吹雪の中を頑張って出会えた最高の景色・丹沢主稜縦走2020-01-18

主人のお仕事のお休みが、二日続けて取れる事になりました（1ヶ月ぶり） かねてから、 神奈川県民として、神奈川県最高峰の蛭ヶ岳に登って、蛭ヶ岳山荘に泊まって、そこからの夜景が見たい、ご来光が見たい、それも空気の澄んだ冬の時期に！！という主人の願いをやっと叶える時が来ました。 で、どうせなら、西丹沢から登って、YAMAP富嶽三十六景ハイキングの檜洞丸を取ろうよ、主稜縦走しようよって事に（苦手克服ミッション含む） でも、天気予報は… 土曜日は南岸低気圧が接近の為雪の予報。でも午後には通過するらしい。 ならば、土曜日は天気悪くてもそのうち良くなるだろうし、日曜日はきっといいお天気のはずという事で実行する事にしました。 結果…土曜日は夜まで、吹雪、吹雪、氷の世界〜（笑） 余裕持って出発はしたものの、蛭ヶ岳が近くなるにつれて、雪がどんどん深くなり、 檜洞丸で、一人のお兄さんと遭遇した後は、誰に会う事もなく、ノートレースの雪の中を、人生初のラッセルです（笑）丹沢でラッセルするなんて思って無かった（笑） 雪の中をもがきながら、思うように進めずコースタイムも大幅にオーバー。 自分で言うのも何だけど、本当に頑張ったなと思いました（笑） 途中、何度か電話をくれて（機内モードにしてたから気づかなかった）、時間に遅れるかもと電話した時も励ましてくれて、心配して待っててくれた小屋番さんは、 『この吹雪の中、西丹沢からよく来た。ほんとに頑張った。それだけの体力があるって事だよ』と言って、何度も何度も褒めてくれて、とても嬉しかったです。 この日、蛭ヶ岳山荘に泊まったのは、西丹沢からの私達夫婦に加えて、大倉からソロの方と、青根からの３人の合計6名。 みな、それぞれ違った登山口から集まって、 みな、ノートレースの雪の中を格闘しながら登って来た同志の様に感じました。 一つのストーブの周りに、小屋番さん含め、皆で集まって寝るまで色んな話しをして、とても楽しい時間を過ごせました。 翌日は、期待通りの最高のお天気。 頑張ってほんと良かった〜。 蛭ヶ岳山荘、とってもいい山小屋です！ 寒いけど〜（笑） 🗻YAMAP富嶽三十六景ハイキングは、36分の15座め（檜洞丸）👍 ＊蛭ヶ岳山荘プチ情報＊ ・夕食は夏期はカレー、冬季はおでん ・暖房（ストーブ）が、自炊室兼、乾燥室兼、休憩室兼、食堂にしかありません。それも消灯の20時に消され、朝食の30分前（早出の人が居れば、それに合わせてくれます）につけられます。その部屋でも室温5度でした（笑） ・朝4時30分にエンヤのアルバム曲が流れ始めました。朝にふさわしい目覚めの曲です😆 ・枕元にスマホを置いて寝ると、寒さでバッテリーがすぐ無くなります。お布団に入れて一緒に寝ましょう。 ・カイロは、両足、お腹、腰に貼ると暖かかったです。背中にも欲しかったかな〜 ・床も冷たいので、ボアの室内履き持ってけば良かったなーと。 ・とにかく、防寒対策をしっかりしましょう！ 駐車場・西丹沢ビジターセンター（無料） 　　　　翌日…大倉→（神奈中バス）→渋沢駅→（小田急）→新松田駅→（富士急バス）→西丹沢ビジターセンターで車回収。 トイレ・西丹沢ビジターセンター、秦野戸川公園、堀山の家以外の山小屋（有料） 温泉・中川温泉　丹沢ホテル時之栖　土日800円