活動データ
タイム
07:34
距離
7.6km
のぼり
962m
くだり
962m
活動詳細
すべて見る妻と2人「栗沢山」と「アサヨ峰」に登ってきました。 どちらも登山をしない人には知名度の低い山ですが、栗沢山は「南アルプスの天然水」のCMで宇多田ヒカルさんが登った人気の山ですし、アサヨ峰は「日本三百名山」「山梨百名山」「日本百高山」に選ばれている名峰です。 北沢峠からピストンで登るルートは距離もコースタイムも短く、まともな登山が久しぶりな妻にはちょうどいいだろうと考えて選んだ山でしたが、ちょっと甘かった…。 命にかかわるような高度感のある核心部こそありませんが、両手を使わないと通過できない岩稜帯が往復で2時間近く続くルートは、長時間緊張感を強いられるせいか疲れました。ちなみに、下山してから「山梨 山のグレーディング」を確認したところ、技術的難易度C(ハシゴ・くさり場、また、場所により雪渓や渡渉箇所がある。ミスをすると転落・滑落などの事故となる場所がある。案内標識が不十分な箇所も含まれる。)となっていました。完全に中級者以上向けの山ルートでしたね。 しかも妻は軽い高山病になっていたらしく、せっかくの絶景を前にしてもどこか辛そうな表情でしたし、いつもより多く小休止しないと歩けない状態でした。いま思えば、駐車場がある戸台口から登山口の北沢峠まで標高差約1,000mをたった50分でバス移動した後、順応時間もとらずに2,700m超の2座に日帰りで登るという計画は、高山病になりやすい体質の妻にとって優しくなかったようです。 結果的には怪我もなく2座に登頂して戻ってこれましたし、甲斐駒ヶ岳・仙丈ヶ岳・北岳・間ノ岳・塩見岳・鳳凰三山など南アルプスの名峰を好天のもと眺めることができましたが、様々な課題も浮き彫りになる山行でした。 次回の山行では、睡眠時間、水の摂取量、高度順応などに気を使って、妻に辛い思いをさせないで高山に登る方法を探りたいと思います。
メンバー
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