念願の宮之浦岳だが・・・
屋久島・宮之浦岳
(鹿児島)
2024.04.22(月)
2 DAYS
屋久島は25年ほど前以来の2度目です。
当時は山に興味が無く、島の一周旅行でした。
山に行き出してからは、宮之浦岳に行きたいとずっと思ってましたが、念願叶って実現できました。
天気予報では、1日目曇り。2日目雨。
『屋久島は雨が降って当たり前なので仕方ないか』と思いながらも『やはり景色を眺めたい!』とわずかな望みをかけ出発しました。
出発〜荒川登山口
羽田空港から、鹿児島空港で乗り継いで屋久島に9:30到着。
空港からはタクシーを予約していました。
運転手さんによると、予約をしていないと捕まらずに、まず乗れないそうです。
荒川登山口〜新高塚小屋
約8kmほどトロッコ道を歩きます。
廃線かと思いきや、トイレなどの整備で使われているそうです。走行シーンを見てみたいな。
1時間ほど歩いていると晴れ間も出て、今回は陽に当たることはないと思っていたので、気分が高まりました。
しかし縄文杉の辺りからは雨がちらつき始め、高塚小屋から雨具を装着しました。
新高塚小屋では利用者が少なく、快適に過ごすことができました。
新高塚小屋〜淀川小屋
夜中は雨風共に強く、雷まで鳴る状態。
先へ進むかどうか、樹林帯を抜ける所まで行って判断しようと、荒川登山口へ戻ることができる時間を考え5:00に出発。
行ってみると意外に風は弱く、雨も降ったり止んだりの状態なので、先へ進むことにしました。
ただ展望は全く無いので、山頂標識だけ撮ってひたすら歩き続けたため、淀川小屋には早く到着。
バスに間に合う時間まで休憩することにしました。
小屋では、悪天候なので停滞する方や、撤退する方が見受けられ、淀川登山口まで車で来ることができるためか、多くの方が利用されてました。
参考までに、テント場は雨のため水没してました。
淀川小屋〜安房
コースタイムでは、小屋から紀元杉バス停まで1時間なので、余裕を見て13:00過ぎに出発。
淀川登山口には屋根付きの休憩スペースがあるので、ここでバスに乗る準備をして舗装道路を歩いていきます。
紀元杉は、バス停から100mほど進んだ先にあるので、もしギリギリに行ってたら見ることができませんでした。
そしてバスに乗り安房で下車。バス停近くで宿泊しました。
今回は雨の屋久島を堪能しましたが、地元の方のお話では「今年は雨が異常に多く、いくら降水量の多い屋久島でもここまで降らない。」
と言われてました。
天気予報も全く当てにならないそうです。
今度は絶景の宮之浦岳が実現できるまで、リベンジを行います。