活動データ
タイム
06:33
距離
9.9km
のぼり
713m
くだり
704m
活動詳細
すべて見る<鳥羽岳道歴史> 鳥羽から朝熊山金剛證寺へ登るには、三ルートあり。その一つが鳥羽岳道である。 この道は、鳥羽湾の坂手島・菅島・神島といった離島の人たちが、金剛證寺へ参詣するのに登った歴史道。 昭和39年、伊勢志摩スカイライン開通。 参詣人は、車で金剛證寺へ参るようになり鳥羽岳道から登る人はいなくなり廃道となってしまった。 地元の山会が、定期的に登られていたが今や高齢化で会も停止状態である。 山のグレードは、一般向きとしたが道は荒れているので要注意。 鳥羽岳道は、今回で4度目9年ぶりに歩いた。 町石は、文献を見ると3町毎に50町石建てられていたとある。今日見たのは、8町石のみである。 <鳥羽岳道の現況> 至るところで「くもの巣」が、張り巡らされ「くもの巣」街道となっていた。 また、倒木も見受けられた。それらを取り除いて整備しながら進む。 古いテープが残されていたが、以前あった標識もなくなっていた。分岐のみ赤テープを巻く。 上部(飯森山の先)に来ると、暗くて鬱蒼としている。 山腹を巻いていくが、鳥羽霊園との分岐にあった標識もなくなり間違いやすい。 この先の朝熊道は、荒れ放題で分かりにくいところもあり。 仮に間違っても上を目指せば、スカイラインに出る。但し、スカイラインは歩行禁止なので注意。 スカイラインの合流点には、伊勢市と鳥羽市と書かれた境界標識あり。 スカイライン出会地点と正面にテープがある。スカイラインを横断(10mほど)し山道に入る。 山側を30分ほど歩くと山上公苑付近に出るが山道は整備されていない。 鳥羽岳道途中に飯盛山(標高367m)あり。下からると見事な三角錐をした格好良い山容である。 直進と巻道あり。分岐から10分ほどで山頂に着く。 山頂は、樹林の中で展望なし。 東部に展望岩あり。鳥羽岳道の目玉である。 伊勢湾口の眺めが雄大なのでぜひ立ち寄って欲しい。ここで、1時間昼食休憩をとる。 <注意点> 三重県南部の山は、マダニ・ツツガムシが多い地域である。 今年も、朝熊ケ岳で刺され入院している人がいると聞く。 鳥羽岳道も陽のあたらない湿り気の多い道なので、長袖・長ズボン・スパッツ・帽子を着用のこと。 その他、地図とコンパスは必携。 <交通アクセス> ①電車 近鉄「池の浦」で下車するのが便利。 帰りは、「朝熊駅」から乗車。 ②自家用車 車が二台ある場合は、出会い広場と池の浦周辺に置き車をする。 車が一台のときは、どちらかに車を置いて近鉄電車を利用する。 ③徒歩 出会い広場~近鉄池の浦駅歩いた記録。 距離凡そ5.6km。タイム90分。 ④その他 池の浦駅~金剛證寺 距離6km 。タイム2時間余。
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