートが最もよく利用される一般的な登山道である。あるいは大川の滝入口より800m南側の県道沿い林道入口から大川林道に入り、原生自然環境保全地域を通る花山歩道を経て永田歩道に合流し鹿之沢小屋を経て山頂に至るコースがあるが、登山道が荒れているため上級者向きである。 永田集落の永田橋を基点として横河渓谷(よっごけいこく)、餅田橋登山口 (105m)、水取谷 (800m)、岳之辻 (1,210m)、姥ヶ岩屋 (1,340m)、左捲大檜 (1,410m)、桃平 (1,460m)、鹿之沢小屋 (1,550m)を経て山頂に至る永田歩道ルートが本来の岳参りの表参道であるが、長い山行を強いられる。

  • 難易度
    3
    体力度
    5

    1000m級の山々を40山以上連ね、「洋上アルプス」とも称される鹿児島県の屋久島。その最高峰をして九州最高峰でもあるのが、標高1,936mの宮之浦岳だ。屋久島では、人里から見える比較的沿岸部にある山を「前岳」、人里から見えない島の奥地にある山を「奥岳」と呼ぶが、この宮之浦岳も奥岳のひとつ。人里からその姿を望むことはできない、まさに最奥の山といえる。数ある山頂へのコースのうち、最も登山者が多いのが淀川登山口からの安房歩道。屋久杉やヤクシマシャクナゲ、日本庭園のような高層湿原・花之江河など、屋久島の魅力を凝縮したコースだ。なお、屋久島山中の山小屋はすべて無人小屋のため、テント泊と同様の装備を持参する必要がある。

  • 難易度
    体力度

    モッチョム岳(モッチョムだけ)は、屋久島の南部にある花崗岩からなる山である。漢字では「本富岳」と表記する。 特徴的な外観と頂上にある大岩が有名。国土地理院2万5千分の1地形図では標高は940mとなっているが、944mと表記している文献もある。山頂はユネスコの世界遺産区域の域内である。屋久島の南端近くに位置する山である。 モッチョムとは、地域の言葉で女性の秘部を表す言葉に由来すると言われている。日本一の陰陽山とも呼ばれ、山の西方からは陽、東方からは陰に例えられる姿を見ることができる。頂上巨岩の南側の岩陰には尾之間地区の岳参りの祠があり、この山が岳参りの「前岳」とされてきた歴史を持つことが分かる。北方の耳岳(1,202m)、割石岳(1,410.2m)とともに尾之間三山に数えられる。南から西斜面は標高差700m近くに及ぶ花崗岩の大岩壁で、モッチョム岳南壁は七五岳北面、障子岳周辺と共に屋久島三大岩壁に数えられる。 登山道は現在専ら使われているタナヨケ歩道がある。別に正面登山道もあったが現在は廃道となっている。 三大岩壁ということで、南壁を中心に何本もクライミングルートが拓かれているが、屋久島の花崗岩壁の節理が少なくリスやクラックの少ない性質と、垂直に近い角度からボルトを連打した人工登攀ルートが多い(太田1993)。正長石の大結晶を手がかりとすることもあるが風化による変化が激しく脆い。

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