金剛山・二上山・大和葛城山

出典: Wikipedia

金剛山(こんごうさん、こんごうざん)は、奈良県御所市と大阪府南河内郡千早赤阪村との境目にある山。かつては高間山・高天山(たかまやま)や葛城嶺(かづらきのみね)といわれていた。金剛山地の主峰である。 標高1,125m。最高地点は葛木岳といい、御所市の葛木神社の本殿の裏にあるが、神域となっており立ち入ることはできないため、国見城跡の広場が山頂扱いされている。他に湧出岳1,112m、大日岳1,094mのピークがある。大阪府の最高地点 (1,053m) がこの山の中腹にあり、その旨の標識が掲出されている。三角点は湧出岳に設置されている。

このエリアについて

掲載されている山

金剛山, 二上山, 大和葛城山, 岩橋山, 高谷山, 東條山, 中葛城山, 屯鶴峯, ダイヤモンドトレール(ダイトレ)

  • 金剛山

    標高 1125 m

    奈良県と大阪府にまたがる金剛山地の主峰。標高1125mの山頂(葛木岳)には、関西では珍しい大社造りの葛木神社が立つ。ただし葛木岳は神域のため立ち入ることはできず、国見城跡、転法輪寺、売店などのある広場を山頂としている。金剛山一帯は金剛生駒紀泉国定公園に指定され、ロープウェイ(当分の間、運休)のある観光の山として人気が高いが、登山コースも数多く整備されている。コースは千早城跡や金剛山ロープウェイのある大阪府千早赤阪村を起点とするものがメインで、ロープウェイを利用すれば家族連れでも楽しめる。一方、奈良県側の登山道はレベルが高く、初心者は立ち入らないほうがいいだろう。なお、金剛山ならではの回数登山だが、すでに1万回を超えた猛者もいるとか。

  • 葛木岳

    標高 1125 m

    葛木岳(かつらぎたけ)は奈良県御所市に位置する標高1125mの山である。日本二百名山・金剛山は、修験道の開祖・役行者が修行した地であり、山頂に転法輪寺と葛木神社を建立した。葛木岳はこの金剛山の最高地点であるが、葛木神社の神域となっており、登山することはできない。詳細は金剛山を参照。 
https://yamap.com/mountains/118

  • 大和葛城山

    標高 958 m

    奈良県と大阪府にまたがり、金剛山地のほぼ中央に位置する。大阪府の最高峰(最高地点は金剛山)でもある。この山の魅力はなんといっても山頂一帯にあるヤマツツジの大群落で、例年5月上旬から咲き始め中旬に見頃を迎える(直前に要確認)。山が赤く染まる“一目百万本”を一度は眺めてみたい。山腹には空海ゆかりと伝えられる礎石や石垣などの史跡も残り、春の花から秋のススキ・紅葉、冬の樹氷など1年を通して味わいのある山である。奈良県側、大阪県側から何本もの登山コースが延びるが、奈良県側から北尾根を登って自然研究路経由で山頂に至り、くじらの滝へと下るコースが人気だ。山上部には国民宿舎葛城高原ロッジが立つので、1泊してご来光を眺めるのもおすすめ。

  • 二上山

    標高 517 m

    金剛山地北部に位置する二上山(標高517m)は、最高峰の雄岳と40mほど低い雌岳からなる双耳峰で、2つのピークがゆるやかに連なる山容は、遠くから見てもこの山だとすぐわかる。皇位継承権の争いに巻き込まれて亡くなった大津皇子の死を悲しんだ大伯皇女が万葉集に残した「うつそみの 人にある我れや 明日よりは 二上山(ふたかみやま)を 弟世(いろせ)と我が見む」の歌にも山名が詠まれている。山麓には古刹の當麻寺、雄岳山頂には二上山城の本丸跡、葛木二上神社があるなど、歴史深い山である。雄岳、雌岳ともに山頂からの展望はよく、河内平野と大和平野を一望できる。桜に囲まれた雌岳山頂は小広く、ランチを楽しむのに最適だ。

  • 湧出岳

    標高 1111 m

    湧出岳(ゆうしゅつだけ)は、奈良県御所市に位置する標高1111mの山である。日本二百名山・金剛山に連なるピークのひとつで山頂付近の展望はないものの、国土地理院の地形図に記された一等三角点「金剛山」はここに設置されている。詳細は金剛山を参照。 
https://yamap.com/mountains/118

エリア近辺の天気

関連する活動日記

同じタイプの地図を探す