高妻山・戸隠山

出典: Wikipedia

高妻山(たかつまやま)は、新潟県妙高市と長野県長野市に跨る標高2,353mの山。戸隠連峰の最高峰で戸隠裏山の一峰。日本百名山のひとつ。別名「戸隠富士」。 【主な登山ルート】 戸隠キャンプ場から一不動避難小屋を経て山頂へ至るルートとなる。 一不動避難小屋から五地蔵山~高妻山~乙妻山~虚空蔵山~両界山となっている。 現在の地図には虚空蔵山・両界山の名は記載されていない。 麓からだと高妻山頂上まで片道4時間以上かかるので、行程・天候・装備等整えること。 一不動から戸隠山へも縦走路が延びている。 2001年10月、戸隠キャンプ場から五地藏山へ至る尾根道である弥勒尾根新道が開通し、一不動避難小屋を経由せず、戸隠キャンプ場から五地藏山を経て高妻山へ至るルートをとることも可能になった。

このエリアについて

掲載されている山

高妻山, 戸隠山, 乙妻山, 五地蔵山, 九頭龍山, 本院岳

  • 五地蔵山

    標高 1996 m

  • 高妻山

    標高 2353 m

    整った三角錐の山容から「戸隠富士」とも称される高妻山は、新潟県妙高市と長野県長野市にまたがる標高2,353mの山。戸隠連峰の最高峰で、連峰を代表する戸隠山(標高1,904m)を差し置き日本百名山に選ばれている。平安~江戸時代にかけて修験の山だっただけに、山頂へ至る稜線上には、今も一から十までの石祠が置かれている(山頂が十阿弥陀)。登山道は戸隠キャンプ場からの一不動経由と近年開削された弥勒新道があり、前者は滑滝や一枚岩の帯岩などのある沢コース、後者は急斜面の尾根をひたすら登っていくコースで、両者は五地蔵山の先で合流する。歩行時間が長くアップダウンの多い行程だけに、山麓に前泊して早朝から登りたい。

  • 戸隠山

    標高 1904 m

    戸隠山(とがくしやま)は、長野県長野市にある山。戸隠連峰の一峰で、標高は1,904m。400万年前から270万年前頃の新第三紀の海底火山由来の火成岩が、山体を作っていると考えられる。 信州百名山および北信五岳のひとつ。長野市の中心部から北西へ直線で20km余りの場所にあり、麓の戸隠高原には戸隠バードラインが通じる。北方約4kmには日本百名山の高妻山がある。 古くから修験道場や戸隠流忍者の里としても知られている。中腹には戸隠神社(奥社)があり、廃仏毀釈までは聖観音菩薩を祀っていたほか、摂社に地主神の九頭龍社が祀られている。また、当山と同じく修験道場として知られる飯縄山は東南東へ直線で約10kmほどの場所にある。 全体として古い岩質で構成され脆く崩れやすい地質のため、登山の上級者向けの山とされる。登山者は山の形状が屏風形であるため切り立った崖を登るか縦走とならざるをえず、幅50cm前後しかない尾根上が登山路となり両側が断崖絶壁である「蟻の塔渡り」など危険な場所が多い。 「戸隠(とがくし)」の名は、「天照大御神(あまてらすおおみかみ)が、高天ヶ原の天の岩戸に隠れたとき、天手力雄命(たじからをのみこと)が、その岩戸をここまで投げ飛ばし、世に光を取り戻した。」との伝説による。

  • 九頭龍山

    標高 1882 m

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